Samyang 7.5mm Fish Eye for M4/3

欲しいのになかなか買えないレンズにM4/3用のSamyang(サムヤン) 7.5mm Fish Eyeがある。なぜ欲しいかと云えば、単に安いから。M4/3用にはパナソニックから8mm Fish Eyeが出ているのだが6万円以上と、毎日使うレンズでもないのに相当高価。一方SamyangFish Eyeは国内で発売になればパナソニックの半額以下の3万円程度が予想される。

 

だけれど、既にSamyangのレンズを取り扱っているフジヤカメラでもなかなかM4/3用の7.5mm Fish Eyeの取扱が始まらない。それなら海外通販でと思っていろいろ探したけれど、見つけたショップでは日本へは出荷しないとのこと。で、ようやく見つけたのがSamyangOEMRokinoブランドの7.5mm Fish Eye for M4/3B&H Foto299ドル。シッピングがFedExだと76.8ドル。10万円以下の光学製品は非課税化のようだから、だとすると3万円。誰か試しに買ってみませんか?

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今日の恩田の森の紅葉と黄葉。

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クリスマス・リース

今日、ようやく玄関ドアにクリスマス・リースを飾りました。イエス・キリストの降誕を待ち望む降誕節(アドベント)は、今年は1127日に始まりました。本当はリースもツリーも27日に飾るのが良いのだと思いますが、何とか約一週間遅れで飾ることができました。

 

ところで、リースはクリスマスだけのものではないようですね。だからクリスマスに飾るものを特にクリスマス・リースと云うわけですが、ではなぜリースは丸い、つまり円形なのか。郷秋<Gauche>の勝手な想像ですが、丸が完全な形だからではないかと思うのです。三角形や四角形は辺の長さによっていろいろな形のものが存在するけれど、丸はただ一つ。つぶれていたらそれは楕円形であって、丸、つまり円ではないですからね。

 

それともひとつ、丸には終わりがない。三角形や四角形だって終わりはないけれど角がある。丸は常に滑らから曲線で形成されて終わりがない。だから、例えば良い事、幸福が途切れなく循環するように。あるいは丸が完全であることから、邪悪なもの、悪魔を寄せ付けないようにとか。日本で行われる地鎮祭では祭壇の周りに四本の笹竹を刺し、縄を張りますね。これはその中は聖域であり、穢れたものが入らないようにするためだそうですが、丸いリースには同じ意味があるんじゃないかと思ったりするわけです。

 

クリスマスの楽しいオーナメント(飾り)の一つに、アドベント・クランツがあります。これは、クリスマス・リースをテーブルの上に置き、その内側に四本のロウソクを立てたものです。降誕節(アドベント)最初の主日(日曜日)に最初のロウソクに火を灯します(教会であれば礼拝の時。家庭であれば夕食の時でしょうか)。第二主日には一本目と二本目のロウソクに、第三主日には一本目と二本目と三本目、そして第四主日にはすべてのロウソクに火を灯します。四本のロウソクに火が灯ると、いよいよ降誕日(クリスマス)がやって来るわけですね。

 

 

今日の一枚は、我が家の玄関ドアのクリスマス・リース。夕方になってから取り付けたものですから、写真はストロボ頼り。昼間ならもう少し綺麗に撮れるのですが(^^;

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ビビッドに伝える?

 今日の神奈川新聞の「デスクノート」に「(前略)寄せられる支援情報をビビッドに伝える手だてに腐心した日々がよみがえると書かれていた。3.11震災後の紙面作りに苦心したことを書いているのだが、「ビビッドに伝える」とはいったいどういう意味なのだろうか。

 

 「ビビッドな色使い」などと使うことはある。「生き生きとして鮮やかな」と云う意味だ。広辞苑には「目のさめるようなさま。新鮮なさま」の前に「いきいきしたさま。真に迫ったさま」と書かれている。高田氏はこの「いきいきしたさま。真に迫ったさま」の意味で使ったのだろうと思われるが、例えば、高齢者や中学生に正しくすんなりと伝わったであろうか。

 

