海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

ちょっと早めの成長記録~2016年10月その1・大きい組

2016年10月23日 23時34分04秒 | 成長記録
午前中の診察から帰宅し、受診後の2かめのお世話が一段落したところで、
今月も早めの測定に取り掛かりました。

数の都合で、すっかり月末恒例とは言えなくなってきているところ、
それに今月は冬眠入りの状況もあって、屋外生活中の大きい組から、
冬眠入りに差し支えの出ない範囲で。。。



その前に一昨日(10/21)夜、一番手で冬眠床入りのヘルマン13孵化仔♂こるも、
翌朝はまだ潜っていませんでしたが、その日の晩にはしっかり潜っており、
一番手確定、飼育スペースで潜っていった10/17の冬眠入りとします。


そしてそのこるもが冬眠床入りした一昨日(10/21)の朝から、
ヘルマン父かめ・はびとヘルマン11♀もあが、ほぼ潜った状態、
甲羅の一部が見えていますが、同じ位置で外に出た形跡がありません。

このまま動かないようなら、予想気温の推移を見たうえで、
冬眠床入りしてもらうタイミングを判断しようと思っています。



そんな冬眠入り・冬眠入り目前の3かめを除いた、屋外組の3かめ、
冬眠入りを控えたところで必要以上に活性化させることのないよう、
ぬるめの温度で短めに温浴してもらってから、体重のみの測定です。

お湯と言えるのは最初くらいで、ほぼ水の中なのですが、
マルギ2♂以外は、それなりに排泄しておりました。。。

( )内は、前月9/25比です。



結果



マルギ♂じょじ

1804g(11g↓)




ヘルマン♀くう

1186g(25g↓)




ヘルマン11孵化仔♂ふぃん

511g(12g↑)




ヘルマン13CB♀えぱ

761g(13g↑)




マルギ13CBふれあ

536g(20g↑)




マルギ♀ちゃご

2267g(47g↑)




マルギ♂ばる

867g(14g↓)








冬眠入り間近のこの時季、成長を期待できるものではありませんし、
冬眠準備態勢・食餌量の減少で、減量していて無理のない時季です。

増量して見えるのは、ぬるめの温度で短時間の温浴のため、
お腹に残っている内容物の影響でしょうね。。。

さすがに抱卵はないと思っていますが、一応触診で確認しています。


冬眠を控えたこの時季、かめずの体調変化を見落とすことないよう、
しっかりと観察を続け、タイミングを見定めていこうと思います。。。
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16ちゃご14号&21号、再び診察・・・

2016年10月23日 18時01分36秒 | マルギナータリクガメ
今日午前中、16ちゃご14号と21号を連れて、いつもの隣県の動物病院へ、
診察に行ってきました。

4週間前に続いて、2かめ揃っての2度目の受診です。



診察待ちの16ちゃご21号(左)と16ちゃご14号(右)


実は・・・

前週の日曜日のこと、16ちゃご21号が温浴中に溺れておりました、、、

午後から2度目の強制給餌(?)を終えた16ちゃご14号と21号、
そして頭部に障害がある16くう5号も一緒に3かめでの温浴、
ぬるめの温度で、ごく浅い中での短時間温浴でしたが・・・

強制給餌の片付けをしながら、ふと眼をやると、
ぐったりと首を伸ばし、浅い水の中に頭を沈めて、、、

水から上げると、ぐったりしたまま、時々苦しそうに首を伸ばして、
目を閉じたまま、口を開けて吐き出そうと?息を吸おうと?する仕草・・・

人工呼吸をすると、2回、それなりの量の水を吐き出して、
何とか息を吹き返してくれました。。。


早いうちに受診する間がありませんでしたので、様子を見ていましたが、
毎朝の給餌中の様子を見る限りでは活発に動いていましたが、
時々動きを止めて、首を伸ばして開口呼吸を、、、

それに食餌量もかなり減っているように見えました。

食餌に時間が掛かる2かめ用、干乾びてしまわないよう、
いつもかなり多めに置いていますので、正確には判りませんが・・・



16ちゃご21号


レントゲンや細かな診察はなしでしたが、状況から肺炎と判断して、
抗生物質注射を7日間、自宅で続けることになりました。

上の画像は、帰宅してから初めての注射を終えた直後の21号、
ドキドキが治まらないようで、しばらく固まっておりました。。。


注射をしてみて気付きましたが、14号よりは僅かに大きくなったくらい、
成長のペースは相変わらずゆっくりの21号ですが、
14号と比べると皮膚の厚さがまるで違っていました。

成長のペースが上がらないとは言え、自力での食餌に加え、
高栄養の強制給餌(?)で皮下脂肪が増えているような・・・??

というより、強制給餌(?)で僅かな栄養を確保するのがやっとの14号、
体重はほぼ全く増えていませんし、か細い身体に薄くなった皮膚、
無理のないことですね、、、、




それから16ちゃご14号のほう、前回8日間の注射とその後の強制給餌(?)で
体重増加が見られず、ゾンデを用いて直接胃内への本来の強制給餌を
勧められましたが・・・

用意された一番小さなゾンデでも、孵化仔の首と比べればかなりの太さ、、、

それ以前に口を開くことが出来ず、顎の骨に障害があると思われるところ、
口を無理に開いてゾンデを入れることを、毎日のように続けるのは・・・


せっかく用意して頂いたゾンデでしたが、丁重にお断りして、
僅かですが動くようになった口で、少しづつでも食餌を齧れるよう、
嘴の先を削れないか相談したところ、その場で道具をお借りすることに。。。





分かっていれば、老眼鏡を持って行ってたのですが、、、

それに画像は実際に使用した機械ですが、研磨部分自体の大きさが、
16ちゃご14号の頭部と変わらないくらい・・・


手を止めて持参のルーペで確認しながら、ちょっとづつ削ってみましたが・・・





口を開けることができない状態での研磨、卵嘴の出っ張りは削りましたが、
下に出た部分はとても、、、


16ちゃご14号のほうは、前回と同じカルシウム補給の注射を8日間、
今日帰宅後、21号の抗生物質とともに、初日の注射を済ませました。





ケージに戻すと、必死に葉っぱを齧ろうとしていましたが・・・

やはり厳しそうです、、、、



何とか改善することは出来ないか?これからも探っていくつもりですが、
まずは毎朝の2かめの注射、頑張らないと!!
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