GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

ラグビーW杯 日本勝利の例えが面白い。

2015-09-21 02:20:25 | Talk is Cheap
ラグビーのW杯イングランド大会、日本が優勝候補の強豪南アフリカに劇的な逆転勝利をした。
南アフリカは過去2回W杯で優勝経験がある強豪。世界ランキング3位今回の大会でも優勝候補に挙げられてる。一方日本は13位。

「世紀の大番狂わせ」「W杯史上最大の衝撃」と世界を驚かせたこの勝利。
このすごさを解説する言葉が色々ネット上で広まっていて面白い。
サッカーに例えて「日本がアルゼンチンやイタリアに勝つようなもの」。でもこれはあり得るなぁ。実際ブラジルに勝ったりしてるもんね。
レスリングに例えて「桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいすごい」ってのもあった。これは凄い例えだけど日本はそこ迄弱くない。

アニメに例えて「「ヤムチャがベジータに勝つようなもの」っていうのもあった。これはドラゴンボールファンならわかりやすいな。ヤムチャをクリリンに。ベジータをセルやフリーザ、魔神ブウに置き換えてもOKだな。

2020年の東京オリンピックに先駆けて日本でおこなわれる2019年のラグビーWカップ。
国立競技場の再設計問題で、メイン会場となるスタジアムが何処かまだ決まってないが(もう決まったのかな?)それに向けて幸先のいいスタートだね。
森元首相も喜んでるだろう(なんでこの人がメイン理事なのかはよくわからないが)。

この勢いで是非ベスト8以上を目指してほしいね。

ところで、ラグビーの起源や発祥は、サッカーをしてたプレイヤーが、ボールを持って走った事だって永らく言われてたが、これって地元お輿しのデマだったんだってね。じゃぁ実際は何だろう?
ラグビーから発展したであろうアメリカンフットボールが国民的スポーツののアメリカ。ラグビーの世界ランキング15位ってのは、ちょっと不思議。



おいしい漬け物が喰いたい

2015-09-21 00:53:27 | FOOD&DRINK
おいしい漬け物が無い。
京都の錦商店街だろうが、百貨店だろうが、スーパーは当然のごとく美味しい漬け物が無い。
そこにあるのは調味液と称した漬け汁にまぶした漬け物もどき。

いつからだろう、美味しい漬け物が無くなったのは。
減塩ブームのせいなのか?
梅干しも味噌も醤油も同じ理由で本来の味のものが少なくなった。カレーやラーメンの方がよっぽど含有塩分多いのにね。
塩を少なくしてしまったら殺菌や保存ができないから、保存料やphなんとかを混ぜる。そのままだと色が悪いから着色剤も混ぜる。そして旨味が足りないからってアミノ酸を混ぜる。これってもはや漬け物では無く調味液に浸した野菜でしかない。
本来、保存食である漬け物。でも、今は賞味期限が1週間も無いような商品が出回っている。

梅干しだってそう、なんだよ塩分8%とか減塩って。そんなのでちゃんとした梅干しができる訳が無い。梅酢調味液に浸した梅でしかない。塩辛くも干してもいなく、しその色ではなく着色料で色を付けた梅干風の商品でしかない。
ご家庭で漬けた10年ものの梅干し等をお客様からいただく事がある。酸っぱくて塩辛くてそれでいてまろやかで美味い。
蜂蜜入りとか減塩梅干しでは味わえない味。ましてや賞味期限がやたら短い梅干しなんて何?それはもはや梅干しじゃないだろ?

本来漬け物ってのは、塩と昆布と鷹の爪があればできる。
白菜や大根の漬け物は、よく洗って陰干しして、天然塩をまぶして昆布や鷹の爪を挟んで樽に入れ、重しを乗っけてりゃできる。乳酸発酵の独特の匂い。ちょっと酸っぱいようなこの匂い、今巷で売られてる漬け物には無い。
もっと簡単に鍋をして余った白菜をランダムに切り、大根は薄くスライスしてちょっと陰干ししてから塩まぶして、昆布(面倒なら塩昆布でもいい)と鷹の爪(面倒なら一味唐辛子粉末でもいい)と一緒にジップロックに入れて冷蔵庫に入れておけば浅漬けも簡単にできる。

