富岡八幡宮の骨董市
今日、平和島骨董まつりに行こうと平和島流通センターまで出かけたのですが、開催期間は、じつは3~5日でした。ガ~ン!
それで急遽、他の場所で骨董市をやっていないかと調べて、門前仲町の富岡八幡宮でやっているようなので、そちらに行ってみることにしました。大丈夫、やってました。
ついこの間問題のあった、門前仲町の深川不動尊門前通りです。富岡八幡宮は、この東側にあります。骨董市では外国人(欧米人)が目につきました。彼らの見るものは、けっこうディープです。
今日の収穫
平和島骨董まつりとは、また違った物が並んでいました。で、こんなものを買いました。
トンボ鉛筆モノR(H)と、指輪2コです。近頃、えんぴつに凝ってます。
鉛筆は720円の値札が貼られていましたが、1ダース12本ケース入り200円です。古い値札は720円で、昔50年以上前、1本60円で12本720円だったのです。私が子供のころ発売されて、当時鉛筆は1本5円か10円だったと思います。それで、「ずいぶん高いえんぴつだなぁ」と思った記憶があります。最初に三菱鉛筆ユニが50円だったと思います、発売されてその後にトンボのモノが販売されました。そのころユニやモノを使ってみて、子供心に「すごく滑らかな書き心地だなぁ・・・」と思ったことを覚えています。
銀の指輪、サファイア?とラピスラズリです。
銀磨きのクロスで、磨いてみました。キレイになりました。サファイアの指輪は裏に ”SV925”と刻印があり、スターリングシルバーです。
石は裏が抜けた台に載っていて、石の裏側に銀色の塗装などしていません。ルーペで見ても、色素の含浸は見られません。ブルーの色が薄く少し曇りもあるので、質は良くないですがサファイアのようです。
光を当てて見ると屈折率が高く、入射光が全反射して輝いているのが分かります。表面に筋状の研磨の跡はありますが細かな傷がなく硬い石(サファイアはダイヤモンドに次ぐ硬度9)です。なので少なくともガラスではありません。古そうな指輪だし石も小さいので、合成ではなく天然のサファイアでしょう。
まあ、価値はそれほどないと思いますが、シンプルでクラシックなド~ッてことないこんなデザインの指輪、私は好きです。
ラピスラズリは、石は本物で指輪ベースも刻印はありませんが錆びの状況から銀製です。このような指輪は、インドでよく作られています。たぶん、インドの古いものでしょう。
こちらもクロスで磨いてみました。このデザインの指輪は、銀の黒い錆が出ていた方が良いと思います。台座と環の溶接部分の隙間は、黒いままにしておきます。その方が雰囲気があります。
加工は荒っぽいですが、それがまたイイ感じを出してます。ラピスラズリは、銀の台座に良く合います。透明なダイヤやサファイアなどと違って粗野なイメージの石なので、指輪も繊細なデザインでなくでなく素朴な造りが時代を感じさせて良いと思います。
ラピスラズリは中央アジア、イスラムのイメージですね。事実、古代の産地はアフガニスタンです。
このほかメタルフレームの薄い近視のメガネ(革のケース入り、格安)も買ったのですが、私は老眼なので、カメラ修理の会に参加している、今日一緒に出掛けたYNさんに譲りました。多分、1900年頃のメガネだと思います。小さくて細いメタルフレームで軽いので、掛けている気がしません。ブリッジの部分にはべっ甲が貼り付けてあります。耳にかかるワイヤーも巻き込み式で、メガネがずり落ちることもありません。
これは私が持っている1800年代中頃の、ヨーロッパ、フランスで使われていたサングラスです。こんな感じで透明な近視のレンズが付いていて、ブリッジの箇所にはべっ甲が貼り付けられていました。
富岡八幡宮の骨董市は初めて行ったのですが、とても興味を惹かれるものがたくさんあって楽しかったです。また出かけたいと思います。
~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~
。富岡八幡宮はしっかりとした骨董市です。
私は6日も大井競馬場に行って、午後からの参加で何でも100円のコーナーで、kyoceraCS-250AFのフラッシュ購入、他店で単3アルカリ4本購入して使えるかの確認。問題無(テスト発光)し。購入したのはその2点のみ
家に帰ってデジカメで使えるか確認。問題なく使えました。得しました。陳佐美に時計の風防ガラスも多く売ってましたゴミの市。
平和島とは全く違った店で、規模は小さいけど、とても楽しかったです。
6日は、大井競馬場でもやっていたのですね。モノレールから見たのですが、わかりませんでした。
今度ぜひ、ご一緒しましょう。