唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
単焦点大口径
3月22日対応をあれこれ検討し、一部を実行に移しつつある郷秋<Gauche>であるが、はたと考えた。ズームレンズばかりで良いのだろうかと。
実は既に2年前から35mm判フルサイズへの移行を意識して、少しずつ購入して来てはいたのだが、それらの多くはいずれもズームレンズで、しかもフィルム時代に設計されたものがほとんどである。ズームレンズとしては大口径と云われるf/2.8のレンズたちも、考えてみれば単焦点大口径のf/1.2とかf/1.4にはとてもとても太刀打ちが出来ないのでる。
このところ、Nikon(ニコン)からは24mm f/1.4、35mm f/1.4、85mm f/1.4と云う、飛び切り明るくて飛び切り高性能な単焦点レンズが矢継ぎ早に登場しているが、いずれも飛び切り高価なのと重たいのが珠に傷。
85mm f/1.4の後を追って85mm f/1.8が登場したが、コーティングの違いはあるにしても価格は225,750円(税込希望小売価格、以下同)から65,100円へ、重さは595gから350gへと、大幅に廉価かつ軽量化されている。24mmと35mmにも、出来ることならば28mmと105mmにもこのf/1.8のモデルを用意してもらいたいものである。
リーズナブルな価格でありながらズームレンズよりも2ランク上の光学性能と、大きく上質な「ボケ」が得られるなら、50mmも含め5本のレンズを揃えてみたくなる郷秋<Gauche>であるぞ。
と云う訳で今日の一枚は、(MFでは)郷秋<Gauche>が持っている唯一の単焦点大口径レンズ、50mm f/1.4(f/2に絞って)で撮った郷秋<Gauche>の机の上。雨の土曜日、たまたま机の上を綺麗にして撮れる状態だったので撮ったまでの一枚だけれど、蛍光灯スタンドの明かり一つで1/250秒(ISO 400)でシャッターが切れ、これだけ大きなボケが得られるのは、やはり単焦点ならではである。