遅いことは猫でもやる

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気楽で楽しいツアー参加 3

2013-02-06 13:43:44 | 雑感


ツアー3日目は五能線と三内丸山遺跡めぐりの旅 最終日。

本日は朝ゆったりと出発。羽越本線千畳敷駅11時36分発のローカル列車に乗車。千畳敷は太宰治、大町桂月の石碑が残る風光明媚な景勝地。本日も日本海は穏やかで、視界も良好。吹雪に荒れ狂う海を予想していたのだが、広く開けた平らな岩棚の千畳敷は対照的だ。駅のプラットホームの向こう側の崖は、滝が凍ったようになっていて壮観だ。ここから海岸沿いを30分程乗車し、終点深浦で下車。

車窓から見る日本海は、吹雪だったらもろに寒風が吹き付けるだろうと思うくらい線路脇まで迫っていた。




三内丸山の復元された遺跡


遺跡内で最も大きい建物内部

資料展示 蓼科の尖石縄文考古館よりはずいぶん整備されている

受付

次に訪れたのは三内丸山遺跡。縄文時代の大遺跡だ。東京ドーム75個分に紀元前5500~4000年の間に500人以上の人が住んでいたと推定される、当時最大級の集落遺跡である。当時はこんなに雪はふらなかっただろう。この雪の中で半年生きてゆくのは大変だ。また確かに建造物の面積や、柱の太さはずいぶん大きなものが残っている。当時の土木技術のレベルの高さが偲ばれる。
時間の制約と雪で、駆け足の説明となったが、黄色のコートを着たボランテイアガイドさんが熱を込めて説明してくれた。尖石縄文考古館の時もそうだったが、ボランテイアガイドさんはいつも熱心である。ここは2017年の世界遺産登録を目指しているそうである。


駅前のねぶたの家 ワ・ラッセ

丸山遺跡で観光コースは終了。駅前で小休止。ベイ・エリアや、ワ・ラッセ(ねぶた展示館)をちらっと覗いてバスで空港へ。冬、雪ということもあり、この企画は色々な乗り物を楽しむ旅であった。

楽しく気楽な旅が小牧空港で終わったのは、9時前であった。









気楽で楽しいツアー参加 2

2013-02-05 10:12:49 | 雑感

雪の奥入瀬渓谷






東北青森の旅2日目は、ホテル発朝7:40という早さ。それでも、ツアー参加者は全員出発3分前には集合して定刻通りスタート。
一路雪の奥入瀬渓谷をさかのぼる。以前冬に来た時は夜着いたので、渓谷の雪景色は見えなかったが、本日は雪の林間を縫って走る。
木々に雪が付き、渓谷には水が流れ、清々しい景色である。夏とは違った美しさだ。



十和田湖までは行かず、途中でUターン。八甲田山のロープウエイに向かう。こうして雪の中を走ると、「青森五連隊」の雪中行軍遭難事件が体感できる。ただ本日は吹雪ではなく陽が射しているので本当のところまでは行かないが、2mほどの雪の壁の中をバスは走る。
ロープウエイを降りたところは樹氷、モンスターが林立する、マイナス一五度の世界15分ほどいて早々に退散。スノーボードやスキーを楽しむ人が、ウイークデイにもかかわらず沢山ゴンドラに乗り合わせた。西洋人が案外多い。


ゴンドラからは窓越しに遠く、津軽、下北半島、青森市内、陸奥湾が臨める。冬にこんなに晴れるのはめったにないとのこと。ラッキーだ。だれの心がけがいいんだろう?
ロープウエイを降り、再び雪の壁を辿って、青森駅近くの魚菜センターで,「のっけ丼」の昼食。100円刻みの切符10枚が付いている切符を片手に、市場の中を回る。TVの撮影と違い、おまけはしてくれないので、逆に追加料金を払って魚類を色々載せて食す。酢飯が旨い。
具材を慌てて選んだが、もう少しじっくり場内を一周りしてから、気に入った所で選べばよかったとちょっぴり思いながら食す。1200~300円の海鮮丼になったが、それでもやっぱり美味。


金木駅

列車の中で食すのお酒とつまみ

列車到着

お腹が膨れた所で魚菜センターを後に、金木駅へ向かい、ストーブ列車に乗る。駅でお酒とつまみを調達。列車は1,2両かとおもいきや、なんと4両連結。お客は殆ど載っていない。テレビ東京の撮影があるとのことで特別に増結したらしい。それより、この列車には、アテンダント(というそうだ)の若い女性が乗って、津軽弁で色々説明をしてくれ、カメラのシャッターを押してくれる。説明は標準語の東北弁だそうだが、確かに生粋の津軽弁ではさっぱり意味がわからない。又車内販売の中年の販売員の口上が間又いい。二回り目にはお酒も「この先のバスの中でどうですか」「おみやげに石炭の形のお菓子はどうか」「スルメは早く焼かないと駅に着いてしまいます」などと楽しい。あっという間に終点津軽中里駅に到着。


