フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

べっ甲の丸メガネ

2017-12-17 10:00:00 | メガネ・ルーペ

細いべっ甲が巻かれている丸メガネです

 読書の時、老眼で細かい字がよく見えないので、使いやすい昔の丸メガネを集めています。たくさんあっても仕方ないのですが・・・

 メタルの枠に薄いべっ甲が貼り付けてあります。

 鼻眼鏡です。バネのクリップをつまんで、鼻梁に挟み込みます。バネが緩くて上手く鼻に留まりません。(私の鼻筋が通っていないから?)

 レンズは遠近(中近)?両用です。でも私には、ちょっと度が合いません。老眼で度が合わないとはどうゆう事なのか?本を近づけても離しても、ピントが合いません。

 ブリッジは、メガネを鼻梁に直接載せるタイプでノーズパッドはありません。フレームのべっ甲が一部欠けてしまっています。リムはメタル(真鍮)がベースなのでレンズをはめ込むのに特に支障はありませんが・・・

 テンプルはバネのワイヤータイプで、耳にしっかり掛かります。軽いメガネで顔にフィットして、着けている感覚がありません。ずり落ちないので、私はこのタイプのテンプルが好きです。

 

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平和島骨董まつり

2017-12-15 10:00:00 | 日記

平和島骨董まつり

今年最後の平和島骨董まつりに行ってきました。今回の収穫

 

クリスタルのリキュールグラス、金縁の古いサングラス、ブルーのガラス石

 グラスは一脚だけポツンとありました。今回は最後の日だったので、残り物です。これで泡盛にシークァーサー生ジュースを一滴たらして、やろうと思ってます。
 金のワイヤーテンプルのサングラスです。度は入っていません。このタイプのメガネは、ヨーロッパ、フランスなどでサングラスとして使われていたようです。フランス雑貨で時々見かけます。でも外で使うにしては小さ過ぎるし、室内でロウソクやランプのオレンジ色の光で本を読むときなどに使ったのだろうか・・・単なるファッションで着けていたのではないと思うのだけれど。
ー追伸ー
 視力矯正用のメガネは1700年代頃から本格的に使われ始めたそうですが、これとは別に1800年代のビクトリア朝時代に、アイ・プリザーバーとかアイ・プロテクターと呼ばれる弱視用の保護メガネ、青いサングラスが使われていたそうです。1800年代後半のイギリスの商品カタログにも載ってます。(図書館で借りた「ヴィクトリア朝百科事典(谷田博幸)」)でも弱視の人が、このブルーの丸メガネをかけて見えるようになるとは、とても思えないのだけれど・・・やはり、屋外でのサングラス的な保護メガネとして使われていたのだろうと思われます。

 ブルーのガラス玉です。色がキレイなのでつい買ってしまいました。所詮ガラスですが、ブルーの色に惹かれました。シンプルな指輪にでも加工したいと思います。

 もう一つ古いプラチナ万年筆、赤いセルロイド軸の万年筆”金魚”が大変気に入ったのですが、きりがないので止めました。う~ん・・・でも心残りだなぁ~。

 以前、手に入れた小さな万年筆工房(京都?)の”金魚”、セルロイドの万年筆です。渋谷の東急ハンズで見つけました。

 

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古いデジカメ

2017-12-14 12:25:30 | カメラ

NikonのクールピクスとPanasonicのLUMIX

 何故か最近、古いデジカメが集まって来ています。まぁ、自分で集めている訳ですが。屋外で撮るときに液晶のモニター画像は、明るくてよく確認できません。それでファインダーが内蔵されている、コンパクトデジカメが欲しいと思って。一眼レフでは大きくて重いので。
 古いモデルのファインダー付コンデジ、画素数もそこそこで安いです。パソコンに取り込んで見るので、大伸ばしにする訳でなし、プリントしてもせいぜい2Lなので4~500万画素で十分です。

 LUMIXのファインダーは電子画像、Nikonクールピクス4300は実像です。手前のクールピクスS210にはファインダーはありません。

 モニター画面は、小さいです。ファインダーは、電子画像です。

 ファインダーは実像です。モニター画面が小さいです。でも写っているのが確認できればイイわけですからね。

 クールピクスS210、比較的最近のモデルです。ファインダーはありません。薄いです。今は、スマホの写真がキレイなので、小さくて手軽に持ち歩くことが出来てもあまり出番がないですね。4300のおまけで、付いてきました。

