昨日の続き。
明神館の前から振り向けば明神岳がピラミッド状に聳える。
左岸を川沿いに遡ると時折水の澱みに出会う
東斜面には雪がまだ残っている
横尾尾根方面に開けた河原
道の両側にびっしり雪が残る
平らな林に出ると彼方にテントが見えてくる
徳沢園テント場
明神から小一時間歩いて徳沢園に着く。20張りくらいのテントで賑わう。小屋の前、テント用の炊事場脇で我々も昼飯。バーナーで飯を炊き、アマノフーズフリーズドライの玉子丼を作る。思ったより風味があり中々イケる味であった。持参のミルで挽いた珈琲も楽しみ更に奥へと進む。
間もなくまるまると太った猿に出会う。全く人を恐れない。
新村橋はワイヤーがけの吊橋で少々揺れる
渡りきった向こう岸からの新村橋
徳沢園から、奥又白出合いの信大山岳部慰霊碑を目指すが、思ったより距離があり、新村橋を渡って500mほどのところで断念。引き返す。
徳沢園の山小屋はまだ空いていた
行きには蕾だった二輪草が帰りにはまだ少しだが咲いていた
徳本峠への分岐を過ぎれば明神はすぐそこだ
明神橋を渡り嘉門次小屋へ
営業中の嘉門次小屋
絶品のイワナの骨酒
明神に近づくにつれ細かい雨粒が落ちてきた。これは帰りを急ぐかと明神館前で一服をして元気を取り戻すと、やっぱり嘉門次小屋の骨酒を通り越すわけには行くめえと、川を渡りイワナの骨酒目指し歩く。雨が降ってきておりお客は少なかったが、ここの骨酒はやっぱり絶品でほっといい気分になった。
左岸の道に戻り、河童橋目指してポクポク歩き、4時位に今日の宿西糸屋に到着。ゆったりとお風呂に入り、ビールを楽しんだ。昨年もお世話になったのだが、一段とサービスが良くなり、料理も季節感、地元感があり美味しかった。長男との酒が賑やかに進み少々飲み過ぎた。料金も手頃でここはおすすめである。
翌日はあいにく朝から空模様が怪しく、小雨も降っていたので早々にバスに乗り沢渡に。沢渡に着いたら空は晴れてきた。
のんびりした、いい散策だった。