マンドリンフェスタ

前橋市で開催される萩原朔太郎生誕１２０周年記念マンドリンフェスタが近づいてきた。メインイベントは２８日、２９日の二日間。
ちなみに２８日（土）は群馬県民の日で休日の事業所が多い。
前橋が生んだ詩人がマンドリンに興味があった事から市の活性化にもつなげようと企画した一大イベントだ。
フェスタに携わるボランティア１００人を募集したところ、関係者からの推薦も含めて目標には届かず苦戦。
全国から参加するマンドリン合奏団も県内の参加者が少ないように思う。
営業活動？に利用されるのを嫌ったのか、理由は定かではないがマスコミだけが先行している気がする。
朔太郎が創立したのマンドリン楽団がある前橋市でさえ行事を知らない人が多い。
ある団体が出演を希望したところ多量のチケット割り当てがきたと言う。
市も威信にかけてそれなりの対策を講じ、表向きは成功に導くと思いますが重奏の優勝賞金も県外団体に決定。
前橋市・マンドリン・萩原朔太郎の知名度を高める手段としては結構な話だが足元を固める作業がおろそかになり、大風呂敷を広げすぎた感が残る。
行政側からの一方的な押しつけではなく、市民の要望や自然発生的に輪が広まって行くのが望ましい。
楽譜が無かった時代、民謡や子守歌は人から人へ歌い継がれ今日まで健全として生き続けている。

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