今日の話は充電式の電池の話です。どんな物も最後まで大切に使うをコンセプトに(←勝手に自分でそう思ってやってるだけ)このブログは節約をテーマに始めました。
節約生活をするなかで気が付いた事などを書き留めた、備忘録的なブログです。なので100%手前味噌。個人の独断と偏見の塊でつづられた記録なのでそのつもりでお読み下さい。
僕が使っている充電式電池の最も古い子が2008年頃に100均で買った電池達です。
今だに現役の子のもいますが、流石に現在はもう充電が上手く行かない物が多いです。4年も使っていると既に設計寿命を軽く超えている事でしょう。
そこで、今回は充電式電池の性能を軽くおさらいしときます。おっさんなんで記憶もまばら・・・整理のつもりで書いてます。
充電式電池の大まかな種類は4種類。①ニッケル水素電池②ニッカド電池③リチウムイオン電池④鉛蓄電池
おそらくはどこの家庭にもこの4種類はあるはずです。
①のニッケル水素電池は、単三型単四型型などありますね。僕が夜の照明用に使っている電池達です。主に100均で買った子達です。
②は最近では充電式のクリーナーなどの内蔵式電池として使われています。個人では取替えはほぼ不可能です。
③は今や主流でしょうね。ノートパソコンやタプレット、携帯電話にスマート端末などなど・・・。これなくして現代の生活は回らないでしょう・・・たぶん。
④これも、おなじみです。電池の歴史でこの存在は重要。車やバイクに使われています。僕に関しては、最近は部屋の照明の電源として使ってますけどね。
さて、知っている知っていないは別として、どの電池も家庭内のどこかで使われています。でも、その正しい?使い方となるとちと話が違ってくるかもしれません。
それぞれの電池にはやはり特性があります。個々の特性は専門的な事を書けば切が無いと思いますので、備忘録としては、「長く使う為に」をメインに書きます。
①のニッケル水素電池は、長く使う為には、5回に1回くらいは専用の器具による放電がメンテナンスとして必要なようです。しかし、過放電(電池を使っている機器が動かなくなるまで使う事)は電池を痛めます。なので専用の器具という事になるようです。一般的にリフレッシュ機能と呼ばれているようです。専用の充電器などにはその機能が付いている器具もありますね。
時間を掛けてゆっくり使い切る事が大切で、その意味ではソーラーライトなどのLED照明器具が偶然にもちょうど良かったようです。それが、100均で買った充電式電池が4年も使えた事に繋がったようです。
それで、理由は①の電池はメモリー効果が起こりやすいからだそうです。メモリー効果に関しては話が長くなるので省略します。ようは、継ぎ足し充電をなるべく避ける事です。また、自己放電も大きいので(使わなくても電気を消耗する事)、デジカメや高出力器具(モーターを用いる玩具など)で使う時は、使う前に充電してくださいと書いてありますね。この時も当然メモリー効果は起こりますから、5回に1回くらいはリフレッシュが必要となるわけです。
注意・・・過放電とは、電池の電圧が1セルあたり1.0v以下になっても使い続ける事だそうで、趣味でも無い限りはそのつどテスターで電圧を計りませんから、専用の充電器となるわけですね。
②のニッカド電池も同様で、メモリー効果があります。また、この電池はちょっと厄介で、過充電つまり充電のし過ぎで電池を痛める事が多いです。安物の充電式掃除機や充電式扇風機などは、使っている電池を十分に
確認した方が良いです。理由は安物(海外製)は過充電防止回路などがほぼ入っていないからです。僕もこの事を知るまでは無駄な投資をしました・・・とほほ。それで、一旦壊れた電池は二度と復活はしません。結局は電池の寿命をちじめる事になります。もちろん自己放電します。
③のリチウムイオン電池は、①②とは逆に、継ぎ足し充電が電池を長持ちさせます。ここが、忘れっぽい素人(→
が今回の記事を書くきっかけになりました)が陥りやすい所です。
①のニッケル水素電池と逆でメモリー効果が非常に少ない(補足:無いわけでは無いようですが、このあたりは意見が分かれている見たいです)少ないという点では一致している模様。きっと電池の原材料による違いなんでしょうね。また、自己放電はほとんど無いそうなので保存が効くという話に繋がります。
このリチウムイオン電子は、「過電圧充電、大電流充電、大電流放電を行わない。 深放電を行わない。 」が原則なようです。一つ一つの言葉を少しだけ掘り下げます。
過電圧充電・・・これは専用(付属)の充電器を使えば問題ないでしょう。
大電流充電・・・上記と同じだと・・・。
大電流放電・・・これは、バッテリ駆動時などにMAXパワーで機器を使わない事だと思います。
きっとスマホなんかで大量のデータをやり取りするとか?タブレット端末もパソコンと同じなのでCPUに付加がかかる作業はこれにあたると思いますよ。だから、スマホは電池が直ぐになくなるのでは?持ってないから推測ですけどね。最近流行の充電パックなどもそうだと思います。取説などに出力最大1Aとか書いてあったりするとこの数字がそのパックが流せる最大数値ですから、それ以下の機器の充電に使わないとバッテリーを痛める結果になるのでは?と。
深放電・・・バッテリーを最後まで使わない事です。赤になったらバッテリーの寿命がちじまったな・・・と思ってください。
今や主流のリチウムイオン電池ですが、実は使い方一つで変わる事がわかります。
また保存は、「極力充電量を少なくし、低温で保存する。」かなり専門的なので、予備が必要な方は詳しくご自身でお調べて下さい。
④の鉛蓄電池ですが、こちらはメモリー効果などはありませんが、過充電・過放電には弱く、また使っている間に、電極に硫酸化合物が付着して電極自体がダメになりますので車などは定期的な交換が必要になります。ただし最近では、資源の有効活用で、電極に付着した化合物を取り除きながら充電する専用機器なども売られていますので試されるのも一つの手段かと思います。僕も欲しいのですが・・・何せお金が無いので買えません・・・
。どなたか寄付してくだされば使用レポートなどを書きますけど・・・笑い。
実験をされた方のブログなどを読みますと、新品の状態から機能(サルフェーション溶解)が付いた専用の充電器を使った場合はかなり効果があるような事が書いてあります。専用の充電機器は相当の値段がしますが、効果も相応にあるようです。
自己放電はかなり大きいです。冬場のバッテリー上がりが起こる理由はこれですよ。自己放電しきったバッテリーは2度と復活しません。化学反応が起こらなくなるのでしょうね。また充電しないで使い切った場合もアウト・・・。何もしないで4年も放置したら2度とは復活しないパターンが多いと思います。
まとめ的な・・・思い。
どの電池にもいえる事ですが、使われている素材は、皆地球上の貴重な資源ばかりです。一つ一つの電池に使われている量は微々たるものですが、集まれば莫大な量になります。その資源を生かすも殺すも、私達一人一人の意識にかかっています。資源のない国が多くの人々や企業の努力で自国に無い資源を使ってここまで発展したのです。
これからの新しい時代に向けて、金銭的に余裕のある方は正しく使って正しく消費していただき、余裕の無い方は長く使えるコツを見つける。そんな流れになって来た気がします。
今日の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後に妄想的角度から。
力ずくで奪えば必ずや大きな反作用を生みます。この力という概念が時代と歴史の中で形を変えて来たに過ぎません。過去にはそれが、超人的な能力であった文明もありました。近年では武力である事は間違いありません。それが平和な時代では経済力であったりと・・・。そして、現在はすべてが同時に起こっています。ある意味ではそうまとめともいえるのかもしれません。