カタカナ語が多用される風潮に批判的な記事を書くのも新聞である。その新聞が国民に広く認識されているとは思えないカタカナ語を使って記事を書くのはいかがなものか。すべての読者に優しい新聞作りのためには、文字を大きくすればそれで良いと云う事ではないだろう。カタカナ語や妙な略語を使わないことだって大切なことのはずである。

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答えは「ロイター」にあった

昨日書いた、ニコンからタイの洪水被害に関する第4 と題する小文の最後に「ならば利幅の大きいD700D300Sの後継機の発表・発売を急いだ方が良いように思うのだが、何故かいずれもなかなか出て来ない。どうなっているんだろうね。」と書いた。タイの工場でD800を作っている訳じゃないのにどうしてD800の登場が遅れているのかと云う事なのだが、その答えを1128日付けの「ロイター」で見つけた。まずは、そのロイターの記事をご覧頂きたい(Click here)。

 

D800にはソニー製の36メガピクセルのイメージセンサーが搭載されることになっている。そのソニー製のイメージセンサーはタイのハンガディ工業団地にある半導体工場で生産されている。その工場が洪水被害に合って操業が停止している。ソニーはハンガディ工場で生産していたイメージセンサーを国内の熊本工場で代替生産する準備を進めており、年明けから生産を開始し、春から本格稼働する見通しだと云う。

 

つまりだ、デジタルカメラにとって最も重要なパーツであるイメージセンサーが納入されないために、ニコンはD800を製造したくてもできないのである。1111日に予定されていたソニーのNECX-7が「発売日未定」(1020日発表)となったのと同じ理由なのだ。どうしてこのことに気付かなかったのだろう。ほんの少しだけ想像力を働かせればすぐに気が付くことだったのに。

 

と云う訳でD800は、ソニーの熊本工場でのイメージセンサー代替生産が始まる2012年早々、あるいは本格稼働となる春以降にならなければ登場しないのである。

 

 

今日の一枚は、デジタルカメラの心臓部、イメージセンサー(正確には、見えているのはローパスフィルターで、その奥にイメージセンサーがある)。ミラーレスはレンズを外すとすぐに現れるが、一眼レフはその前にミラーがあるので、ミラーアップしないとイメージセンサーは見えない。D70時代には、時々ミラーアップしてブロワ―でゴミを吹き飛ばしていたものだけれど、D200以降は超音波で付着したゴミを振るい落とす装置が導入されたのでイメージセンサーにお目にかかる機会はすっかり無くなった。

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ニコンからタイの洪水被害に関する第4報

 洪水被害により水没していたタイのアユタヤ県にあるニコンの工場(ニコンタイランド社)周辺の排水が1126日に完了したようである。これから生産設備の復旧作業に取りかかり、来年3月までには被災前の生産体制にしたいとの事。(詳細は 

 

それに先立ち、タイ国内の協力工場で売れ筋の(と云う事は、D3100D5100が中心か)DSLRの生産を開始しているニコンだが、本来の工場が完全復旧するまでは品薄状態が続くことになるんだろうな。

 

タイの工場ではD3100D5100D7000そしてD300S(海外向け)と、量販クラスのレンズを生産していたわけだが、その生産がストップし、更にはD700D300Sの国内向け出荷を1119日に終了していることから(see here)、「売るものが無い」状態となっている訳で、代替え工場での生産を急いだのも頷ける。

 

しかしD3100D5100のような低価格機は販売台数が多いからシェア拡大には貢献できても、1台当たりの利益は相当薄く、経営への貢献はいま一つのはず。ならば利幅の大きいD700D300Sの後継機の発表・発売を急いだ方が良いように思うのだが、何故かいずれもなかなか出て来ない。どうなっているんだろうね。

 

 

例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、ツワブキの蜜を吸わんと、まさに着陸(着花?)態勢の蜜蜂。ツワブキは漢字で書くと艶蕗。蕗(ふき)に良く似て葉に艶があるからと、判り易い命名。初冬に花を咲かせる。色彩の乏しくなった今どき、そこだけにぽっと明かりが灯ったようにも見る。

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