弁護士太田宏美の公式ブログ

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フィラデルフィアとワシントンDCでエバーグリーンを楽しむ(美しく)

2015年08月24日 | 日記

アメリカやイギリスを旅していて美しいと感じるのは一年中変わらない
緑の芝生の美しさです。
日本では芝生は冬は残念ながら枯れてしまいますが、英米ではそうではありません。

フィラデルフィアには独立記念日の前日にあたる7月3日に訪れました。
アメリカやイギリスではエバーグリーンの芝生を目いっぱい楽しむ習慣があります。

アメリカもイギリスも芝生は一年中緑です。
緑の芝生いっぱいの公園では一年を通していろいろな行事が行われます。

この日も独立記念日を祝うための前夜祭の野外コンサートが予定されていました。
暮れる前から人々が集まっていました。本当に楽しそうでした。

独立記念館に入場見学ができませんでしたが、1年に一度の独立記念日の行事を
みることができたのはもっと幸運でした。

   

端整なレンガ造りの独立記念館の前の公園にはたくさんの人が集まりつつありました。
時計塔も見ます。

見てください。本当にうきうきした雰囲気です。
アメリカ国旗もあちこちに見られます。
小型の国旗が配布されていました。私ももらいました。
こういうどうでもいいような小道具が案外雰囲気を盛り上げてくれるものです。

   

ステージでは準備中でしたが、よく見るといろいろ工夫がなされていることが見えてきました。

   

このジョージ・ワシントン像見てください。これは独立記念館の前に設置されているものです。
うまくステージの中に取り込まれています。
知らなければ、舞台装置の一小道具としてワシントンの銅像が作られたよう見えるほどです。
そして背後の幕は何と独立宣言文(The unanimous declaration of the
13th united States of America )のコピーでした。

    


フィラデルフィアの後に訪れたワシントンDCでもエバーグリーンの芝生の公園で催し物が行われており、
みんなが楽しんでいました。
ナショナル・モールの公園内です。
背景にワシントン記念塔が見えます。

   

夏ですから、特にワシントンの場合は日中でしたからとても暑いです。
でも緑の芝生のおかげで暑苦しさは感じません。

自然条件ですから、どうすることも出来ないのかも知れませんが、英米では緑の芝生の敷物が
人々に安らぎをもたらしているようです。
そして、その自然環境上のメリットを最大限に生かして楽しんでいます。

イギリスに滞在した3年間、芝生のある戸建ての住居に住みましたが、
緑は穏やかさをもたらしてくれるようです。
芝刈りをした後、独特の匂いが一面に立ち込めます。
私はあの匂いが大好きです。
何とも言えない安らぎを感じます。

緑が一面に広がる景色をみると、一気に、刈りたての芝生の匂いと穏やかで果てしなく
続く緑の大地の世界の住人になってしまいます。

本当にうらやましい限りです。
でも、その世界を短い時間でしたが楽しむことができました。
幸せでした。