2006-1010-yhs002
白樫の
たわたわ揺れて
嵐明く 悠山人
○俳句写真、詠む。
○しらかし。白樫。白橿。「しらかし」と明示する万葉集の歌は、ただ一首。
あしひきの山道も知らず白橿の
枝もとををに雪の降れれば 柿本人麿 【万葉集10-2315】
この「とをを」(以前、短歌で使用)が、一本(ある写本)に「たわたわ」とある、とされるので、この句に使った。他人の作品では、まだ見かけないが、使うことによって自分の財産になる。
□しらかしの たわたわゆれて あらしあく
【写真】嵐が過ぎた翌朝。緑と青の対照が目に沁みる。
白樫の
たわたわ揺れて
嵐明く 悠山人
○俳句写真、詠む。
○しらかし。白樫。白橿。「しらかし」と明示する万葉集の歌は、ただ一首。
あしひきの山道も知らず白橿の
枝もとををに雪の降れれば 柿本人麿 【万葉集10-2315】
この「とをを」(以前、短歌で使用)が、一本(ある写本)に「たわたわ」とある、とされるので、この句に使った。他人の作品では、まだ見かけないが、使うことによって自分の財産になる。
□しらかしの たわたわゆれて あらしあく
【写真】嵐が過ぎた翌朝。緑と青の対照が目に沁みる。