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花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

韓国の散歩道 パンムンナ アンムンナ

2006-11-12 08:28:54 | 写真

韓国は、昔、と言っても数十年前までのことであるが、貧しい国であった。

人々は、その日、食べられる物を確保出来たかどうかが、重要な問題である。

朝起きて、貧しいながらも、朝食を摂れる家庭は幸せであった。

人々の朝の挨拶は、お早うございますではなく、、アチムシクサ ハショッソヨ?(朝ごはん

召し上がりましたか?)と言う。現在でも同じだ。

隣人の、生活を慮っての言葉である。

相手は、朝食を摂っていようといまいと、ハイ、いただきました。と答える。

若し、まだ食べていませんと答えると、では、私どもの家へいらっしゃい。一緒に食べまし

ょう。と誘われるからである。

昔の日本の、武士は食はねど高楊枝、と同じである。

韓国南部の慶尚北道の山間部は、厳しい気候と痩せた土地のため、韓国でも特に貧しい

地域であった。

気性も言葉も荒い。

タイトルに挙げた言葉は、この地方の方言による、朝の挨拶である。

朝食を食べたかどうか、相手を思いやる気持ちは、変らないが、直訳すると、

メシくったか?まだ食ってねえよ。こんな意味になる。

朝食前だと返事をされて、尋ねた方はどう答えるかと思えば、シッタネ カソ モゴ。

(食堂へ行って食え。)である。

さて、現在の韓国の代表的な朝食と言えば、テンジャン チゲ(味噌汁)と パプ(ご飯)

である。

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