唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ニコンがD3200を発表
今年に入ってから幾度も書いている通り、云ってみれば「当初の予定通り」、今日、Nikon(ニコン)からD3100の後継機たるD3200が発表された。発売日は5月下旬との事で、正確な日にちは発表されていないが、いずれにせよ約一カ月後には登場することだろう。
予てよりの噂通りD3200の画素数は、入門機なのにニコンのフラッグシップ、D4の1600万画素をはるかに上回る2400万画素と、ほとんど掟破り。まあ、デジタルカメラの画質は画素数だけで決まる訳では無く、むしろ一つ一つの画素の大きさで決まるのだとは、これまで何度も書いてきた通りで、画素数が多いからD4よりも高画質だと云う事には、勿論ならない。
しかしだ、売り出し価格は予想以上に高価でD3100のこれまでの価格の倍近くになっている。上位機種であるはずのD5100よりも6割以上高価で、D7000にも限りなく近づいているなど、価格面でもDSLRの下剋上はついにここまで来たかと云わないではおられない程である。いずれ価格もこなれて来るだろうし、そうこうするうちにD5100もモデルチェンジすることだろう。そう考えれば、価格も含め極当たりまえのモデルチェンジとも云える。
ちなみに、D3200の発表と同時に、これまでだって「こんなに安いの」と驚きだったD3100が更に値下げでレンズキットが37,000円、ボディだけだと34,000円とまさに底値で、ある意味「買い」とも云えるな。でも、D3100は黒しかないんだな、今は。D3200は限定版ではなく、通常モデルで「赤」が選べるようだ。これは何だか欲しい感じだぞ。って、これまでのD3100程度まで価格がコナレないと郷秋<Gauche>には手が出せないけどね。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、雑草扱いされているきらいもあるけれど、この季節に欠かせない花、花韮(ななにら)。調べてみると、明治時代に渡来したアルゼンチン原産の植物。日本の気候が余程合うようで、今ではそこここで野生化している。やっぱり雑草か。