自分の家からは相当遠い所に工場を購入した近くの地域に子供の頃の友人が住んでいる事が分かった
電話で55年振りにあの頃の話が出来る事をワクワク期待し何回か電話した、・・・・が出ない。
彼にはテレビが初めて家庭に入った頃、テレビ画面を直接撮った「島倉千代子」の写真を戴いた。
その写真は何処に有るか分からないがアルバムに貼った事と写りについても鮮明に覚えている。
出ないので夜遅く電話してみたら本人ならぬ奥さんが出た、昨年夏に胃がんで亡くなったとの事。
一瞬頭がガ~ン、旅行にでも行っているのだろうと思ってはいたが死なんて考えても見なかった。
子供の頃の知人が亡くなるのを冷静に考えれば、驚く程の事ではないが何処となく悲哀を感じた。
亡くなった昨年夏と言えば私は50年振りに大型バイクの老人ライダーとなり第二の青春を謳歌中。
この差は何?、団塊の世代は人が多く常に競争の人生であったが今は長生きの健康競争でもある。
桜は待つ蕾もいいし、三分咲きもいいし、満開もいいし、風に吹かれて散る花びらもまた良し。
桜は人生そのもの、彼の子供の頃のあの笑顔は今でも脳裏に鮮明に焼き付いて覚えている。
合掌礼拝
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