今日も真夏を思わせるほど紫外線の強い光が降り注ぐ当地でしたが、僕は酷い肩こりと首のコリでもー大変。
その原因となったのが、取り付け後13年ほど経過したエアコンのお掃除。
もう90歳にもなる母の部屋のエアコン掃除なんですが、僕の目の手術の関係もあって、暫くしていませんでした。
毎年夏が終わるころに徹底清掃をするのですが、今年はギリギリのタイミングとなりました。
僕の目の関係もあって・・・つーか普通は頼まないだろうとも思いながらも、そこは親孝行と思って引き受けたのが運の尽き。運の付きなら良いのですがね(笑い)。
自分の体の調子の事もあって、そのエアコンも13年目に突入するし、そろそろ買い替えの時期じゃーないの?とは思ったものの、どこも悪いところは無く調子が良いらしいので、フィルターの清掃だけにしようと思ったのですがね。
一通りフィルターの掃除をして、本体にセットしたところ、母が「前回はこれを使ったが今回は使わないのか?」と前回の残りのエアコン洗浄スプレーを持ってくる。
ならば、ほんの少しスプレーして終わろうと思ったら、「新品がもう一本あるよ」と新品を持ってくる。
仕方が無いので、洗浄を始めると、何故か僕のお掃除魂に火がついてしまった・・・これが悲劇の始まり。
確かに先回は、ルーバーを広げて内部まで清掃をした記憶が蘇る。 仕方が無いのでルーバーを広げて内部を覗くと、案の定黒カビがビッシリ・・・。手の届く範囲を拭き取り、フィンも見た目は(遠目に)新品同様ピカピカとなった。 ここまでは、なんの問題も無くスムーズ。 片目になった分だけ時間はかかったけどねw。
すべて元通りに組み付けて、但し手動で動かしたルーバーだけは元の位置には戻らない。スイッチを入れると元に戻るんだけどね。
さて、念のために試運転。 運転は問題なし。 今回も綺麗になったと満足感に浸る。
そして、運転停止。 その瞬間になんとなく嫌な予感がよぎる。 切りボタンを押すとルーバーがゆっくり所定の位置に戻り始めるのですが、残り2センチ位のところで突然垂れ下がる。もう一度戻ろうとするのですが同じ。
それを2~3回繰り返すと、一番開いた状態で停止。要は、ルーバーが所定の位置に戻らなくなる不具合発生。
それからあーでもないこーでもないと、約2時間格闘するもルーバーは戻らず。どうやらルーバーのモーターが壊れてしまったらしい・・・。
なんか嫌な予感が的中した瞬間。 製造後10年以上経っているから当然部品もあるかどうかわからないし、たとえあったとしても修理代が最低でも3万円は軽くかかるらしい事が判明。
母曰く、やっぱり買い替えろって事だね~と一言・・・。そりゃ10年以上経過したエアコンは買い替えた方が安全に決まっている。 なら掃除なんかしないで、買い替えの判断を早くつけて欲しかったのが僕の本音。
お陰で今日は酷い肩こり首コリである。 これこそ正に、くたびれもうけの骨折り損ってやつだなw。
教訓
10年以上経過したエアコンはフィルター以外は触ったらあかん。ろくなことにはならないぞ!と。
今思えばエアコンの室内機の電源コード(専用コンセントにさしてある)も表面が経年劣化でベトついていた。ビニール製樹脂の典型的な経年劣化である。当然基板内部の経年劣化も進んでいたことだろう。
ある意味「怪我の功名」だったのかも知れない。
教訓
家電品の経年劣化はコードを見ればわかる。
あくまでも個人的な意見です。
最近、樹脂系(プラスチック製品も)経年劣化のサイクルが非常に早いと思います。ウレタン製品などは3年持ちません。消費文明の最たる姿でしょうね。 まるで買い替えを促進しているような・・・。
皆様の家電品も一度チェックをしてみてはいかがでしょうか