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日本語文法文章論 ジャワ更紗

2014-10-28 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、ジャワ更紗に和の彩り とある。副題に、デザインした布地を本場で生産、日本で服やバッグに とある。エッセイである。日本経済新聞の文化面、20141028付けである。執筆者は、 深川芳子氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。 冒頭の文は、次である。 > インドネシアの伝統的な織物「バティック」。繊細な模様や絵柄、そして独特の染色技法による鮮やかな色づかい。 末尾の文は、次である。 >今年3月、バティックの収集や調査の成果を「BATIK 絵画のような布を着る」(木星舎)にまとめた。手作りのバティックがいかに素晴らしいか、多くの人に知っていただきたい。 書き出しの文段は、次のようである。 > インドネシアの伝統的な織物「バティック」。繊細な模様や絵柄、そして独特の染色技法による鮮やかな色づかい。まさに「絵画のような美しさ」という表現がぴったりだ。日本では「ジャワ更紗(さらさ)」ともいわれ、土産物として人気だが、いまはインドネシアでもプリント柄のものがほとんど。全工程が手作りの本格的なバティックは、1枚ごとに絵柄が違う非常に貴重な布だ。 . . . 本文を読む

1028 御嶽山噴火1カ月

2014-10-28 | 日記
御嶽山噴1カ月 犠牲者悼む 父のいない食卓 寂しい 中日新聞トップ記事、見出しである。20141028    リードには、  五十七人が死亡、六人が行方不明となっている御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火から、二十七日で一カ月を迎えた、  とある。 >麓の長野県王滝村と木曽町では、噴火した午前十一時五十二分に合わせて慰霊祭が開かれ、犠牲者を追悼した。   中段の見出しに、 愛知に日本最大展示場 10万平方メートル規模、県が建設検討  とある。20141028   記事には、愛知県が日本最大となる十万平方メートル規模の屋内展示場の建設を検討していることが分かった、とある。 >世界では十万平方メートル規模の展示場が標準になっており、県も大規模施設の建設によって国際的なイベントを呼び込みたい考えだ。県内では、最大のポートメッセなごや(名古屋市港区)でも三万四千平方メートルと手狭で、大きな展示場の建設を求める声が強まっている。  見出しに、経産相、外国人企業から献金 任命責任野党追及へ とある。20141028   記事には、  宮沢洋一経済産業相は二十七日、過去に代表を務めた自民党支部が二〇〇七年と〇八年に、株式の過半数を外国人が保有する広島県の企業から計四十万円の献金を受けていたと明らかにした、  とある。 . . . 本文を読む

日本語文法文章論 製鉄の謎

2014-10-27 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、製鉄の謎掘れど尽きず とある。副題に、古代から近世まで、全国の遺跡を200カ所以上調査 とある。エッセイである。日本経済新聞の文化面、20141027付けである。執筆者は、 穴澤義功 氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。 冒頭の文は、次である。 > 全国には鉄に関連する多くの遺跡がある。 末尾の文は、次である。 >日本古来の製鉄法たたらには、未解決の謎が数多く残っている。 書き出しの文段は、次のようである。 > 全国には鉄に関連する多くの遺跡がある。鉄塊、製鉄の際にできるスラグ(鉄滓(てっさい))、原料の鉄鉱石や砂鉄、木炭、炉の壁材など、鉄関連遺物の量は膨大だ。主な遺跡の年代は4、5世紀ごろから近世までで、1県で数百を数える例もある。私は鉄関連遺跡の調査・研究一筋に40年以上携わり、200以上の主要遺跡にかかわってきた。 . . . 本文を読む

留学の身分

2014-10-27 | 日本語教育の歴史
留学に思いがある。 留学生に日本語教育を続け、留学生に接することであるから、常よりそう考える。 留学はそれだけで人がもつことのできる、後天能力である。 留学をして目的を果たすことはその能力の鍛錬と発揮である。 留学そのものは自国から海外へ出かけて、これは日本のような地理関係の場合に、外国へ行くという言い方になる。 留学先の異文化に接触して、その地の風土習慣に合わせた生活様式を受け容れることは、やはり能力である。 留学は学問研究のためであったのか、外国の文化を学び、自国の文化と対比し、そこに新たな思いを持つ。 留学はコミュニケーション能力のために問われるようになってきたのは、グローバルな環境にかわってきたからだ。 . . . 本文を読む

外来語言いかえ、わかりにくい語一覧

2014-10-27 | 日本語百科
外来語を分かりやすく言い換える、その提案は国立国語研究所の外来語委員会による、わかりにくい外来語をわかりやすくするための言葉遣いの工夫である。平成18年、2006年に第4回、2003年第1回から。分かりやすくするのは、わかりにくい言葉である。その分かりにくいというのは、その外来語の意味が国民にどのくらい理解されているのか、すなわち語ごとの理解度に着目したと言う。理解度は4段階、4人に1人に満たない理解、2人に1人に満たない理解、4人に3人に満たない、この理解度をわかりにくいとした。 . . . 本文を読む