今、家庭で糠床を使って野菜を漬けてる人は少なくなってる。糠床は毎日かき混ぜなきゃいけないから面倒だし、マンションじゃ床下や冷暗所もないからか?自分で漬けりゃ、美味しい野菜のぬか漬けが手軽に食べられるのにね。
一時期流行した塩麹漬けはどうなった?あれも減塩ブームのせいなのか間違った知識で広まってしまった。
塩糀一升に対し塩が三合、これがそのまま10:3って広まってしまったのは塩が多いと消費者が離れるからと思ったのか?塩糀一升:塩三合は重さに換算すると、塩糀1kg:塩600gで10:6だぞ。本来保存が目的である塩麹漬けが日持ちのしない熟成させるだけのものになってしまった。

ファストフードや外食、インスタント食品では平気で塩分取るくせに、本来塩の効果によって美味しくなる食材を保存料まみれの方を選ぶ消費者。
色が悪いからって買わないから、着色料でごまかす。化学調味料(旨味調味料)に舌が慣れてるから素材本来の旨味ダケじゃ味が薄いと勘違いしてる。
白菜、大根、茄子、胡瓜、素材の味ではなく調味液の味。本物の漬け物を見つけるのは最近じゃ難しい。
キムチの方が日本の漬け物より売れてるらしいし、種類も商品も多種多量に並んでる。これだって地元韓国ではキムチ休暇ってのがあるくらいで家族、一族総出で1年分を漬ける。日本で売ってるのは賞味期限が1週間も無いようなキムチばかり。キムチ風調味液に漬けてるだけ。韓国で喰ったキムチや鶴橋でオモニから買うキムチとは味も雲泥の差。

いつからこんな偽物ばかりの発酵食品の国になったんだろう。
安く手軽にしないと売れないから?健康を気遣ったふりをしないと売れないから?パッケージで売れる売れないが左右されるから?
日本は元々発酵食品の国。
干物、漬け物、梅干し、酒、酢、醤油、味噌、納豆、なれ鮨、塩辛・・・。昆布や鰹節、いりこって出汁の元だって発酵食品だ。富山のいしり、秋田のショッツルやいぶりがっこ、新潟村上の塩引き鮭、沖縄のスクガラス、長野の野沢菜、九州の高菜・・・日本各地に発酵食品はある。うどんもパンもチーズもハムも本来は発酵食品だ。

熟成と発酵と腐敗は紙一重。
牛肉の赤身だって鶏だって熟成させた方が美味しい。魚は鮮度がいい方が美味しいと思われがちだが、マグロや鯛、サワラの味噌漬けのように熟成させた方が美味しい魚だってある。干物やシラスなんかもそうだね。

本当に美味しいものよりも、安く、早く、見栄えがよく、手軽に食べれる食材ばかりを喰ってる現代人。
何度も警告するが、和食が世界遺産に登録されて、クールジャパンとか言って騒いでるが、本来の旨味を知らない日本人が増えてる事をなんとかした方がいい。有機野菜や無添加食品だけでは流通や商売が立ち行かないのかもしれないが、ちゃんとした素材を育て、使って、本来の作り方をしてる農家や加工業者をもっと助成したり援助した方が良くないか?

そのうちサプリメントのように錠剤で栄養を補給する食材ばかりになってしまうようになるんじゃないかって懸念してしまう。
旨い漬け物くらい喰わせてくれ。

石川遼国内ツアー初戦で優勝

2015-09-21 00:37:14 | Talk is Cheap
石川遼が国内ツアー初戦となるANAオープンゴルフトーナメントで優勝した。
国内ツアー優勝12回目。

ゴルフはメンタルな競技だ。
ほんのちょっとグリップを変えただけで、ほんの少しスィングを変えただけで変わってしまう。
あのトリプルグランドスラムを達成して獲得賞金1億ドルを突破し、最強と言われたタイガー・ウッズでさえ今、苦しんでる。ライバルだったデヴィット・デュバルも、デーヴィスラブも、グレッグノーマンも。帝王ジャック・ニクラウスと死闘を演じたトム・ワトソンもパターイップスにかかって一時期低迷した。
最近の遼もだいぶこれで苦しんでいたみたいだけど、復活したね。本来の持ち味であるチャレンジするゴルフ。ラフや林に入れてもリカバリーできる技術。アメリカのツアーで得たテクニックかな。元々トラブル時のショットは上手かったもんね。

