焼きもの散歩道の後は、INAXのタイル博物館の見学です。
INAXは、昔から常滑にあった、伊奈製陶が名前を変えた会社です。
東洋陶器(トオトオ)と並んで、陶器会社の大手でした。
東洋陶器は、便所陶器、伊奈製陶は、タイルメーカーとして有名でした。
昔、伊奈製陶の主力工場が有った所です。
焼き窯。もっとも大きい窯を残してあります。
音響効果を利用して、演奏会などにも使われています。
それでは、タイルの芸術をご覧ください。
世界から集められたタイルのコレクションです。
如何でしょうか。
別の建物には、こんな蒐集品も飾ってあります。
こんなところでは、いくら急いでいても、勿体なくて、用を足せそうにありません。
変な物をお目に掛けましたので、お口直しに。
↑江戸の殿さまのお手洗いだそうです。
ポットンですが、下に受け皿が用意されております。
オチがついたところで所で、同窓会はお開きとなりました。
日間賀島の後、常滑の焼きもの散歩道に寄りました。
韓国からの観光客も多いようです。
常滑焼きの工房も、まわりが住宅に囲まれて、やりにくいようです。
煙の出ている煙突も、ほとんど見かけません。
ガスや電気窯が多いのでしょうか。
この工房では、作陶の実習もやっております。
↑常滑市指定有形文化財 廻船問屋「瀧田家」
常滑は、焼きものの町であると同時に、江戸時代から明治にかけて、廻船の町でもありました。
常滑の船は、尾張、伊勢、美濃、三河から、江戸、上方方面を結ぶ、重要な役割を果たして来ました。
瀧田家は、常滑を代表する、廻船問屋でした。
↑瀧田家の持ち船の一つ、弁財船。
800石積みの大きな船ですが、船頭、賄、水主など、9人で操船したと言うことです。
登り窯(10本煙突)と、土管坂。
島内の様子。
周囲5.5kmの小さい島です。
約1時間くらいで一周出来ます。
↑日間賀漁港。
チッタナポリとの距離は、こんな感じです。
↑佐久島。愛知県幡豆郡幡豆町。
日間賀島は、今は愛知県知多郡南知多町ですが、明治までは、幡豆郡に属していたそうです。
↑日間賀島から、佐久島へ引いている海底送電ケーブル。
↑遠くの山は、渥美半島。
風車が、1,500基で、原発1基分だそうです。
↑望遠でのぞいて見ました。
渥美半島の発電所。
↑トンビと何かの海鳥。
海水浴場。
堆積岩に根を張った松。
↑絵付け工房。
われわれは、風鈴の絵付けに挑戦。
作品の出来上がり。
さて、mcnjの作品は?
言わぬが花というものです。
以上で、楽しかった日間賀島の旅もお終い。
年に一度の、高校の、東海地区同窓会に行って来ました。
日間賀島です。
知多半島の先端、師崎から、高速船で10分、名古屋から一番近い島です。
向こうに見えるのが、日間賀島です。
周囲5.5km。
人口、約2000人の小さな島です。
名産の蛸を名物とした、観光と、漁業、わずかな農業が主な産業です。
昭和30年代に、木曽川上流の牧尾ダム(現御嶽湖)から知多半島に愛知用水が引かれ、海底ケイブルで、この島にも結ばれました。
電気は、これもケーブルで師崎から来ています。
水と電気が確保出来て、大きく発展しました。
それまでは、貧しい漁業の島でした。
船が出ると、すぐに、チッタナポリのナポリタワーが見えて来ました。
上陸すると、蛸のお出迎え。
↑われわれの泊まった、日間賀観光ホテル。
全室オーシャンビューです。
ホテルのカタログから。テラスからの景色。遠くは伊良湖海狭から太平洋。
↓部屋からの展望。
↑篠島全景。
夕御飯の写真は撮り忘れましたので、ホテルのカタログから。
夕日がサンセットビーチに落ち込む頃、向かいの篠島の旅館街にも日が灯って宴もたけなわ。