駅名表示板も面白い

僅か15分しか乗らなかったけど、雪の里山の中を、ちびっと酒を楽しんで、隣の人からスルメを分けてもらい、ほっこり楽しい時間を過ごせた。
東北弁はなんとも温かい響きがする。本日はバス、ロープウエイ、電車、と乗り物ずくめの旅だったが、冬雪の中ではこんな物だろう。

気楽で楽しいツアー参加

2013-02-03 15:59:51 | 雑感

雪の中の「ねぶたの里」

寒い寒いと家の中で冬眠状態もどうかなと思い、いっそ雪深い東北へと小ツアー旅行へ参加してみた。
こういう国内のツアー旅行への参加は初めてである。結論を言えば、メンバーにも恵まれ、想像以上に快適な旅行であった。

県営の名古屋小牧空港から定刻通り出発。総員41名の大所帯だ。
小牧からのFDA便はほぼ満席。青森空港は吹雪。迎えのバスもほぼ満席。ほとんどが我々と同じ老夫婦二人連れ。大ベテランのガイドさんの津軽弁を楽しみながら旅のスタートである。
お互い健康で旅することが出来る幸運を噛みしめる。添乗員とガイドさんの支持に従っていれば、ベルトコンベヤーのごとく、全てが進行し何ら気を使わなくても良い。ツアーの気楽さである。

雪の中「ねぶたの里」到着。東北新幹線のトンネル脇の観光施設だが目的は昼食で、ねぶたの運行ショーをやっているところへは時間の都合で行けない。
ねぶたの下絵展示を見るだけで、本日の宿、古牧温泉星野リゾート青森屋へ。16時過ぎにはもう到着していた。以前に来たことのある古牧温泉だが、経営主体が変わり、工事中のところもあり、様子は変わっていた。本日はこれだけの予定。

お風呂はアルカリ泉でいかにも温泉らしい。夕食のバイキングを食べ過ぎ、日本酒もちょっと飲み過ぎ、パタンキューと寝てしまい。翌日の早立ちに備える。風呂も食事も細かい時間設定はなく自由である。
我々の年代ではバイキングは食べ過ぎの元、「◯◯放題」というメニューも健康には悪い、と改めて認識。

天心の譜(しらべ)

2013-02-02 16:12:34 | 雑感


知的障害者のノーマライズを促進する細川佳代子氏の制作総指揮(ホシザキ電機というより坂本精志前社長他後援)による映画である。

前作「幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~(包み込む)」で、気負わず淡々と、知的障害者を包み込む社会の風景を描いたのと趣を変えて、今回はオーケストラ指揮者、作曲家小林研一郎の感性を描いたものといって良いだろう。冒頭から出てくるオーケストラ(知的障害者がの演奏者に混じっている)の練習・指導風景がよーく小林研一郎:コバケンの心情を映している。単なる曲想の指導だけでなく、音楽との向き合い方、曲の心の汲み取り方、指揮への集中、演奏の技術的指導などを解りやすく具体的に指導している。

叱り、褒め、方向を示し、強弱を教える。厳しく、優しく。ここにはいま話題になっている体罰の入り込む余地はない。音楽への深い理解、広い教養なくしてこういう指導はできないだろう。

2011年の秋、コバケンは震災の被害にあった故郷・福島県を訪れた。生徒たちの琴の合奏を聞き、「息」の大切さ意味を語る。琴演奏の技術は文句ないが、息を合わせる事の意味、「息」とは自らの心と書く、心を合わせることの重要性を説く。

楽聖ベートーベンは耳が聞こえなくなってからも、素晴らしい交響曲を作曲し続けた。皆に感動してもらおうと必死に努力し、立派な曲を完成させた。戦後の焼け野原から日本人は必死に努力して今日まで復興してきた。日本人には凄いポテンシャルがある。それを信じ心を合わせて一生懸命やってゆこうじゃないか。と若い世代に訴えかける。

映画では、この映像の半分近くを撮影した、同じ障害者のスタッフ=ビリーブクルーの活躍や、同年アテネで開かれたスペシャルオリンピックス(SO)の世界大会に東北出身の選手が参加し、好成績を収める。そのことよりSO創始者ユニスシュライバーの、「選手には勝利か、それとも勝利を目指す勇気を与えよ」と言う演説の言葉が、復興を目指す人達へのエールとして心に響く。

とにかく、コバケンの人間性に感銘した。この映画は名古屋東新町の名演小劇場で見たのだが、2/1日で終わってしまったのがいかにも惜しい。小林研一郎のコンサートがあったらぜひとも聴きに行こう。