台湾ワン!(Taiwan One!)

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中国語教室の生徒募集チラシに思ったこと

2007年10月08日 | 日々の日記帳
先日、事務所近くの中国語教室の「生徒募集」チラシがポストに入った。歩いて1分足らずのところに、ライバルがいるわけだ。早速チラシをチェック。
・グループレッスン:
 月4回(1回50分)
 月謝10,500~14,000円(52.5円~70円/1分)
・個人レッスン:
 月4回(1回50分)
 月謝19,800円(99円/1分)
※入学金5,250円&教材費が別にかかる。

うちの場合(以下g.t.c)は
・グループレッスン:
 月2回(1回90分)、月謝5,000円(27.8円/1分)
 月1回(1回90分)、1回3,000円(33.3円/1分)
・個人レッスン:
 1回120分、6,000円(50円/1分)
※入学金&教材費は一切とらない。

 g.t.cの場合、レッスン料が他社の半額以下、参加回数が生徒の自由で決められる(他社は月4回のフィックス料金のよう)、レッスン料以外の他費用が一切かからないと、とても誠実でお財布にもやさしい設定と自負。それに、話が弾んで時間をおまけすることもしばしば(生徒さんにとって迷惑かもしれないが)。

 もう一つの強みは、個人レッスンでは、簡体字・繁体字、「ピンイン」・「注音符号」が話し合いで決まること(他社は簡体字・「ピンイン」のみ対応のよう)。入門お試しレッスンの際、生徒さんと一緒に教材、書体、発音システムを決めていく。個人レッスンはすぐに使いたい方が多いので、それに備えて現地の資料もグループレッスン以上に積極的に取り入れている。

 少し話を戻すが、教室選びは料金はもちろん重要だが、講師の質の見極めや講師との相性も大切だ。いろいろ試したいのが学習者側。だから拘束が少ない教室のほうがありがたい。でも教室側は、生徒が長期間在籍してくれたほうが経営が安泰だから、ロングスパン料金を打ち出したがる。

 g.t.cは月ごとの料金で、拘束が長くて1ヶ月。「来月からもう来ません」と言われたらおしまいの緊張感は経営側が持っていなければならない。なぜに自らそんな不利な条件を課すのか?常に崖っぷちに追いやられる気持ちでいた方が、常に緊張感を持って最高のものを提供でき、それを生徒さんが認めてくれたら、料金の束縛がなくても通い続けてくれると信じているから。(美談のように聞こえるが、実際はけっこう大変...)

 というわけで、日々がんばってる黄老師の気持ちで締めくくることにした。普段あまり口にしないことだが、少しでもわかってもらえたらうれしい。そしてまだ見ぬ未来の生徒さん!躊躇しないで、思ったときがはじめるとき。あとはドアをノックする勇気ですよ!

台湾茶イベント・少人数制中国語教室




コメント
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