海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

鞭毛虫・・・

2018年10月14日 12時16分18秒 | ヘルマンリクガメ
9月半ばに体重が激減した、ヒガシヘルマンの孵化仔18くう1号、
ひと足先に屋外からかめ部屋に収容し、先週のぶりくら市2018では、
お留守番に・・・

当初は下痢気味なものの、食欲はそれ程落ちていませんでしたので、
特に処置はしていませんでしたが、徐々に活動・食餌量は落ちてきて、
見た目にも痩せてきて、先月末には25.5g→20.7gまで減少、、、

そして、先週温浴をさせた際には、総排泄孔から明らかな血が・・・


まず疑ったのが、金属等の異物の誤食?それとも寄生虫か・・・??

爬虫類専門ではないものの、昨年から診て頂いている県内の病院を予約、
昨日土曜日夕方に診察して頂きました。

昨日病院に出掛ける前に排泄を期待して温浴、その際にも再び出血が、、、

温浴では排泄しませんでしたが、車で病院に向かう途中、様子を見た際、
排泄しているのを確認し、用意していたチャック袋に回収。。。



レントゲンで金属・石等の異物は確認できず、ガスが溜まっているくらい、
検便で鞭毛虫の一種ジアルジアが多くなっているとのこと。

ヒトや哺乳類では感染症の原因になりますが、リクガメ含む爬虫類では
健常時でもよく見られるようです。

屋外飼育にしている以上、何らかの回虫類や原虫類の寄生は当然ですが、
他に原因が見つからず、体調を崩している状況では害になり得ますので、
取り敢えずは駆虫することに。


原虫と言えば、メトロニダゾールの連日投与が頭に浮かびますが・・・

現在我が家では、屋外で冬眠準備中の11かめを除いて、屋内組24かめ、
小さな24かめに毎朝ゾンデチューブを使うと考えるとゾッとします、、、

ただ今回のジアルジア、健康な仔では駆虫の必要のない種の寄生虫ですし、
駆虫しても再感染は目に見えていますので、体調を崩している仔だけ、
1週間の投薬です。。。

正直なところ、ジアルジア感染が原因というより、体調を崩したために、
ジアルジアが増殖しているとしか思えないのですが・・・







昨夜のうちに早速一度目の投薬を済ませ、今朝の18くう1号の様子。

最近は朝から元気がなく、あまり動くところ見ていなかったのですが、
今朝は真っ先に餌場にやって来て、朝採れのヤブガラシを夢中に。。。

即効性があまりないための連日投与、そんなに早く効果が現れるとは
思えませんが・・・

取り敢えずは、ゾンデチューブを用いての投薬を一週間続けながら、
必要に応じて強制給餌を交えて、様子を見ます。







こちらは、昨年7月生まれの17くう2号。

誕生時から口を大きく拡げることが出来ず、立ち上がりが遅れたため、
販売には出さずに、我が家に残ってもらっている仔です。

十分な量を食べることが出来ず、ゆっくりとした成長ペースで、
未だ50gに満たず、今年生れの弟妹たちといっしょにしていますが、
食餌に対する執着は飛び抜けているようで、朝は一番の早起き、
常に食べている印象で、手足もだいぶ逞しくなってきたような・・・??







ついでに、我が家生まれのグッピー孵化仔♀“えびちゃん”です。

今年春、4-50匹生まれた数日後に、身体が「くの字」に曲がっており、
上手く泳げない仔がいることに気付きましたが、まさか成長するとは・・・

折れ曲った身体で前に泳ぐことが出来るよう、頭の後と尾の背側の筋肉が
発達しているようで、ホントに逞しく思えます。

ただ、身体が不安定なせいか、絶えず細かく体を動かし続けており、
写真のほうはなかなか、、、

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