 三台とも充電器が無くて、別途探して求めました。デジカメの充電池は、同じメーカーでも機種によって形状が違っていて、電圧、電流も異なります。AC電源アダプターから供給される電圧も微妙に違っていて、その機種専用のものでないと動きません。

 

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クロノメーター・スモールセコンド

2017-12-14 01:19:01 | 腕時計

SWISS MADE BENAR クロノメーター・スモールセコンド

SWISS MADE のクロノメーターです。

 メタルベルトの手巻き、クロノメーターです。文字盤が黄色く変色しています。プラ風防は、もちろん傷はありますが、比較的きれいです。ベゼルやケースには腐蝕が見られますが、まあまあの状態です。

 ゼンマイが巻けません。巻きの受板を外して香箱に載っている歯車を取り出します。香箱の軸から外れていました。オイルの汚れも酷いので、ベンジンで洗浄しました。他は面倒なので、洗浄はここだけにします。

 ゼンマイ周りの丸穴車と角穴車は受板で留められていて、軸の箇所に石が付いています。ゼンマイは巻けるようになったのですが、テンプが上手く振れません。よく見ると、ヒゲゼンマイが緩急針から外れていました。巻上げヒゲタイプなので、外れやすいです。先の曲がったピンで、ヒゲゼンマイを曲げたりしないよう慎重に、緩急針の間に押し込みます。

 上手く動き出しました。時間は少し進み気味だったので、緩急針で調整しました。
 テンプ周り、ガンギ車とアンクルの接点にもオイルを差しておきました。

 さすがクロノメーター、60年以上たっているのに非常に正確です。

追伸-

 文字盤が黄色く変色しているようなので、ベゼルを外してクリーニングすることにしました。

 ベゼルがきつくはまっていて、開けた時に文字盤の11時と12時の間、斜めに傷つけてしまいました。参ったなぁ・・・
 文字盤が変色していると思っていたのですが、ベゼルを外すと実はプラ風防が黄色く変色していました。在庫の中から同じ径の風防を探し出してきて、取り替えます。

 傷はアクリル系の塗料で修復します。

 黄色と白を混ぜてクリーム色を出そうとしたのですが、黄色が強過ぎて文字盤の色が上手く出ません。

 でも細い線状の傷なので塗る箇所も細くて、ほとんど目立たなくなりました。

 風防も透明でキレイになって、これでOKでしょう。

 

 

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古いエルジン(ELGIN)の修理

2017-12-13 10:00:00 | 腕時計

友人の古いエルジンの修理

お父さんの遺品だそうです。気合を入れて修理しないと。

 スモールセコンドの針が外れています。リュウズも曲がっていて、時間セットができません。文字盤はホウロウ製です。細いひび割れが見られます。

 テンプはスムースに動くのですが、全くガンギ車に連動していません。ガンギ車はスムースに動きます。アンクルの具合が良くないのかもしれません。

 けっこう汚れがあったので、文字盤も剥がしてみました。ビス穴の周辺、歯車にも汚れ、ゴミが溜まっていました。

 ゼンマイ巻上げにテンションが掛からず、香箱を取り出して見ると、やはりゼンマイが切れていました。中程で切れているので、繋ぐのは難しいかもしれません。その時は、同じムーブメントのゼンマイを探さなければなりません。

 テンプがクルクル回ってしまう状態でしたが、取り出して見ると天真がヒゲゼンマイから抜けていました。
 切テンプ、巻上げヒゲです。ヒゲゼンマイは破損していないようなので、ヒゲ持から外して天真に押し込まなければなりません。ヒゲゼンマイはヒゲ持ちに小さなクサビで止められています。クサビはさらにネジで押さえられています。ここから外していかないと、ヒゲゼンマイは取り出せません。う~n・・・かなり厄介です。

 巻き芯の具合も良くないようだし、修理できるのだろうか・・・時間がかかりそうです。でも修理できたら、大きくスキルが上がりますね。ゆっくりやっていきます。

 

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