1027 不明家族ら

2014-10-27 | 日記
御嶽山噴火1カ月、不明家族ら献花 春には帰ってきて  20141027 リードには、御嶽山に向かい、献花台で手を合わせる行方不明者の親族ら  「春には絶対帰ってきてね。お願いだよ」。  とある。 >五十七人が死亡し、六人が行方不明のままになっている御嶽(おんたけ)山(三、〇六七メートル)の噴火から、二十七日で一カ月。麓の長野県木曽町と王滝村に置かれている献花台には二十六日、多くの人たちが花束などを手に訪れ、悲しみを新たにした。 中段の見出しに、福島知事に前副知事・内堀氏 震災後初 各党相乗りで議論深まらず とある。20141027 記事には、  福島県知事選は二十六日、投開票され、自民、民主、公明、社民などの各党が支援した前副知事で無所属の内堀雅雄氏(50)が、共産党と新党改革が支援した元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)ら五人を大差で破り、初当選した、  とある。 . . . 本文を読む

語というのは

2014-10-26 | 日本語百科
日本語の語は語の集合を表している。英語、中国語という場合もそうである。その語が意味を表わし語と語とが関係して法をあらわすと文をもって文法となる。語を単語とすると文法によって切り分けられた文のなかの語であり、単位体となる。その文法単位体に語性を見て文法機能を分類して品詞としている。詞とだけ使うと、言葉の意味を表し語とは違って、文の集合または文と句の関係でその中での用法をさすことにもなる。句は漢文での単位であったから、そこには詞と辞が現れていた。言葉はこれを総称し、話言葉を主に捉えていたが、書きことばというようにも使うことから、ことばの全体を指し示すようにもなった。コトバとするときにはそのことば全体をさすか、それをきりわけての、それぞれ設定されたコトバとなるようである。言葉、言の端、この用字は表記として時代によって見られたものである。それを言葉と伝統的に使うのはすでに古代の用字としてあったからであり、言語のあらわれを植物になぞらえた漢語表現の影響による。 . . . 本文を読む

語彙の論 16 音声象徴、意味象徴

2014-10-26 | 語と語彙
語彙の語は文字である、と、日本語は規定したほうがよい。その文字とは何か、もちろん日本語であるから、漢字であり、仮名である。そこにローマ字表記の語彙が加わるかどうかは文字の規定によるところである。音声象徴の言語記号につき、意味象徴の文字である。漢字を学びローマ字を学ぶ日本語は仮名文字を通して意味をとらえてきたのである。ローマ字はカタカナ語として意味をとってきたので、それも文字によるところである。語が何であるか、文字が何であるか、それぞれに日本語の規程をしていなければならないところ、漢字を学ぶ経緯に、済まされてしまってきたようであるが、語と単語、そして文、漢字と文字と、加えれば、詞、辞ということがあり、言語、言葉となると、ごんご、げんご、中には、げんぎょ、という人があったり、ことば、コトバというふうに、使い分けがあるようなことだ。 . . . 本文を読む

1026 町工場に主婦がいない

2014-10-26 | 日記
町工場「主婦がいない」 量販店とパート争奪戦  中にch新聞トップ記事、見出しである。20141026 リードには、    パートの主婦が働く海鮮せんべい工場=愛知県碧南市で  東海地方の都市近郊で、大型量販店の進出が相次ぎ、パート主婦の人手不足感が強まっている、  とある。      中段の見出しには、「介護漬け」横行、是正へ サービス付き高齢者住宅  とある。 20141026   記事委は、高齢化を受け国が整備を進める「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)など老後の住まいで、運営事業者が不必要な介護保険サービスを提供したり、自社の介護利用を入居の条件にしたりといった事態が横行し、監督する自治体の50%強が問題視していることが、厚生労働省の初の全国調査で分かった、  とある。 . . . 本文を読む

日本語文法文章論 津波の「安全神話」

2014-10-26 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、津波の「安全神話」 とある。日曜版のエッセイである。日本経済新聞の文化面、20141026付けである。執筆者は、 高橋順子氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。 冒頭の文は、次である。 > 東日本大震災から三年半が過ぎた。 末尾の文は、次である。 >海自身、津波を起こしたことを忘れたように凪(な)いでいた。 書き出しの文段は、次のようである。 > 東日本大震災から三年半が過ぎた。今なお震災前の暮らしを取り戻せない人びともいるし、取り戻しはしたものの、もう忘れたいという人もいるようだ。 . . . 本文を読む