グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

カラスウリの花

2013年08月18日 21時49分02秒 | 自然観察
昨夜、夕食を済ませた後、いつもの雑木林へ。
目的はカラスウリの花です。

沢山咲いていました (^^)




カラスウリは夏に白いきれいな花を咲かせますが、日没後に開花し、翌朝には萎んでしまいます。


それにしても面白い形の花弁ですね。


スズメガの仲間を呼び寄せるために、こうした目立つ形になったといわれています。(でも、夜しか開いていないので、人目にはつきませんね)


翌朝には、しおれてしまいます。



おまけ
今宵の月




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虫見散歩 あかぎ木の家周辺

2013年08月18日 18時30分29秒 | 自然観察
この土日も暑かったですねぇ。前橋の最高気温は昨日が34.5℃、今日は35.4℃でした。このところ、朝7時頃に市からのメールで「高温注意情報」が配信されるのが毎日の恒例になってしまっています(^^;)

さて、昨日の午前中は、赤城山中腹にある「あかぎ木の家」の周辺で虫見散歩。

標高が950mくらいなので、木陰を歩いていると気持ちが良い (^^)

アキアカネ










ナツアカネ


オオルリボシヤンマの産卵




かわったシジミチョウがいるなと思ったら、シロオビクロナミシャクでした

昼に盛んに活動する蛾です。(鱗翅目の昆虫を「蝶」と「蛾」に分けるのは分類学的にはあまり意味がありませんが・・・)


赤城山ポータルサイト 群馬県・赤城山広域振興協議会



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早朝虫見 アゲハ、シオカラトンボ、アオバハゴロモなど

2013年08月16日 21時08分25秒 | 自然観察
今日も暑かったですね。前橋の最高気温は35.4℃でした。


さて、
昨日の早朝虫見のつづき。
嶺公園を一回りした後に向かったのは、いつもの雑木林の林縁です。
アゲハ




サトキマダラヒカゲ


キタテハ


コミスジ


イチモンジセセリ


オオチャバネセセリ


ゴイシシジミがアブラムシの分泌物を吸っていました。


シオカラトンボ




オオシオカラトンボ


ナツアカネ


ミヤマアカネ




アオバハゴロモ

アオバハゴロモの学名はGeisha distinctissima
属名の「Geisha」 は、“芸者”に因んでいます。しっとりと落ち着いた美しさのこの虫を眺めていると、なるほどと思う命名ですね。

アオバハゴロモのことを「はと」と呼ぶこともあるようです。確かにあの『鳩サブレ』に形が似ているかも・・・ (^^;)




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早朝虫見散歩 カブトムシ、ノコギリクワガタ、ウスバキトンボなど

2013年08月15日 20時31分45秒 | 自然観察
今日の前橋の最高気温は35.7℃。
私が小学生の頃、休み中も規則正しい生活をするようにとの指導があり、夏休み中の一日のスケジュール表などを作成させられたものです。
朝の涼しいうちに宿題をして、外で遊んだりするのは、10時過ぎから・・・。というのが当時の模範的時間割でしたが、酷暑の現在では、涼しいうちに外で遊び、10時前には家に戻って、エアコンの効いた室内で勉強する。というのが小学生の正しい夏休みの過ごし方のような気がします (^^;)

今日は夏休み。(今週は火曜日、木曜日と飛び石で休ませて頂きました)
猛暑日の予想だったので、早朝の涼しい時間に嶺公園で虫見散歩。
コバギボウシ




カブトムシ


ノコギリクワガタ


大顎が直線的な小さなオスでしたが、しっかりとメスをガードしていました。

この後、私がさらにカメラを近づけたら、自分だけ死んだふりしてポロリと地面に落ちてしまいましたけど・・・ (^^;)

アシグロツユムシの幼虫


ミズヒキにとまっていました。


マユタテアカネ


ナツアカネ


ウスバキトンボ

ウスバキトンボは世界中の熱帯から温帯にかけて広く分布するコスモポリタン種。日本でも全国で見られますが、寒さに弱く4℃以下の低温では死滅してしまいますので、ごく一部の地域を除き、日本では越冬することはできません。
日本で見られるウスバキトンボは、南方からやって来て、短期間に世代交代を繰り返しながら、北へ北へと移動していきます。前橋周辺では7月中旬頃から群れて飛ぶ姿を見かけるようになります。
そして冬が訪れると日本に渡ってきたウスバキトンボの子孫たちは辿り着いた地で死に絶えてしまいます。ウスバキトンボたちの旅は北へ向かう一方通行。
お盆の頃、たくさん見られるようになるので、「精霊とんぼ」と呼ぶ地方もあるそうです。
逞しさと儚さを併せ持ったトンボですね。


