プリンタを修理した

 暫らく前から小さな用紙、具体的にはハガキを印刷すると最下部にインクの汚れが着くようになっていたのだが、昨年末に年賀状の印刷をしていたところ症状が一気に悪化し、汚れだけではなく用紙最下部の文字が上下に潰れるようなってしまった。

 郷秋<Gauche>愛用のプリンタはエプソンのPM-G4500と云うA3対応のものだが、購入から3年間、結構酷使していうからもう寿命か、確か3万5千円程度だったプリンタの修理代がいくらかかるのか、次に買うとすればPX-5Vと決めているがこれは6万円以上する、買い置きのインクが二箱もある・・・。

 正月休みの間中おおいに悩んだ結果、7日にサービスセンターに電話をして翌日引き取りに来てもらうことにした。エプソンのHPによれば引取り修理の基本料金が10,500円で引取り納品の送料が1,575円、それに部品代とある。合計2万円を超える可能性もあるかと思いながらも依頼した修理であったが、修理報告書によればプリントヘッドを交換しているようだが部品代は発生せず、基本料金+送料の12,075円で修理完了。ちなみに火曜日集荷で翌火曜日配送納品。価格もスピードも納得の修理で、郷秋<Gauche>の中でのエプソンの株値が少し、いや、結構上がった。

 PM-G4500は3600万画素を生かし切れるプリンタではないけれど、A3ノビまでのプリントができるし、郷秋<Gauche>程度の写真にはこのくらいのプリンタが相応しいとも云える。500円玉貯金がPX-5V買えるだけ溜まるまで、もう少し使うとするか(^^;



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縮小光学系

 photorumorsによればMetabones(紹介しておきながら無責任この上ないが、どう云う企業なのか郷秋<Gauche>はまったく情報を持っていない)がSpeed Boosterと云う名の縮小光学系を持った、フルフレーム用レンズをノンレフレックス(ミラーレス)カメラに装着するためのマウントアダプタを発表したようである。

 通常のマウントアダプタは物理的なマウント形状の変換とフランジバックの長さを調整するだけで光学系を持っていない、云わば「素通し」のリングでしかないのだが、MetabonesのSpeed Boosterは縮小光学系が内臓されているのがこれまでのマウントアダプタとの大きな違いである。

 フルフレーム用レンズをマウントアダプタを介してノンレフレックスカメラに装着すると、イメージセンサー(フィルム)の大きさの違いから、APS-Cに装着すると1.5倍、M4/3に装着すると2倍の焦点距離のレンズと同等の画角になるのだが、MetabonesのSpeed Boosterは縮小光学系を内臓することでオリジナルの画角と同じ画角で使えるようになっているのだと云う。

 つまり、50mmのレンズはAPS-Cに装着してもFT・M4/3に装着しても50mmのレンズとして使用できるのだと云う。もう一つのポイントは、レンズの明るさはレンズの口径と焦点距離によって決まって来ることから、レンズの口径が同じまま焦点距離が短くなることから開放F値、つまりレンズの明るさがオリジナルのものよりも明るくなるのだと云う。確かに原理的にはそうなるはずである。

 フルフレーム焦点用のレンズをAPS-Cに装着した場合、焦点距離が約70%短くなる代わりに約30%明るくなる。具体的には、50mm F1.2のレンズが焦点距離35mm F0.9のレンズとして使えるようになると云う事である(レンズの焦点点距離は35mmとなるが、イメージセンサーの大きさの関係から、画角は1.5倍となり50mmとほぼ同じものとなる)。

 縮小光学系で思い出すのは、Nikon(ニコン)D1登場以前に存在したEシリーズである。E2は1995年9月に発売になった130万画素の2/3インチCCDを持つデジタル一眼レフであるが(ちなみに定価は当時として破格の低価格で110万円)、2/3インチCCD用のレンズが無かったために通常のニッコールレンズ(当然フルフレーム)が使えるように縮小光学系がボディに内臓されていたのである。

 2/3インチCCDを持つカメラの標準レンズ(50mm相当)は12.5mmと、クロップは×4となる。つまり50mmのニッコールレンズの焦点距離を1/4の縮小するための光学系が内臓されていた訳で、と云う事はとてつもなく明るい標準レンズとなっていたことにもなるのだが、このことを伝える文献を郷秋<Gauche>は未だかつて目にしたことがない。どなたか情報をお持ちであれば是非ともご教示頂きたいものである。

注:眠い目を擦りながらとにかく打ち込みました。誤字脱字、ミスタイプ、錯誤による誤記は明日以降に修正することを予めご承知おきください。

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コダックとポラロイド

 コダックは「元」カメラメーカーであり、ごく最近までは世界に冠たるフィルムメーカーであった。一方ポラロイドは、インスタントカメラの代名詞にまでなった独創的なカメラメーカーだったが、これもまた既に忘れ去られたメーカーである。

