D800は安い

 勿論30万円と云う価格は相当高価であり、趣味のためにこれだけ投資しようと云う人は多くはないはずだし、買わなければならないプロであっても、若手にはかなり無理をしなければならない価格だと思うが、その上で郷秋<Gauche>は、D800はやっぱり安いと云いたい。何故なら44ヶ月前に発売されたD300228,000円もしたからである。

 

随分と長い事使い込んできて、今ではすっかり手に馴染んでいるD300だけれど、常に最新のモデルが最良なDSLRだから、新しいモデルが手元に来ると、残念ながらその活躍の場は無くなる。そろそろ手放す時期かなと思ってマニュアルだとか(とっくに切れているけれど)保証書だとかをまとめていたら、D300を買った時のレシートが出てきたのだ。

 

勿論のことだが、発売当初には一番高い値段がつけられ、その後徐々に下がりモデルチェンジ直前には当初の60%くらいまで価格が下落するのがデジタルカメラの通例だから、例えばD700の最終の価格とD800の価格を比べても意味はない。画素数だけがデジタルカメラの性能指標ではないけれど、そうは云ってもAPS-C1200万画素のD30022万円、フルサイズ1200万画素のD70028万円程度であったことを考えると、フルサイズ3600万画素のD80030万円と云う売り出し価格は超バーゲンと云う事が出来るだろうな。

 

 

今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない、遠目にはまだ冬枯れの森だけれど、注意深く観察すると、もうそこここに春を見つけることが出来る恩田の森の白山谷戸。第一、雲がもう春の雲ですね。

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