
先日一枚のハガキが届いた。お会いしたことの無い方からだった。5月の連休に石巻市内の仮設住宅の集会所等で「お地蔵さん描きボランティアライブ」で“ご縁”いただいた方と判った

お地蔵さんを描いた色紙をたくさん用意して集会所等で対面ライブでお地蔵さんに言葉・文字を書いて

終了時に集会所内に一枚色紙を置いてきた。ライブ当日にはお会い出来なかったが後日出会ったと(集会所に展示してあるのだと・・)


Sさんご夫妻で仮設住宅に住んでいる71歳と70歳のご夫妻と書かれていた

以下、こんな内容が書かれていた

「先日、石巻市南境の仮設住宅で心暖まる色紙を拝見しました。小生夫婦は3.11の大震災で人生の全てを流失し現在は民間の仮設住宅に二人で日々暮らしています。震災直後、避難先の寺(西震雲寺)で見た夫婦地蔵は今も心と目に焼付き頭から離れないでいます。年を重ねて行く老夫婦にとっては心の復旧には長い時間が必要ですが、震災で夫婦の絆の大切さを改めて想い知らされました。どうか地蔵さんの絵を譲っていただければと思いペンをとりました。よろしくお願いいたします。」と

携帯電話の番号とご夫妻の名前、年齢が記されていた



嬉しい便りだ。西震雲寺の夫婦地蔵は見たことがないが、Sさんの思いそのままに「むにゅむにゅむにゅ・・」流の“夫婦地蔵”を描いた

夫の口を太陽にして、妻優しく・・って感じかな

「みんなに助けられ支えられ あ・り・が・と。って手を合わせ 人生まだまだ旅の途中 ふたりの絆より強く。」と墨を竹ペンで書いた

Sさん夫妻に喜んで貰えるといいな。そして“元気の素”になってくれればと。5月5日、南境仮設住宅集会所でのライブ記念写真を添えて

みんな頑張って

