ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

聴覚障害者への理解を 「耳の日の集い」

2019年03月04日 10時49分12秒 | 障害者の自立

3月3日は、語呂合わせで「耳の日」だ。

この日に合わせ、聴覚に障害がある人たちへの理解を深めてもらうためのイベントが松山市で開かれた。

「耳の日の集い」は、聴覚障害者と触れ合うことで、理解を深めてもらおうと県内の難聴者などでつくる団体が初めて開催したもの。

イベントでは、愛媛大学医学部耳鼻咽喉科の寺岡正人医師が講演を行い、イヤホンを使ってスマートフォンなどから音楽を大音量で聞くことで、若い世代に難聴者が増えていることなどを紹介した。

一方、会場では、スマートフォンの音声認識機能を利用したアプリを使って、聴覚障害者と会話を行う体験コーナーが設けられるなど、来場者は、様々なコミュニケーションの方法に触れていた。

主催した「みみの会」えひめ県難聴者連合会は、「聴覚障害者と健常者が交流する場を今後も作っていきたい」としている。

2019.03.03        日テレNEWS24


パタヤのショッピングセンター、障害者用駐車場から少女を排除し謝罪

2019年03月04日 10時14分33秒 | 障害者の自立

2018年にオープンした、パタヤの北部ナクルアにあるショッピングセンター・ターミナル21パタヤが、障害者用駐車場を使っていた障害者の少女を排除し、高級車に使わせたことで謝罪しました。パタヤ現地英字メディアのPattaya Mailが、以下のように伝えています。

Terminal 21 apologizes for prioritizing rich drivers over disabled(ターミナル21、障害者用駐車場に高級車を優遇し謝罪)|Pattaya Mail

 動画が反響を呼ぶと、この高級車の男性はターミナル21パタヤに連絡し、彼女に会うとしていましたが、実際には現れませんでした。

ターミナル21パタヤの警備員は、バイクを通路に放り出したりしていない、通路に移動した後に、他の車の駐車場へ入場管理のために急いで持ち場に戻る必要があったので忘れていただけだという話などをしていました。

少女はこれについて、このようなターミナル21パタヤのスタッフの話は嘘だ。その時は駐車場で動いている車なんて一台しかなく、それは放り出されたバイクで動けなくなってしまった車だけだったと語っています。

本事件の反響を受けて、ターミナル21パタヤと高級車の運転者は、少女に謝罪をしました。

少女は「障害者も、皆さんと同じ”心”をもった人間なのだという事をわかってほしい」と語っています。

有識者は、障害者用の駐車場は、障害者は入口の近くで乗り降りすることが必要で、また車いすなどが使えるよう広い場所が必要なことに対応するためのもので、その必要性の理解が広がらなければいけないこと、当局は、このような事件を起こす事がないよう、これを他が使う事を違法とする法整備をしなければいけないと語っています。

上記が、報道されている概要です。

ターミナル21パタヤは北パタヤにオープンしたばかりのショッピングモールですが、このような事件があると、イメージが悪くなってしまいかねません。

貧富の差の大きいタイでは、富裕層が駐車場だけでなく、すべての面で露骨に優遇される、逆に言えば貧乏な層は差別されるのは「いつものこと」で、このような事件は頻発していますが、Facebookなどで広まる事で、これについての批判が起きているケースが増加しています。

タイの場合は貧富の差が大きい上に、社会における富の再配分が少ないので、実力や能力を培っていなくても、生まれた家が富裕層だというだけで富裕層となっている人間も多く、中世の貴族社会のように「生まれ」で社会的な階級や貧富の差が固定化してしまっており、それが差別的な行動や言動を生みやすくなっているいる傾向があります。

「を差別する者こそ、真の意味でのである」 (親鸞) (*)

日本の鎌倉時代の、浄土真宗の親鸞の言葉を思い出します。

タイにいる外国人としては、このような議論によって、そもそもの社会における「機会の均等」や富の再配分なども進んで行ってくれたらと思います。

2019年3月3日       タイランドハイパーリンクス


《平成考》障害者スポーツ 世界舞台へ支援進む

2019年03月04日 09時58分55秒 | 障害者の自立

 リハビリや社会参加の色合いが濃く、競技性が注目されることがあまりなかった障害者スポーツだが、平成の30年間で、選手を取り巻く環境はがらりと変わった。1983年に群馬県で開催された全国身体障害者スポーツ大会「愛のあかぎ大会」を契機に県内で振興機運が高まり、8年後に競技者悲願の障害者向け県施設が完成。2012年には別々の枠組みだった3障害(知的、身体、精神)を統合した県障害者スポーツ協会が発足し、支援は一層加速した。世界を舞台に戦うアスリートも育っており、向上しつつある競技環境の中、20年東京パラリンピックを目指している。

