怪しい乾電池

 しばらく使っていなかったF3HPとMD-4を使う必要が生じた。液漏れを避けるためにカメラ本体からもモータードライブからも電池を抜いていたし、買い置きもなかったので夕方、青葉台の「チャンプ」に買いに行った。端的に云えば明日一日動けは良いので、カメラ本体用の電池は高価なSR44ではなくLR44で十分だと思っていたし、MD-4も安いアルカリで良きと思って買いに行ったのだが・・・

 アルカリ単三、10本で240円。俄かに信じがたいが、間違いなく10本で240円。帰って来てからyodobashi.comで確認したが、パナソニック製(ブランド)の10本パックで880円、最安値の富士通製(ブランド)でさえ470円だ。10本で240円と云うこの安さって、いったいどういうことだ?!

 しかもだ、時が時なら(つまりフィルム全盛時代と云う事だが)、泣く子も黙るコダック製(ブランド)である。パッケージにはMade in Chinaと書かれているが、「製造者:イーストマン・コダック社」とも明記されている。コダックはいつから乾電池なんか作るようになったのだろうか。コダックの作るべきは乾電池じゃなくフィルムだろうと、郷秋<Gauche>は思うぞ。まぅ、こう云う事をする会社はダメになる、あるいはダメな会社はこう云う事をすると云う見本だな。



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