今日の神奈川新聞より

1面:アライグマ生息、県内14市町に拡大中
    10年後には関東席巻か

 鎌倉市から始まり茅ヶ崎市や三浦市など、その生息域が三浦半島全体に広がっていたアライグマが、まったく捕獲しないでいると2013年には神奈川県全域に広がり、30年には富士山、秩父・奥多摩まで広がり、およそ100年後には関東甲信越全域に拡大するとのシミュレーション結果。
 
 アライグマは日本ではアニメの「ラスカル」で知られているが、愛らしいその姿とは裏腹に凶暴で繁殖力が高いために、ペットとして逃げ出したものが野生化して増えたようである。日本には天敵となる動物がいないことも増加の一因となっているようである。農作物を食い荒らすなどの被害が出ていることから、神奈川県では県内に約4,000頭いると推測されるアライグマを10年間で完全駆除する計画を策定しているという。

 アライグマは完全駆除される

26面:テレビ出演のチンパンジー
    「出過ぎ」は違法?

 繁殖を目的として千葉県市原氏の私立動物園「市原ぞうの国」で飼育されているチンパンジーが頻繁にテレビに出演しているのは、種の保存法に抵触する恐れがあるとして、環境庁が調査を始めたらしい。

 環境庁野生生物課によると「テレビ出演は繁殖期に入りつつあるチンパンジーに負担を強い、法抵触の恐れがある」らしいが、動物園側は「チンパンジーのテレビ撮影は2週間に1回ほどで負担は重くない」と話しているらしい。

 チンパンジーは繁殖に専念させなければならない

 同じ動物でありながら随分と待遇に差があるようだが、さて、人間は・・・
  

 今日もまた彼岸花。彼岸花は墓地に植えられていることが多いので嫌いだとおっしゃる方もいますが、彼岸花の地下茎にはリコリンとい毒があり、これを植えることで野犬や野ねずみによる掘り返しを防ぐために墓地に植えられたのだそうです。田んぼの畦に植えたのも有毒の彼岸花を植えることでねずみが土手に穴を開けて水が漏れるのを防ぐためだったそうです。
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