将を射んと欲せば

 今日の神奈川新聞に、神奈川県内の15の蔵元が加盟する県酒造組合が女性ファンのすそ野を広げるために「女性のための中華街で神奈川の酒を楽しむ夕べ」を開催したとの記事が掲載されていた。この記事を読んで驚いたのは神奈川県内に少なくとも15の蔵元があること、中華料理と共に日本酒を味わって欲しいという発想、そしてターゲットが女性であること。

 まぁ、造り酒屋も15軒くらいはあるかも知れない。少なくとも郷秋<Gauche>は中華料理で日本酒を飲みたいとは思わないけれど、まぁ、いい。しかしだ、どうして「女性のため」なんだ?まあな、連れの女性が日本酒を飲みたいと言えば、男は日本酒の旨い店に行くか。「将を射んと欲せばまず馬を射よ」(漢字はこれであってる?)ってことなんだろうか。あるいは既に「将」は女性か?

 今日の1枚は、春の先駆け蕗の薹(ふきのとう)。味噌汁に散らされた、あのほろ苦さが懐かしいなぁ・・・。
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