 コダックとポラロイド、それぞれのブランドを冠したカメラが2013年中に復活するかも知れないとのニュース。コダックブランドのカメラがどのようなものになるのかは現段階ではまったく不明であるが、ポラロイドは先に行われたCESにおいてプロトタイプを展示している。イメージセンサーはどうやら1インチのようだし、先行して発表されていたその姿はやけにNikon(ニコン)1のJシリーズに似ているのだが、ニコン1とは違った、まったく不思議な電子接点をもったマウントの写真が公開されている。

 いずれにしても多様性が保たれる(選択肢が増える)のはユーザーとしては嬉しいことだけれど、コダックにしてもポラロイドにしても過去の大きな成功を背負っているだけに、果たしてその名にふさわしいカメラとなるのかどうかが成否を分けるポイントにあるだろうな。

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メジロ

 恩田の森を歩いて写真を撮るようになってから、草花の名前は多少覚えたけれど、鳥の名前は一向に憶えない郷秋<Gauche>ではあるが、さすがにメジロはすぐにわかる。




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気になるカメラ

 SAMSUNG NX300が気になる。でも日本では買えない。韓国製のクルマも幾度となく日本進出にトライしているのだが、売れない。カメラはどうなんだろう。APS-CだからLUMIXやNEXと競合することになる訳だけが、それらよりも20%程度安ければそれなりに売れるんじゃないかな?どうしても欲しければソウルまで買いに行けば良いだけの話ではあるのだけれど、そこまでして欲しいと云う程ではないかな。

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52mmと55mm

 Nikon(ニコン)から1システムの新型、J3とS1が発表となったことは先日書いた。今日は同時に発表された1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6と1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6について書きたい。

 この二本のレンズは型番でお気づきの通り、どちらもVRが内臓になっている。10-100mmは望遠側はフルフレーム換算(以下、同様)270mmの画角になるのでVRは必須であるが、驚きは広角側18mmの6.7-13mmにもVRが搭載されたことである。軽量コンパクトなカメラほど手振れの可能性は大きくなる訳なので、このクラスのレンズにVRを搭載したことは大いに意義がある。さすがニコンである。

 一方で、そのさすがのニコンがどうして?と思わざるを得ないことも、実はある。それはアタッチメントサイズ(フィルター径)である。10-100の55mmに対して6.7-13mmは52mmと3mm小さい。この微妙な差はいったい何なのだ。

 かつてのMFニッコールレンズは52mmと云うフィルター径に異常なまでのこだわりがあり、その結果、24mm F2.8から200mm F4まで全て52mmで統一された。フィルターを多用した時代で、モノクロームの撮影においては赤、黄色、グリーンなど、カラー撮影においては色温度変換のフィルター、52mmのものを各1枚買えば事実上すべてのレンズに使い回し出来ると大きなメリットとなっていた。しかしデメリットもあった。それは「見た目」である。

 いや、この際見た目は置くとしても、わずか3mmの違いでフィルターを使い回す事が出来ないこの二本のレンズはいかがなものだろうか。昔のように頻繁にフィルターを使う事はないとしてもだ、例えばPL、クロススクリーン、ソフトと云ったフィルターの出番は少なくない。最大でも55mmならそれほど高価ではないとしてもだ、例えばこの3種類を2サイズ揃えようとすれば結構な出費になる。たった3mm、どうにかならなかったのか、ニコン!


 カメラのレンズはその形状にもよるが、大雑把に云えばボディ側よりも先端の方が「若干」太くなっているものが美しい。ボディ側より先端が細くなっているものは美しくない。この、云わば郷秋<Gauche>の「レンズ美学」に基づけば、現行のニコン廉価版DSLR用の標準ズームはまったく美しくない。若い頃に随分と世話になったレンズではあるが、200mm F4もまたは数あるニッコールレンズの中で最も美しくないレンズの一つであると云える。郷秋<Gauche>が、ちょっと古いしVRも付いていないのに、D60、D3100、D5100用にわざわざ中古良品を探してまで18-70mmを使っているのは、これが理由である。

 比較のための並べたのはAF-S 28-70 F2.8 D。200mm F4とほぼ同じ長さだが、はるかに太くてしかも先の方が太いので郷秋<Gauche>お気に入りのレンズだ。しかし、やたらに重いしVRが付いていないので活躍の場面は限られている。ちなみにフィルター径は77mm。

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離婚? 結婚??


 今更離婚するのも、増してや結婚など、面倒臭くてしたいとも思わない。それじゃぁ、どうしてこんなものを持っているのかと云えば、区役所でもらって来た訳では無く新聞の折り込み広告として入っていたのだ。嘘じゃないが、本物通りの様式なのかどうかは定かではない。遠い記憶を手繰り寄せれば、大昔の婚姻届には保証人が署名捺印する欄があったはずだが、写真の婚姻届にはその欄が無い。今時はこう云うものか?

