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花、蝶、ペット、旅行など。
韓国文化の紹介。

パジョン(ネギのチジミ)

2018-05-09 00:00:42 | 日記

もう、50年以上前のことになります。

mcnjが、四日市に赴任して間もない頃のことです。

四日市に美味い、お好み焼きを食わせると言って、評判になった店がありました。

確かに美味いお好み焼きでした。

客の目の前で、焼いてくれるのですが、客には、絶対に触らせないで、主人自ら焼いて切ってくれました。

ソースは、客の好みで食べさせていました。

主人と二人っきりになった時に教えてもらったのですが、秘密は、使っている鉄板だと言っておりました。

これだけ厚い鉄板を使っているお好み焼き屋は、そうざらには無いと言って、自慢していました。

この鉄板一枚持って、全国を周っていれば、どこででも、食っていけると言っておりました。

 

なぜ、こんな昔のことを、思い出したかといいますと、韓国で食べていた時の、パジョンを思い出したからです。

日本で言えば、屋台ですが、韓国語では、幌張り馬車(ポジャンマチャ)で食べていた鉄板焼きが、物凄く美味かったからです。

 

パ:ネギ

ジョン:薄く伸ばして焼いたもの。

 

恐らく、分厚い鉄板の保温力で、均一な加熱が保たれるせいでしょう。

自分の使う鉄板の特性を覚えてしまうと、材料の焼ける音や、色、匂いで、焼け具合が、把握できてしまうのでしょう。

こんなことを思い出していたら、急に、パジョンが食べたくなりました。

フライパンで作って見ることにしました。

 

材料は、細長ネギ、薄力粉、牡蠣、卵(全卵)、水だけです。

薄力粉を水で解いて、卵、すりつぶした牡蠣をいれて、よくまぜあわせます。

油をひいて加熱したフライパンに、薄く伸ばして、この上に、細長ネギを切って並べます。

暫く熱してから、残りの材料を、均一にかぶせます。

裏面に、焼き色が付いたら、ひっくり返して、蓋をして内部まで火をとおします。

これで出来上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1枚は、もっと、焼き色を濃くして見ました。

 

 

 

 

ハサミで切ってもりつけます。

タレは、ソース、醬油、酢醬油などで、適当に。