今週末に高校野球神奈川県大会の初戦試合が、小田原で予定されている。あらためて小田原球場まで訪れることにしたのは、小田原厚木道路を走ってみて、乗り降り箇所のインターの様子とどのくらいの所用時間で到着できるのかを実際に確かめるため。
朝八時半くらいに家を出て、途中でガソリン補給した後、国道246号を愛甲石田駅入口手前で左折、厚木西ICから小田原厚木道路へ入る。あれっ、自動車専用高速道路といっても高架ではなく、専用道両側に隣接してずっと一般道が並行して走っているんだ。こんな高速道路って初めてだ、建設年代が早い時期だから可能だったのかもしれない。最初はなんだか戸惑いを感じてしまったけれど、車は伊勢原から平塚の田園地帯をぬけていく。やがて左前方に新幹線の高架がみえきたかと思うと、正面には湘南平の連なりが迫ってきて、大磯から二宮町までの山中を新幹線と並行するような感じで進んでいく。中里地区のトンネルを過ぎると、悠然という感じで右手の高台に湘南の陽光を浴びた、県立二宮高校校舎が見えてきたのが印象的だった。周辺はびっしりと新興住宅が立て込んでいて、まるで高校校舎が城郭の中心のようにも見えてくる。
曽我丘陵を突き抜ける弁天山トンネルをぬけるとすこし下りとなり、JR御殿場線を越えると前方にぱっと酒匂川両岸の市街地がひろがり、その先の視界には足柄の山々や箱根外輪山が取り囲んでいる風景だ。ここから小田原東インターチェンジはもうすぐ。出口からすぐの県道255号線を北上、桑原交差点から右折してしばらく進むと午前十時過ぎにもう小田原球場に到着した。ここまでの所用時間は、前回の国道246号経由よりも約半分くらいで、早朝の出発だったとはいえ、なんともまあ早いこと!
小田原球場のある上府中公園は、まもなくの熱戦を前にしてその日も静かだった。梅雨の時期、周囲は、田植えがすんで成長した稲の苗が広がるたんぼと梨畑、点在する住宅、遠くに曽我丘陵や足柄の山並み、山河静寂の風景。


公園内修景池を巡っていて見つけた名残りのハナシュウブ、雨露に濡れて一輪。
帰路は、先日と同じ海側の国道一号線を東へ向かって走る。二宮から大磯ロングビーチあたりは、落ち着いた街並みに旧東海道の松並木が残る。国府本郷城山公園を過ぎ、途中の大磯駅周辺でお昼をとることにして、国道から駅前ロータリーへ入る。旧岩崎財閥邸敷地内のエリザベス・サンダースホーム前の石垣をみながら進むと、「歴史と味の散歩道」看板を掲げた鳥料理店「杉本」が目についた。店の暖簾をくぐって室内に入ると数寄屋風の凝った造り、食事メニューのお値段は手ごろで美味しかった。その足で近くの「鴫立亭」まで行き、洋風焼き菓子をおやつに買って帰る。
朝八時半くらいに家を出て、途中でガソリン補給した後、国道246号を愛甲石田駅入口手前で左折、厚木西ICから小田原厚木道路へ入る。あれっ、自動車専用高速道路といっても高架ではなく、専用道両側に隣接してずっと一般道が並行して走っているんだ。こんな高速道路って初めてだ、建設年代が早い時期だから可能だったのかもしれない。最初はなんだか戸惑いを感じてしまったけれど、車は伊勢原から平塚の田園地帯をぬけていく。やがて左前方に新幹線の高架がみえきたかと思うと、正面には湘南平の連なりが迫ってきて、大磯から二宮町までの山中を新幹線と並行するような感じで進んでいく。中里地区のトンネルを過ぎると、悠然という感じで右手の高台に湘南の陽光を浴びた、県立二宮高校校舎が見えてきたのが印象的だった。周辺はびっしりと新興住宅が立て込んでいて、まるで高校校舎が城郭の中心のようにも見えてくる。
曽我丘陵を突き抜ける弁天山トンネルをぬけるとすこし下りとなり、JR御殿場線を越えると前方にぱっと酒匂川両岸の市街地がひろがり、その先の視界には足柄の山々や箱根外輪山が取り囲んでいる風景だ。ここから小田原東インターチェンジはもうすぐ。出口からすぐの県道255号線を北上、桑原交差点から右折してしばらく進むと午前十時過ぎにもう小田原球場に到着した。ここまでの所用時間は、前回の国道246号経由よりも約半分くらいで、早朝の出発だったとはいえ、なんともまあ早いこと!
小田原球場のある上府中公園は、まもなくの熱戦を前にしてその日も静かだった。梅雨の時期、周囲は、田植えがすんで成長した稲の苗が広がるたんぼと梨畑、点在する住宅、遠くに曽我丘陵や足柄の山並み、山河静寂の風景。


公園内修景池を巡っていて見つけた名残りのハナシュウブ、雨露に濡れて一輪。
帰路は、先日と同じ海側の国道一号線を東へ向かって走る。二宮から大磯ロングビーチあたりは、落ち着いた街並みに旧東海道の松並木が残る。国府本郷城山公園を過ぎ、途中の大磯駅周辺でお昼をとることにして、国道から駅前ロータリーへ入る。旧岩崎財閥邸敷地内のエリザベス・サンダースホーム前の石垣をみながら進むと、「歴史と味の散歩道」看板を掲げた鳥料理店「杉本」が目についた。店の暖簾をくぐって室内に入ると数寄屋風の凝った造り、食事メニューのお値段は手ごろで美味しかった。その足で近くの「鴫立亭」まで行き、洋風焼き菓子をおやつに買って帰る。