SWISS MADE の OSTERN 17JEWELS プラ風防の取替
SWISS MADE の OSTERN 17JEWELS のプラ風防が割れていたので、取り替えました。リュウズの大きな1950年~代の時計だと思います。(追伸:スクリュータイプの裏蓋だったので、もっと新しい、多分1960年代でしょう。)
29.4mm径のドーム型プラ風防を付け替えます。
古いプラ風防なので、剥離剤をピンセットの隙間に取り込んで、風防とベゼルの接着面に浸透させて接着剤を溶かします。
剥がれました。文字盤は比較的きれいですが、針に錆が浮いています。ピンセットの先端で少し削り取りました。
剣抜きで外して、しっかり磨いてもイイのですが、なにしろ古いものなので一旦針を外す穴が緩んでしまって再び取り付ける時に上手くいかなくなるかもしれません。なので止めておきます。針の中心部に塗られている蛍光塗料を剥がしてしまう恐れもありますので。
ベゼルの縁にUVレジンを塗って、新しい風防をはめ込みます。風防が少し小さくて、29.6mm位がピッタリのサイズでしたがUVレジンは充填剤にもなるので、そのままUVライトで固化します。
このときUVライトが文字盤に当たると、夜光塗料が蛍光を発して光りました。まだあまり劣化していないようです。で、例の放射能測定器で放射線を測ってみることにしました。
左が時計の上の測定値です。右は、離れた位置での値。2倍強の差が出ました。やはり放射能が出ているようです。
なにしろ夜光塗料の原料ラジウムの放射能半減期は、1622年なので。ラジウムは他の物質と反応しても、放射線は出し続けます。そのエネルギーを利用して塗料を発光させている訳です。
文字盤も針も、まあまあ・・・きれいになりました。ムーブメントは快調です。秒針の先端部分には、赤い塗料が残っていました。この部分には、メタルカラーのコパー(銅色)を塗っても良かったかもしれません。シンプルですがクラシックな雰囲気の、よいデザインです。大きなリュウズもよいアクセントになっています。ラグ幅は、18mmです。こげ茶のエナメル系のベルトが合いそうです。
-追伸-
上の写真で見られるように、剣ズレもかなりあるのでもう一度開けることにしました。風防は接着してしまったので、裏蓋を開けてムーブメントを取り出します。
オープナーで開けます。
ムーブメントはキレイな状態です。
剣ズレを調整して、秒針も先の方を銅色のメタルカラーで塗りました。
きれいに仕上がりました。
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