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韓国文化の紹介。

韓国の散歩道、男の料理、参鶏湯(サムゲタン)、うれしい贈り物

2021-06-17 17:00:29 | 日記
本ブログの、主要カテゴリーである、韓国の散歩道を、十数年前から、数多く取り上げてきた。

しばらく、振り返ってみたい。



サムゲタンは、韓国を訪問した日本人には、最も人気のある料理と言えよう。

夏の暑い時期、韓国人たちが、好んで食べる、スタミナ料理である。

日本で言えば、さしずめ、鰻重というところであろうか。

鶏の幼鳥の腹に、もち米をいれて、いろいろな具材と一緒に丸ごと煮込む料理である。

必ず入れる具材は、高麗人参(インサム)である。

名前の由来もここにある。

鶏:ゲッ

タン:湯(スープ)

ほかに、ナツメの実も必ず入る。

韓国では、ナツメは、韓薬(ハニャク:漢方薬)で、薬膳料理には、必ず用いられるしょくざい

である。

鶏肉は、ひと月半位の幼鳥を、丸ごと使う。

内臓を取り出して、中にもち米を詰め込んで、じっくりと煮る。

高麗人参、ナツメ、ニンニク、ネギなども一緒に煮る。

味付けは行わないで、煮えたら、碗にすくい取って、塩味で、自分の好みで食べる。

もちろん、コチュジャン(甘辛味噌)、キムチは添えて出てくる。

この辺が、日本人好みと言われる所以であろう。

それでは、若鶏が手に入らないので、鶏の、モモ、ムネ、手羽を使って、サムゲタンもどきを

作ってみよう。



大きすぎるので、一口大に切る。




野菜。



畑でとれた、玉ねぎ、人参、それに、舞茸、もやしを使う。








鍋に並べて入れる。




水をたっむり入れて、強火で煮込む。

若鶏を使うときは、数時間煮込んで、箸で肉が、簡単に崩せるまで煮るが、今回は、それほど

煮込まなくても大丈夫である。





もち米ではなく、普通のご飯ををいれると、できあがりである。

茶碗にとって、好みで塩味を付けて食べるとよい。


ブログのお友達の、おばさんさんから、うれしい贈り物です。

静岡名産のしらすです。





美味しそうな沢山のしらす、おばさんさん、ありがとうございました。