町田駅周辺には、ベデストリアン・デッキにつらなる空中広場が二カ所あるのだけれど、そのうちの横浜寄り方面にある商業ビル「町田ミーナ」につらなる広場には、巨大なステンレス製の円錐形モニュメント「町田シティーゲート」(たしか名古屋出身の黒川紀章制作、1986年)が天空に向かってそびえている。その端っこにある、都知事選ポスター掲示板の一コマ。
随分と若造りでシブく決めている横顔にシンプルに「細川護煕」とだけ記し、ほかには「反原発」どころか何もメッセージはあえて示されていない。その名前こそが最大のアピールであるとの自信の表れ?政治家を引退、隠居して湯河原で陶芸と晴耕雨読をきめこんでいた?と思われた、細川ガラシャ夫人に連なる熊本藩当主で御年76歳の元首相は、キリスト教カソリックのイエスズ会が創立した上智大学の出身だ。そのOGである名古屋在住の友人にこの画像を送ると、返ってきたコメントが
「このポスター、映画の小道具みたい。なんだか完成されすぎていてリアル感ないわ。」とバッサリ!
東京都知事選終盤の五日午後6時、はたして元首相のお二人は、ここ東京の外れでいったい何を訴えたのか?!お隣の本命候補とともに気になりマスゾエ!(とアエラ発売広告コピーふうに呟いてみる)。
さて昨年末、町田ブックオフで購入したままになっている殿の著作「不東庵日常」(2004年)をひも解いてみようか、と思い直すのだった。「不東庵」(増築部分は設計藤森照信、2001年)は湯河原のお住まい、表紙には庵の作業場で作陶に励む殿の姿が窓辺越しに映っている。
随分と若造りでシブく決めている横顔にシンプルに「細川護煕」とだけ記し、ほかには「反原発」どころか何もメッセージはあえて示されていない。その名前こそが最大のアピールであるとの自信の表れ?政治家を引退、隠居して湯河原で陶芸と晴耕雨読をきめこんでいた?と思われた、細川ガラシャ夫人に連なる熊本藩当主で御年76歳の元首相は、キリスト教カソリックのイエスズ会が創立した上智大学の出身だ。そのOGである名古屋在住の友人にこの画像を送ると、返ってきたコメントが
「このポスター、映画の小道具みたい。なんだか完成されすぎていてリアル感ないわ。」とバッサリ!
東京都知事選終盤の五日午後6時、はたして元首相のお二人は、ここ東京の外れでいったい何を訴えたのか?!お隣の本命候補とともに気になりマスゾエ!(とアエラ発売広告コピーふうに呟いてみる)。
さて昨年末、町田ブックオフで購入したままになっている殿の著作「不東庵日常」(2004年)をひも解いてみようか、と思い直すのだった。「不東庵」(増築部分は設計藤森照信、2001年)は湯河原のお住まい、表紙には庵の作業場で作陶に励む殿の姿が窓辺越しに映っている。
細川氏の「原発反対」だけでは、都民にはイマイチアピール出来なかった様です。
所詮、原発反対さえしていれば当選の可能性が有ると信じたところに細川氏の浅はかさが読み取れます。
江戸幕府より現在の熊本を任され、明治時代にはその流れで貴族院で政治を司っていた先祖の子孫は、いったい76歳で何を考えているのでしょうか?
親族の麻生太郎氏もそうですが、一体どんな育てられ方をしたのか、一般市民とのギャップを感じます。