海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

冬眠準備。。。

2016年10月10日 21時55分00秒 | 冬眠
先週の暑さから一転、この連休は急に冷え込んで、秋らしくなりましたね。


過去の記録を振り返ると、昨年の我が家での冬眠入り一番手(2年連続)、
ヘルマン父かめ・はびの冬眠入は10月10日、ちょうど1年前の今日でした。

しかも、年々冬眠入りが早くなっておりましたが・・・

気温が下がり、朝方まで冷たい雨が降り続けていた昨日、



昨日朝のヘルマン♂はび


雨が上がって夜が明けると、程なく餌場にやって来ました。。。


しかし、餌皿のタイルにはたくさんの葉っぱ、前日の食べ残しです。

・・・ということは前日あまり食べていない、というより普段は暴れ回って、
食餌が蹴散らされて、餌皿にはほとんど残っていないのですが・・・

雨が降ると活動量が落ちるマルギたちと違い、いつものヘルマン♂たちなら、
雨が降ると張り切って暴れ回るのですが、このところの気温の低下で、
活動量・食餌量伴に落ちてきているようです。



という訳で、昨日のうちに冬眠床を用意しました。

と言いつつ、ホントはそろそろと、手配していたものが一昨日届きました。





我が家では、冬眠床にハスクチップを使っています。

聞くところによると、他では落ち葉や腐葉土、藁等を使うのが一般的、
ハスクチップだとコストが高くなりますが・・・

初めて冬眠を試みようとした4年前、寝床の腐葉土に潜ろうとしないまま、
12月に入り、翌朝の予想気温が0℃となった日に、冬眠を断念しました、、、

また、冬眠床に用意していた藁には、白カビが発生してしまいました。


そこで、屋内ケージの頃から、屋外飼育スペースの寝床としても慣れている
ハスクチップを使ってみたところ、割とすんなりと潜って行ってくれて、
特に問題なく春を迎えてくれました。

その後、まだたかだか3回の冬眠の経験ですが、冬眠床を拡張して、
最初の3かめから昨シーズンの9かめと、完全屋外飼育を進めて、
これまでのところ、トラブルなく、皆無事に春を迎えてくれています。

冬眠床の拡張に伴い、当然ながらハスクチップ代も上がってきていますが、
かめずの安全(飼い主の安心!?)には変えられません。

というか、高くなるといっても、冬眠に不安を感じて断念することになり、
屋内で過ごしてもらうことを考えると、遥かに安いものです。

それに冬眠明け後は、冬眠床に用いていたハスクチップを天日干しして、
屋外飼育スペースの寝床として再利用、かめずにとって心地良い寝床と
なっていると思っています。。。


とは言え、質(安心)を落とすことなく、コストを下げることは出来ないか?と、
昨年まで用いていた、某社のペット(昆虫・爬虫類)用の業務用100Lから、
今年は植物用のハスクチップ(約180L)に切り替えました。





試しにこの夏前から使ってみて、これといった違いは感じられず、
もしかして出所は同じかも??という印象です。




そして、我が家の冬眠床





我が家の場合は完全屋外と言っても、外敵対策のためブロックとネットで囲った、
限られたスペースでの飼育です。

土地柄なのか?ネコにカラス、更にはイタチまで、頻繁にやって来る環境、
過去には放牧中のアダルト個体がネコやカラスに何度か襲撃されており、
たまたま早いうちに気付いて、大きな怪我には至っていませんが、
外敵対策は欠かせません・・・


飼育スペースに設置した寝床のハスクチップに潜って冬眠入りを確認してから、
かめ庭の南隅に設置している冬眠床に移ってもらっています。

本来なら、日陰になり温度が上がり難い、家の北側に設置するのがセオリーですが、
我が家の北側は道路に面したコンクリートの駐車スペースになっており、
ほぼ隣家の陰に入るブロック塀の北側=かめ庭の南隅に設置しております。。。





雨・雪と日差し対策のトタン屋根の下は、温度をより安定させる為に
ブロック2段前後掘り下げて、プラBOXを入れています。


手前に居るのは、散歩中にたまたま通りすがりのマルギ父かめ・じょじですが・・・

昨日のところ用意したのは、4つの冬眠床うちの大きいほうの2つ、
マルギ2♂に入ってもらう予定の小さいほうの2つは後日用意する予定です。

これまでの経験では、マルギの冬眠入りはヘルマンより遅く、11月に入ってから、
今年もそうなるはず!?と思って準備を始めていますが、果たして??


それからマルギ♂を単独にしているのは、我が家でのマルギ♂の攻撃性と
ヘルマンとの冬眠時期の違いが気になっての判断です。

日頃、より攻撃的なのはヘルマン♂で、マルギ♂のほうがおっとりしていますが、
マルギ♂の場合は攻撃に転じると、執拗に頭を狙って噛み付こうとします。

先に冬眠入りして、或いはまだ冬眠から冷めていない、活性が落ちた相手に対して、
いったいどのように反応するのか??と考えると、、、





かめずに冬眠床入りしてもらってからは、外敵・脱走対策にバーベキュー網、
その上に後方に見える板を置いて、重石をします。





最後に、記録のための最高・最低温度計を、画像のトタン屋根の陰と、
冬眠床4つのうち2か所に設置し、週毎の最高・最低温度を記録しています。




取り敢えず、間近と思われるヘルマンたちの冬眠入りに備えて準備しましたが、
昨夜から今朝にかけては、より一層冷え込み・・・

ヘルマン・マルギとも、なかなか寝床から出て来ませんでしたが、
晴れ渡って気温が上がったきた昼ごろからボチボチ起き出してきました。。。



ヘルマン♂はび


冬眠入り一番手候補(?)のはびも、昼過ぎに出て来て暫し日差しを浴び、
今日は風が収まり、暖かな日差しのお陰か?久々に食欲が上がったようで、
しばしかめ庭散歩を堪能して頂きました。。。

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2 コメント

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がびおさま (Taka)
2016-10-12 21:42:28
こんばんは、7月頃にコメントさせていただきました。
ヘルマンは、もう冬眠に入る時期なんですね!
11月に入ってから準備すればいいかな、ぐらいにのんびりかまえてました。
急いで準備しないとだめですね(汗)
ブリクラでは、また声掛けしますのでよろしくお願いいたします。
返信する
Takaさま (がびお)
2016-10-12 22:41:33
再度のコメント、ありがとうございます。

ペアが揃ったところで、初の冬眠の試みでしょうか??
決して無理されることなく、成功されることを願っています。

冬眠入りの時季は、地域・環境差、個体差がありますし、一概には言えませんが、
ここ数日の夜間・明方の気温の低下で、冬眠準備体制に入ったかめたちが多いと思います。
我が家は全国的に見ても早いほうだと思いますが・・・
ヘルマンでは概ね10月中だと思っていますが、初冬眠の仔はたいていは遅れがちで、
11月後半になることも少なくないです。

我が家では、昨日は寝床で潜ったままで、出て来なかったかめもいたようですが、
今日夜帰宅してから確認した限りでは、みんな少なからず外に出ていたようで、
それなりに食餌をした仔が多かったようです。
といっても、先週までと比べると、活動量・食餌量ともに明らかに落ちており、
着実に冬眠に向けての準備に入っていると思っています。

冬眠に備えて情報は集められていることと思いますが、何か気になることがありましたら、
私の経験でお答えできること、可能な範囲で
お答えしたいと思っていますので、
メッセージででもまたご連絡下さい。

では、来月のぶりくら市でお会いできることを、楽しみにしてます!
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