刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

ラーメン岡本屋(ラーメン)

2013年04月15日 01時03分31秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
叡山電鉄茶山駅から東へ100m、人気麺店「紫蔵」の跡地にある、ますたに系ラーメン屋さん。
今は崩壊してしまった一乗寺の「かんだ」にいらした親子の方が営んでおられるお店である。

店内はカウンターだけだが、席の後方にたっぷり余裕を持たせゆっくりと麺を堪能できるように
なっていて、このあたりは以前に入っていた「紫蔵」そのままである。

メニュー構成は、ほぼ「ますたに」そのまま!
おとなしい息子の創ったラーメンを愛想のいい おばあちゃん”がゆっくりと我々の
元へ運んできてくれた。



600円(大は+100円)は見た目もほぼ「ますたに」である。
背脂がたっぷり入ったスープは「ますたに」伝授の醤油豚骨、温度低めのスープを
すすると甘い多くの背脂が流れ組んでくる。
醤油ダレがよく効いてオーソドックスでシンプルな味わい、スープをかき混ぜると
お得意の一味がピリッと効いて心地よい刺激となる。

麺は直細麺、吸収性の高い性質を持っている麺で、すぐに伸びてしまうところが残念なのだが
このあたりもやはり ますたにっている。ただ本家より更に伸びやすくなっている(のそ時は)
ので大盛りにはご注意を!



チャーシューは伝統的なロース、かなり小ぶりで薄めだが、その分柔らかくスープ、麺の相性はかなり
いい方でバランスは◎!

ネットではかなり叩かれている記事が多く見かけられ、後発だけにもっと努力せよ!!
との厳しい意見も確かに存在した。
ただオーソドックスでシンプルな手法で創られたラーメンは安心の美味しさを提供してくれる。

確かに多種多様な具材と手法で研究し尽くされる現代ラーメンからは取り残された感はあるが
決してラーメンはそれだけではないし、恥ずかしいお店でもない!!
ばあさんの笑顔と直向きな努力に今後も応援したいお店である。



「京都市左京区一乗寺西水干町32」

日記@BlogRanking
コメント (2)
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