 木曜の22時からの番組で、今晩がその初回らしい(と云う事はもう間もなくスタート)。我が家で購読しているローカル紙(神奈川新聞)にまで入っていたと云う事は三大紙には勿論入っていたことだろうな。別にCXだからと片棒を担いでいる訳では無い。今どき、こう云う折り込み広告が入って来るのだと驚いただけである。どのみち郷秋<Gauche>は年に20回しかテレビ見ないから関係ないけどね。

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ニコンの新製品

 一昨日書いた通り、ニコンからいくつかの新製品が発表になった。残念ながら今月末に横浜で開催されるCP+を控えていることから、アクセサリを除くとFマウント製品の発表は無く、1シリーズとCOOLPIXシリーズのみの発表であった。

 しかしだ、ニコンは1シリーズに相当力を入れておるな。現在入手可能なボディはなんと6機種もあるのだから凄い。郷秋<Gauche>調べの価格順(ボディのみ)に廉価な方から並べるとこんな感じになる

J1:30,000円
V1:43,000円
J2:48,000円
S1:50,000円
J3:63,000円
V2:70,000円

 僅かな価格差できめ細かくラインナップされている6台だけれど、実はJ1は既にメーカー出荷も終了し、小売店の在庫が若干残っている程度、V1も間もなく出荷終了となるから、EVF内臓で廉価かつフツーの形のカメラが欲しい方は急いだ方がよろしいようである。

 かつてクルマの世界では「技術の日産、販売のトヨタ」などと云う言葉があったけれど、カメラ業界でも前者をニコン、後者をキヤノンに云い替えて揶揄していたようにも思う。そんな昔の事を思うとニコンの変身ぶりにはまったく驚いてしまう郷秋<Gauche>である。

 さて、今回は新型DSLRの発表はまったく無かった訳だが、先にも書いたように、これは今月末のCP+のお楽しみと云う事になるだろう。おそらく、おそらくだけれどD7000の後継機D7100がようやく登場する(一説にはD8000とも)。しかし、D300(S)の後継機は登場しない。APS-Cのフラグシップが欲しい方はD7000の後継機を、D300のフルフレーム版が欲しい方はD600を購入してくださいと云うのが、多分、多分だけれど、ニコンの戦略である。

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35年振りにアンプを買った

 一言アンプと云っても何のアンプなのか判らんぞという今どきである。はいはい、ステレオオーディオアンプでございます(以下、単にアンプと表記)。自室には知る人のみぞ知る、往年の名機(と云われている)サンスイAU-D907 Limitedがあるのだが、リビングでCDを聴くための装置がことごとく壊れてしまった。まさかの自宅のリビングで飲みながら食事をしながらiPodは無いだろうと、最少の投資で最大の効果を考えた結果購入したアンプがこれ。


いかに小さいかはCDトレイの大きさと比べると良くわかる。

 怪しい。とにかく怪しい中国製けれど、片チャンネル10Wで、しかもPCとデジタルで直接接続可能なUSB端子があると云うのが決め手になり昨年11月末に購入したもの。注文後3営業日には配送と云うので待っていたが届かない。4営業日辺りに在庫切れで配送が遅くなるとのメイル。場合によってはキャンセルするから、一体全体一週間遅れるのか一カ月なのか一年なのか教えて欲しいと連絡をしたが無の礫のまま一週間後に現物が届いた。製品も怪しいが販売店も怪しい。

 まったく何から何まで怪しいこのアンプはToppingデジタルアンプ TP30と云う。果たして音が出るのかと首をかしげながらCDプレイヤーとスピーカーをつないでみたら、音が出た。音質についてはまったく期待していしていなかったのだけれど、思い他、良い。期待していなかったから良いということか。CDプレイヤーの次にUSBケーブルでPCつないでiTunesを立ち上げてみたら、こちらもちゃんと音がでる。7,980円だと思うとちっと感動ものだ。

 ならばiPodをつないでも音が出るかと思い試してみたがこちらはNG。一体全体PCにインストールされたiTunesからの信号とiPodからの信号とのどこにどのような違いがあるのかまったくわからないデジタルデバイドな郷秋<Gauche>であるぞ。トホホ。

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ニコンJ3登場?!