 障害者スポーツの振興で大きな役割を担ったのは、伊勢崎市にある「ふれあいスポーツプラザ」。愛のあかぎ大会の記念事業として、80年代に建設構想が持ち上がった。89年に着工し、2年後に完成。400メートルトラックがある陸上競技場に加え、体育室や車いす用のトイレもあり、使い勝手の良さから年約10万人が利用してきた。

ジャパンパラ大会で力走する全盲のランナー(右)

2019/03/03       上毛新聞ニュース


障害者からみた価値観の違い

2019年03月04日 09時45分37秒 | 障害者の自立

人はそれぞれ違った価値観を持っていると私は思います。そのせいで仲良くなったり、仲違いになったりします。酷い場合には、価値観の違う人を仲間はずれにしたり、いじめに発展する事もあるかと思います。私自身、協調性と共感性に障害があり強い疎外感を受けてました。それは何故なのか?自分なりに出した答えをまとめてみました。

その人は何を大事にしているのか?

人それぞれ、大事にしている物はあるかと思います。それがお金なのか、家族なのか、友人なのか、仕事なのか、それとも健康なのか。人それぞれ違うと思います。要はそれが価値観の違いに結びつくと私は考えています。私の知り合いで、お金を何よりも大事にする人は、昼夜、休日を問わず働き、その上に出費を最小限に抑えて、人付き合いも家族もほったらかしで、ただただひたすらお金を溜め続けていました。他には、毎日毎日睡眠もとらず働き詰めで、それがたたり一度大病を患いそれ以来、物凄く健康に気を使われている方もおられました。

人はそれぞれ違うもの

私は協調性が低い事が原因で、いくら注意されても周りに合わせるという事が出来ませんでした。加えて共感性が低い事が原因で、相手の気持ちや考え、価値観が理解出来ませんでした。また自分の気持ちや考え、価値観も殆ど理解してもらえる事はありませんでした。そうなるといくら話合っても、話は平行線でお互いに相手を理解する事が出来ずにいました。最初のうちは寂しさも有りましたが、徐々に煩わしさの方が勝るようになっていきました。そんな事の繰り返しで、私は人と疎遠になっていき、あまり自分から積極的に人と関わらなくなり、独りで行動する事が増えていきました。しかし、プライベートはそれで良くても、仕事では人と関わらない訳にはいきませんでした。当時の職場の方たちは、何度も時間をとって話し合い、私の価値観を理解しようとしてくれました。その上で、細かくは人それぞれ違ってもいいが、この職場の方向性、つまり価値観は「人を大事にするという事」なのでそれだけは忘れないで欲しい、と言われました。

相手との違いを認めるという事

当時の自分は何でも障害のせいにして、相手の価値観を理解しようとせず、自分の価値観が全てだと思っていました。相手の考えを理解しようとせず、ただただ自分の考えを押し付けて、それが受け入れて貰えないのであれば、独りの方がいいと考えていました。今では、先ず自分と相手との考えの違いをわかった上で、相手の価値観を認めるという事をすれば、相手も自分の価値観を認めてくれるのだと思うようになりました。対人関係は鏡みたいなもので、自分がしんどい時は、相手もしんどい。自分が嬉しい時は、相手も嬉しい。今はそう思うようにしています。

私は人と関わるという事は、その人に対して何か自分に無い物を求めているからだと思っています。それがお金なのか、人間性なのか、技術なのか、知識なのか、見極める必要があると思います。なぜなら、相手が求めている何かを失った時、その人は自分からは離れて行ってしまうからです。相手の価値観を知れば、相手が何を求めているのか解るかもしれません。自分自身の障害を理解した上で関わる人を選んでいき、また人から関わりたいと選ばれる人になりたいと思います。このコラムが読んで下さった方の少しでもお役に立てれば幸いです。 

障害者ドットコムニュース