石川遼は「持ってる」ゴルファーだ。
杉並学院高1年の時、ツアー初出場の2007年5月「マンシングウェアオープンKSBカップ」で優勝。世界主要ツアーの最年少記録を更新し、ギネスブックに認定された。
2008年11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」最終日、18番でティショットを左斜面のラフに入れ、果敢に攻めた2打目もグリーンにわずかに届かず池に転がり落ちた。でも、ウォーターショットでピン左3mに寄せプロ転向後初試合で優勝した。
2009年6月の「ミズノオープンよみうりクラシック」。首位スタートの最終日でも12番で1打目を左に大きく曲げOB。打ち直しも同じくOBとし、パー4で9打をたたき、もう優勝はできないかな?って絶体絶命。しかし16番でグリーン奥からのSWでの30ydチップショット。テレビ解説で「ちょっと強いかな」という声も出る中、カップへ一直線に転がり、ピンに当たって沈みイーグル。全英への切符を手に入れた。この2009年は年間4勝を挙げて賞金王になった。
2010年5月の「中日クラウンズ」では最終日58で周り、世界主要ツアーの最少ストロークで2度目のギネス認定。

その後アメリカツアーに参戦してちょっと低迷してたけど、今回の優勝でまた復活かな。

尾崎将司、青木功、中島常幸等がゴルフブームを引き起こし、丸山茂樹、田中秀道、片山晋呉が継承、そして石川遼、池田勇作、松山英樹が今、頑張ってる。
バレステロス、ゲイリープレイヤー、ジャックニクラウス、トムワトソン、ジョンデイリー、グレッグノーマン、トムカイト、フレッドカプルス、タイガーウッズ、フィルミケルソン、ロリー マキロイ、ジョーダン スピース、ジャスティンローズ、セルヒオガルシア、アダムスコット・・・。世界のトッププレイヤーと日本人ではまだまだ差があると思う。でも、全英や全米、マスターズ等メジャータイトルをいつか日本人ゴルファーが取ってほしいな。

ゴルフってドライバーでどんだけ遠くに飛ばせても、アプローチが駄目だったら、パターが駄目だったらスコアがまとまらない。ましてやトラブルからの脱出、冷静な判断、テクニックを持ってないとスコアは伸びない。

俺の親父がゴルフ好きで(シングルプレイヤーだった)よく国内ツアーを見に行ったり、ゴルフ場へ連れて行ってもらった。打ちっぱなし場とかもつ連れてってもらった。でも、まともにクラブを握ったのは親父が死んで、ゴルフクラブを譲り受けてから。
ガキの頃の記憶か血筋か、最初からボールに球が当たった。初めてコースを回った時のスコアは110。100を切るのは2年かかったが、スコアが良かったのはアプローチとパターのおかげだろう。
パターはラウンド平均38以下。何故かラインが読めるので2パットで入れれる事の方が多い。よほど高麗グリーンで安寿レーションがキツくない限り3パットはしない。

痩せてて筋肉が無いからドライバーではナイスショットでもせいぜい230ヤード飛べばいい方だ。最初は親父のドライバー、美津濃パーシモンを使ってた。コンポジット、カーボン、メタル等のヘッドのドライバーを使ってみたが、自分に合うドライバーを見つけるのは難しいね。チタンは打った時の音が嫌いだったのでパス。シャフトはD。SやXは俺のヘッドスピードではしならないから棒玉になってしまう。
ドライバーが飛ばない代わりに曲がらないからOBは少ない。

フェアウェイウッドやラフからのアプローチが得意だったから飛ばなくてもスコアは案外まとまる。特にトラブルショットは大得意。林にぶち込んで樹でグリーンがスタイミーになってても、斜面でつま先上がりでも、あごの高いバンカーでもあんまり考えずクリアできた。「そこからグリーン狙うのは無理や」って同伴者に言われれば言われるほど狙ってしまう。でも、これがまた不思議と狙った通りにフックやスライス、ローショットやハイショットが打てて、グリーンオンしたりするから面白い。逆にドライバーがナイスショットで残り150ヤード、ボールもスタンスもフェアウェイの平らなとこからってショットは、グリーンオンできないのは何故?

マスターズ4勝、全米オープン3勝、全英オープン3勝、全米プロゴルフ選手権4勝のタイガーウッズ。彼が強いのはドライバーも飛ぶが、アプローチの小技やグリーンのラインの読み、パッティングが優れてるからだろう。
そのタイガー・ウッズに憧れゴルフを始めたロリー・マキロイ(現在ランキング1位)が夢を叶え、タイガーと一緒にツアーをラウンドするようになる迄のナイキのCMがある。このショートムービー風のCM映像はゴルフファンなら是非見てみてほしい。
他にも練習場で一緒になったタイガー・ウッズとロリー・マキロイがお互いに意地を張り、ミラクルショットを連発するバージョンのCMも傑作。
新旧それぞれのスーパーゴルファー、すべてのゴルファーに夢を与えるこのCM、YoutubeにUPされてるので、是非。