何が足りない?

 F1 2006年シーズンもいよいよ佳境をむかえた。長く続いたヨーロッパラウンドもいよいよ今回のモンツァで終了し、次戦からは中国、日本、ブラジルと遠方でのレースが続き閉幕となる。

 イタリアGP最大の興味は、レース結果よりも、F1史上最強のドライバー、ミヒャエル・シューマッハの去就である。勿論、ここでミヒャエルが優勝し、更に一歩アロンソを追い詰めルことになれば、残り3戦がますます面白くなることは間違いないのであるが、それ以上に引退か続投かが気になるファンは多いはずである。

 さて、SAF1。万を持して放ったSA06により、少なくともミッドランドよりも前、場合によってはトロロッソの前に来るのではないかと期待されたSAF1であるが、蓋を開けてみれば今回も低位置の最下位。もっともミッドランドに遅れることコンマ06、大分詰め寄ってきたことは確かだ。

 しかし、エンジンパワーがものを言う超高速サーキットでこの結果では、やはり「何か」が足りないとしか言いようのない。勿論明日の予選までには更にセッティングをにつめタイムを削り落としていくことだろうが、それはライバルチームも同じこと。わずかな光明はモンタニーが叩き出した10番手タイムか。明日の予選がいまから楽しみである。


今日の1枚は、ツルボ。
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