GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

フォルクスワーゲン

2015-09-27 04:07:49 | Talk is Cheap
排ガス規制をめぐる不正問題で揉めてるフォルクスワーゲン社。
全世界でかなりのリコールになるだろうから、企業としての存続も怪しい。

フォルクスワーゲンと言えばビートル。
これは第二次世界大戦前に、ヒットラーが国民車を(フォルクス=国民、ワーゲン=車)作る事を推奨したことによって産まれた車。
実際は戦後に完成し、「ビートル」の愛称で全世界に広く親しまれる。2003年のメキシコ工場における生産終了時点までに生産された台数は2,152万台以上。モデルチェンジなしの1車種の量産記録となっている。おそらく四輪自動車で、今後もこれを破る記録は現れないであろう。

俺も20代の頃に5年間乗っていた。
1965年式のオーバルウィンドウモデル。
ワーゲンショップの人と仲良くなって、エンジンもいじくり、元々黄色のボディを好きな赤色に全塗。ドラッグレースには出れないがかなりスピードは出た。メーターもマイルで、燃料計もガロンだったが、燃費は今の車に比べると悪かった。カーステもつけてなかったからラジカセを持ち込んでた。空冷だし、バッテリーダイナモが弱いからオーバーヒートが怖いもん。
でも、殆ど故障も無く快適だった。音はうるさいけどね。毎週洗車ワックスかけてピカピカにしてた。

ビートル、バス、カルマンギアは未だに人気がある。古い車は今の車と違って味があるからね。
自動ブレーキ、パワーウィンドウ、パワステ、キーレスエントリー、今の車に標準装備してる機能なんか何も無いんだけど、乗る楽しみはクラシックの方が高い気がする。

ちなみにビートルのミニカーも一時集めてて、今じゃ100代以上あるんだけど飾る場所が無いのよね。





安く見られた習近平

2015-09-27 03:11:08 | Talk is Cheap
習近平中国国家主席が訪米してる。
でも、同時に訪米しているフランシスコ・ローマ法王の方ばかりアメリカメディアは報道してる。
そりゃそうだろうな。ローマ法王と習主席、どちらが偉大か。

中国側は習主席の訪米時にローマ法王の訪米と重なる為、法王の訪米の日程を変えてもらいたいって直訴したらしいが。ここら辺が中国らしいな。何でもかんでも自分たちを優先してもらわないと機嫌が悪い。
でも、アメリカは全く無視。なんで法王が来てくれるのを中国主席が来るくらいの事で日程を変えなきゃいけないんだ?嫌ならお前らが日程変えろよって。こちらもアメリカらしい態度だ。

ローマ法王はカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者。
キリスト教って日本ではひとまとめにされてるが、西方教会と東方教会の2派で分かれてる。西方教会はプロテスタントとカトリック。東方教会は正教会(ギリシャ正教)がメインだ。全世界におけるキリスト教徒(信者)の数は約20.4億人と言われてる。うち、カトリックが約10.8億人、プロテスタント諸派計約3.5億人、正教会約2.2億人、その他教派約3.9億人だそうな。(wikiから抜粋)これってイスラム教徒16億人、ヒンドゥー教徒10.5億人より多い。世界で最大の信者を擁する宗教。

その全世界のカトリック教徒の精神的指導者。正確にはローマ教皇と呼ばれる人と、中国のトップでは比べ物にならないだろう。

中国は3つのTOPが存在する国家だ。
党のTOP=総書記
国のTOP=国家主席
軍のTOP=共産党中央軍事委員会主席
以前の胡錦濤はこの全部の肩書きを持っていて、今の習近平も同じだ。

シアトルの演説では米中関係や東アジア地域の平和を脅かす他の安保問題について習近平は口を閉じた。台湾を狙った軍備増強、南シナ海で進行している軍事施設建設、宇宙空間の軍事化のような問題に。政府や軍部に関連するハッキング活動はないとしらを切った。
せっかく米IT企業のトップがシアトルに集結して、会合「米中ビジネス・ラウンドテーブル」をおこなったのにだ。
マーク・ザッカーバーグ=フェイスブックCEO
ティム・クック=アップルCEO
ジェフ・ベゾス=アマゾンCEO
ジェリー・ヤン=ヤフー創業者
バージニア・ロメッティ氏=IBM CEO
ブライアン・クルザニッチ氏=インテルCEO
サトヤ・ナデラ=マイクロソフトCEO
馬雲(ジャック・マー)=アリババCEO
張亜勤=百度社長
って豪華メンバーなのにね。

で、今日オバマ大統領と会談した。25日夜ホワイトハウスで開催された公式夕食会のメニューが「意外に質素だった」と話題になっている。
この日のメインは羊肉のグリル。高価なワインは出されず、庶民的なワインと紹興酒で乾杯した。訪米前の事前調整で中国側からホワイトハウスに「公式夕食会は質素に」と要請があったとの話が流れているが、これは嘘だね。

実は大使館や公賓の夕食会って、その国とどれくらいの関わりを持つかで決められる。簡単に言えば、相手をどれくらい尊重してるかで、ワインや、料理なんかも変わる。これは日本もアメリカもフランスもイギリスも一緒だ。中国だってそうだろう。
普通のワインや食事ってことはアメリカは中国をそれくらいに見てるってことだ。
夕食会のドレスコードは黒いタキシード着用だったが、習主席は民族服の黒い「中山服」姿。ここら辺でも中国に意地が見えるが、西洋文化にあくまでも逆らう態度はいかがなものかね。

さて、安倍総理がいよいよアメリカに乗り込むが、もてなしはどうなんだろう。ちょっと興味がある。