 昨年9月に発売になったばかりのNikon(ニコン)1 V2だと云うのに、もうV3の発表ですか?
 例によってNikon Rumorsの情報によれば(see here)、米国ラスベガスで現地時間8日から開催されるCES 2013において、型番からはJ2の後継機になると思われるJ3と1シリーズの最廉価版となるS1、更に新しいズームレンズ(一つは広角ズーム、もう一つは高倍率手動ズーム)が発表されるのだと云う。

 昨年一番売れたノンレフレックスがJ1であったことは既に書いたが(こちら参照)、今年のニコンはJ2、J3そしてS1の三機種でメーカーシェアトップを狙う作戦なのだろうか。次々の新機種が出ることで、その度にイメージセンサーの小ささが克服されるのなら大歓迎であが、郷秋<Gauche>に買って欲しいと思うのならば、「F=1マウントアダプダー」使用時にもAFポイントが全て使えるように改良しないとだめだと思うよ。中央の1点だけでは使い物にならないからね。

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梅はまだかいな


 早い年には暮れから咲き始める恩田の森ですが、一番早いあかねの森の梅も今年はまだこんな感じ。開花までにはもう暫らく時間がかかりそうです。

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誕生日

 誕生日なんていったい何がめでたいのかと、ずーと思っていました。この世に生を受けたこと、そして一年間無事に生かされたことに感謝する日だと気付いたのは最近の事でした。まったく肝心なことに気が付くのが遅いのです。この分だと300年位生きていないと人様並みの常識が身に付かないかも知れません(^^;


 多分、生まれて数分後に父がリコーフレックスで撮ったもの。これ以前だと普通の家庭にカメラはなく、これ以後は産院や病院で出産するようになるから貴重な写真かも知れませ。桶に手を置き「かたまって」いるのは三歳年上の姉。

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雪中姫林檎


 小鳥が啄みに来るのだと云う、実家の姫林檎

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冬に咲く花

 冬に咲く花は少なくない。特に樹木で冬に花を咲かせるものは少ない。山茶花は秋の花だし、椿は春の花。


 昨日は、開花まで長い冬を越すためにいかにも暖かそうな毛皮をまとった辛夷(こぶし)の冬芽をご覧頂きましたが、今日ご覧いただいたのは枇杷(びわ)の花。南関東では年末から新年にかけてが花の時期となります。冬を越さなければならない辛夷よりは毛足が短いけれど、蕾は防寒のための毛に守られています。初夏の味の枇杷ですから、花が咲いてから収穫までは半年もかかるわけですね。

 さて、明日から(夜が明けたら)ちょいと帰省して来ます。最新のモバイル機器を持たず、「非常に弱い野良Wi-Fi電波」だけが頼りとなりますので、数日間はほとんどネット難民状態となりますことを予めお知らせしておきます。

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日本食は世界無形文化遺産になれるのか

 本日のYahoo!に「政府も日本の「食文化」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界無形文化遺産として登録申請した」とのニュース(産経新聞発)。一体全体いつ申請したのか書かれていなのだが、農林水産省のHPにはこんな記事があった。

 「日本の食文化については、世界的に見ても特徴的であり、これが無形文化遺産と認められることは世界の文化的多様性を豊かにすることともなり、非常に大きな意義を持ちます。このようなことから、我が国においても日本食文化の無形文化遺産登録を目指し調査・検討を重ね、本年3月にユネスコへ登録の提案を行いました。今後は、ユネスコの検討・審査を経て、最短で平成25年秋に可否が決定される予定です(農林水産省のHPから転載)。

注:産経が書いた「登録申請」と農水省の「登録の提案」の違いは不明。

 上の記事中の「本年3月」とは2012年の3月。政府が申請したのはもう9ヶ月も前の事である。(まっ、大晦日から新年にかけては、伝統的な日本料理や日本文化に集中的に接する数少ない時期だから、その時期に合わせた記事なのだとは思うけれど、まるで昨日や今日申請したかのような産経新聞の記事の書き方はどうだろう。

 果たして今年秋にめでたく登録となるのかどうかはわからないが、経済大国、軍事大国を目指すのではなく、技術大国だけを目指すのではなく、文化大国を目指すのは良いことだ。しかし、産経の記事は海外における日本料理や、海外への日本食品の輸出に力点を置いているが、それよりももっと「内」に目を向ける必要があるんじゃないかと郷秋<Gauche>は思うぞ
 
 さすがに正月は伝統的日本料理に触れる機会が多いけれど、普段の食生活はと云えば、ハンバーガーやらドーナツ、カップラーメンと云ったジャンクフードを大量に消費する若年層も少なくない。煮干しで出汁を取るとか、大根の桂剥き(かつらむき)ができるとか、そんなことを子どもの頃から身に付けて、自分が食べるものはちゃんと自分で作れる、日本の伝統的調理法を会得することは引いては日本文化全般を理解しそれを大切にする気持ちを育むことになるんじゃないかな。国際教育も良いけれど、それ以前に自国の文化、歴史、言語(日本語)をきちんと身に付けないとね(自戒の念を込めて)。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、開花の時までの寒さを乗り切るための毛皮をまとった、辛夷(こぶし)の花芽。

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