フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

SWISS MADE の Quartz

2020-05-17 10:00:00 | 腕時計

SWISS MADE QUARTZ 

 ちょっと久しぶりのクォーツです。DATE付です。ジャンクで手に入れました。メタルのベルトもピンが抜けていて、外れています。

 もともと電池がついて無くて、電池収納穴の径や深さから”SR920SW”をセットして、OK。動き出しました。なのですがよく見ると、12時のタイムマーク、チップが外れていました。リュウズを抜いて、ムーブメントを取り出します。


 三角のタイムマークには小さな突起が二つあって、これに対応した文字盤の二つの穴にはめ込みます。

 

 少量の接着剤をつけて文字盤に貼り付けます。この時チップの方に接着剤を付けたのですが、ピンセットでチップをつまみ上げたらピンセットにくっ付いてしまって。文字盤にくっ付けるのに往生した。接着剤は文字盤側の穴に少量、ツマヨウジで着けておくのが正解ですね。

 接着剤は量が多すぎて、はみ出しています。チップは非常に軽量ですので、接着剤は極わずかで大丈夫です。

 タイマークがつけられて、これでOK・・・時間を合わせていたら分針が文字盤のタイムマークと接触していて回りません。よく見ると分針が軸から外れていました。分針をはめ込むためには、秒針を抜かなければなりません。

 まず秒針を抜いてから、分針をはめ込んで、秒針も改めてセットしてこれでムーブメントは完了。針の引っかかりもなく、順調に動いてます。巻き芯を抜いて、ケースにセットします。

続いて外れていたメタルのベルトを繋ぎます。

 メタルのベルトは割ピンで繋いであります。その割ピンが無かったので、洋金の1.0mmの針金で代用します。
少し太かったのでヤスリで削って細くしました。

 

 DATE付で、なかなか好いクォーツです。多分1980年代のSWISS-MADEだと思います。

 レディースかもしれません。小さめですね。私は手首が細いので、ピッタリです。

 

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