北勢バイパス工事が、急ピッチで続けられております。
現場には近づけませんので、団地のわきからの取材です。
この辺の丘陵台地は、鈴鹿山脈の麓からの広がる、洪積世平野の、末端部分です。
下は、すぐ、沖積世平野になっています。
鈴鹿山ろくのふもとまで来ていた、洪積世時代の伊勢湾が、次第に後退して、この辺
で、沖積世平野を形成していました。
当時の、伊勢湾の入り江が、この辺を、浸食して、谷となっていった跡です。
地理佐渡さん、何か、化石らしきものは、見当たりましたでしょうか。
遺跡の後もないようです。
団地の中央部の、西坂部城址には、中世の城跡がありますが。
この辺の堆積土砂は、焼き物に適していて、萬古焼の良い原料になっております。