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もぐら

2009年12月27日 12時26分30秒 | 日記
もぐら叩きゲーム大はやりした時期があった。
本物のもぐらは土の中で暮らすため、日常生活で実物を見ることは不可能に近い。
土が盛り上がっている下にもぐらの通り道がある

ここは休耕田でやわらかい土だが、庭の堅い土でも平気で突き進む
ネコの餌(えさ)がネズミや野鳥だった頃、間違って土の上に出てしまったもぐらは餌食(えじき)となったものです。
作物が植えてある場所にもぐら穴を開けまくると非常に具合が悪く、農家では秋になると十五夜、十三夜と並び十日(とうかんや)と言う行事を行った。
里芋(さといも)の茎を束ねて麦わらで巻く、これを藁鉄砲(わらでっぽう)といい、子供達が近所の家々を訪ね歩き庭中を叩いて歩く。
里芋の茎を使うのは土を叩いた時、大きい音がするためもぐらが驚くと思ったのだろう。
土を叩く時の掛け声は地域によってまちまちで、十日夜十日夜夕飯食っちゃ腹太鼓(とうかんやとうかんやゆうめしくっちゃはらでえこ)と叫んだ記憶がある。
上の写真をちょいと拡大してみるとこれをもぐら塚と言うらしい。

田舎育ちで、田舎暮らしの私でさえ、本物のもぐらは、昔ネコが取ったのを1~2度見た程度。
ネズミの鼻が長く伸びたような体型、手はまるでスコップの状態で、メタボドブネズミくらいの大きさだ
食欲は旺盛でミミズが好物、寝るのが好きだと言う
ほ乳類に属し、目はあるがほとんど退化して見えないらしい。
先日、小説家の多島斗志之(たじまとしゆき)さんが、失明を苦に失踪したと言う。
失礼な言い方だがもぐらだと思えば短慮な行動は慎んでもらいたいが、ご本人にしてみれば周りの人への最大の気配りだったのだろうか・・・
正月を前に庭のネコヤナギも大夫それらしくなってきましたよ

年内に無事が報告され、正月を家族と一緒に迎えられるといいですね

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