クロノメーター・スモールセコンド
SWISS MADE の CHRONOMETER ”LISA” です。スモールセコンドで、針はブレゲ―ブルーです。ベゼルやフレームのメッキが腐蝕していて、文字盤も汚れが酷い状態です。
グリスが固まっていて不動の状態だったので、洗浄してクリーニングしました。プラ風防の1時から2時の間にヒビがあります。交換することにします。
風防の径をノギスで測って、合うものを探します。ベゼルを外して風防を取り出します。
風防の径は、23.0mmです。ピッタリ合うものが見つかったので、ベゼルにはめ込んで大きさを確認します。
文字盤は始めリグロインで拭いたのですが、こびり付いた汚れは、ほとんど落ちません。リグロインでは強くこすると塗装を剥がしてしまうので、カメラのレンズクリーニングリキッドで拭いてみました。グリスの固まり、シミなどは取れませんが、薄黒い汚れは綿棒に拭き取ることが出来ました。文字盤の塗装の地が出て、少し白くなりました。
細かい艶出し用のヤスリで、ベゼルとフレームを磨きます。メッキが剥げて地のメタル(真鍮)が出てしまっているので、ピカピカという訳にはいきませんが、まあ少しはキレイになりました。
新しい試みで金属光沢が出る、漆の銀継で塗装してみようと思ってます。
さすがクロノメーター、しっかり動き出しました。時間も非常に正確です。
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