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ヒゲゼンマイ修復用ピンセットの作成

2017-10-14 21:00:00 | 腕時計

ヒゲゼンマイ修復用のピンセット作成

 切れていたゼンマイを繋いだ”BULOVA"、誤ってテンプのヒゲゼンマイを伸ばしてしまいました。

 ヒゲゼンマイの外側の端、ヒゲ持ちから緩急針の先にかけて何カ所か曲がってしまって、内側の巻きに重なっています。

 まずはヒゲゼンマイを修復するため、先端部が極細のピンセットを作ります。

 先端がヘラ状になっているピンセットをダイヤモンドやすりで削って凹みを作ります。

 ピンセットを斜め下方向に使って、ヒゲゼンマイの曲がった箇所を挟んで真直ぐにするための形を作ります。ピンセットの先端部は合わせて、両方の先を一緒に、半丸のダイヤモンドヤスリで削ります。

 こんな感じでヒゲゼンマイの曲がった箇所を挟もうと思いますが・・・まだかなり太いですね。もっと削って細くしないと。
 ヒゲゼンマイは天輪の下側にあるので、受板と繋いでいるヒゲ持ちから外した方が作業がし易いのですが。ヒゲゼンマイとヒゲ持ちは、極小のマイナスネジで繋がれています。これを外すにはカッターナイフの刃の部分を使って、その極小のネジを緩めて外します。
 しかしヒゲゼンマイをヒゲ持ちから外すのは厄介なので、取りあえず繋がったまま天輪の上からトライしてみます。

 この作業は、前回アップした実体顕微鏡でしようと思います。片目のルーペでは遠近が掴めなくて微妙な作業ができません。

 

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