予想通りに、2016年から
アンカーリングは禁止されると
昨夜発表されました。
次のオリンピックまでは
まだ少し時間があります。
長尺中尺パターが禁止ではなく、
体の一部に固定して
パットすることが禁止になるのです
これは、正しくストロークする範囲の
定義を明確にしたわけなのですが、
容認派は大騒ぎしています
個人的には禁止に賛成でした
ただ、打ち方ではなく、
パターの長さの規制に
期待していたので、
ちょっと違和感はあります。
ルールはゴルフとゴルファーを
守るためにあるのです。
そういう意味では、
極めて順当だと思います
怒っている人たちもいます
20年以上放置していて、
いきなり禁止といわれても
対応できない、というわけです。
同情するしかありません。
僕がアンカーリングは
禁止すべきだと思ったのは
幼い子供が
アンカーリングでゴルフを
始める例が出てきたからです
有利か不利かはわかりません。
ただ、普通に打つことを練習して、
どうしても駄目だと諦めた
妥協の手段が、
アンカーリングであるのが
今までの流れでした
この数年で、
メジャーにも勝つプロがいて、
かっこ悪さは中和されました。
禁止のタイミングとして、
素早い対応だと思います
不格好だけど、
それしかないからやっていると
照れながら使用していて
常に普通のパターに戻したいと
頭の片隅で思っていることが
アンカーリングが
存続する条件だったのです
それが、初めから選択肢に
入るのは異常です
打つスタイルは、
原則として同じだからゴルフ。
そして、ルールがあってこそ、
ゴルフなのです
SNSを見る限り、
大騒ぎして反対している人の
9割はルールブックを
見たことがないか、
見ただけで読んだことはないと
声高に宣言しているような
厚顔無恥が剥き出しで
安心させられます
ルール無知が語るゴルフは
ゴルフに似ているけど、
ゴルフとは異なるもので
滑稽でもあります
エチケットを理解できない者は
ゴルフをする資格はない、
と最初に書かれたルールは、
過去に何度もこういう変更を
繰り返してきたのです
中にはセンターシャフトのように
禁止されたけど、復活したものも
あるのです
ルールは常に正しくあろうと
進化し続けています。
アンカーリングが
ゴルファーを救う必要なものなら
復活するでしょうし、
ゴルフの根幹を冒す危険なものなら
このまま消えていきます。
全ては歴史が証明してくれます。
生き証人として、
長い目で見守りましょう
昨晩からの騒動は、
ゴルファーの踏み絵として
機能しているような気がします。
ゴルフの神様は残酷です
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篠原嗣典 | |
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