国が、大飯原発、3,4号機の再稼働に向けて舵を切りました。
安全が、ある程度確認されて、電力不足による、国民生活への不安を解消する為だそうです。
国民生活への不安とは、停電による生命の危険性の問題、割高な化石燃料の使用による、
産業の国際競争力喪失による、雇用の減少の問題、政情不安な、中東にエネルギーを依存
する事による、壊滅的危険性の問題、等だそうです。
短期的に見れば、国をあずかる総理の立場から見れば、至極もっともな言い分に聞こえます。
将来的には、どう有るべきでしょうか。
この辺の展望がはっきりと示されていないのが残念です。
政府の、再稼働方針決定について、地元の福井県知事は大歓迎の様子です。
早く家動してもらわなければければ、貰える筈の交付金が入って来ません。
原発が動かないと、ミスミス日銭を損しているからです。
さもしい乞食根性と言うべきです。
乞食根性といえば、周辺の、府県市町村も同じです。
万一の場合、被害を被るのは、地元だけではなく、一定距離内の周辺地区も同じだから、分
け前にあずかる権利を有するとの言い分です。
さもしさから言えば、どちらも似たり寄ったりですね。
本物の乞食が見たら、さぞかし、嘆くことでしょう。
乞食とは、本来、修行を積んだ人間のみが行い得る崇高な行為なのです。
食とは、人間のもつ欲、乞とは、取りはらうこと、浅はかな人間から、汚い欲望を、取りはらっ
てやる、尊い行為が乞食なのです。
福井、大阪、京都、滋賀、愛知、三重など、地元、周辺の長は、果たしてどちらの乞食と言え
るでしょうか。
皆さんは、どう、お考えでしょうか。