ウスバキトンボは、昼間は飛び回ってばかりで、ほとんど止まることがありませんが、朝方と夕方には木や草にぶら下がって止まる姿が見られます。



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覚満淵のカルガモ

2013年08月14日 21時04分26秒 | 自然観察
先日の覚満淵


かわいらしいカルガモのヒナと出会えました (^^)


このヒナたちが上手に潜水していたので、びっくり!




カルガモは水面採食性のカモなので、ふつうはほとんど潜水することありません。せいぜい、水面で逆立ちする程度です。しかし、覚満淵に棲むカルガモは潜水カモあるいは海ガモと呼ばれるキンクロハジロやホシハジロのように上手に潜水することが群馬の鳥好きの間ではよく知られています。
覚満淵は餌が少なく、透明度が高いのでやむを得ず水中に潜って餌を探す行動を獲得したのかと思っていましたが、小さなヒナも潜水しているので、この行動は親から子へと“文化”のように受け継がれているのかも知れません。
もし、潜水するカルガモを見かけたら、それは覚満淵のカルガモの親戚かも (^^)




おまけ
今宵の月




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今日の虫 ナツアカネ、シオカラトンボ、ムラサキシジミなど

2013年08月13日 21時41分09秒 | 自然観察
今日の前橋の最高気温は34.9℃。ギリギリで猛暑日にはなりませんでした (^^;)
今日は夏休みを頂いたので、午前中、いつもの林縁で虫ウォッチング。

ナツアカネ








ミヤマアカネ


ナツアカネもミヤマアカネもだいぶ赤くなったオスを見かけるようになってきました。暑さは当分続きそうですが、季節は確実に進んでいますね。

シオカラトンボ






樹液に来ていたキタテハ

キタテハの左下にいるのは、ノコギリクワガタのメス

コミスジ




ヒメジャノメ


ムラサキシジミ


ムラサキシジミはたくさん見かけましたが、翅を開いてくれたのは、この子↓だけでした。




キマダラセセリ






オモダカの花

花に来ていたのはホソヒラタアブです



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赤城山の赤とんぼたち

2013年08月12日 21時40分27秒 | 自然観察
昨日の赤城山プチ避暑のつづき。
覚満淵で出会った赤とんぼなどをご紹介します。


アキアカネ






アキアカネは暑い時期を涼しい高原で過ごし、秋になると再び人里に戻ってきます。ちょっとうらやましい生活サイクルですね (^^;)




コノシメトンボ






ネキトンボ


翅の基部が橙色をしているのが「根黄とんぼ」の名の由来。


ミヤマアカネ

“深山あかね”と名付けられていますが、深い山の中よりも人里に多い赤とんぼです。

赤とんぼの仲間(アカネ属のトンボ)は、よく似た種が多いですね。
見分けるポイントは、翅の斑紋、顔の模様(眉斑など)、胸の模様(黒条の入り方)などです。
現場で種類の不明な赤とんぼを見つけたら翅、正面から見た頭部、真横から見た胸がよく分かるように写真を撮っておくとよいでしょう。後でゆっくりカメラやPCのモニターで拡大して、図鑑などで確認すれば、正確に同定することができます。デジタルカメラは現代の生き物観察の必需品と言ってよいかと思います。
ただし、写真やビデオが撮れたことに安心して自分の目で実物を観察することを疎かにしないように気をつけたいものです(自戒です・・・)


アオイトトンボ

成熟したオスは胸部の側面が白い粉を吹いたようになります

涼しげなトンボですね (^^)



アカハナカミキリ


ヒロバネヒナバッタ



涼しい場所で虫たちと遊んでいると、暑い下界に帰りたくなくなります (^^;)





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赤城山でプチ避暑

2013年08月11日 21時37分34秒 | 自然観察
今日の前橋の最高気温は今季最高の38.9℃。
この猛暑から逃れるため、赤城山へ (^^;)

鳥居峠から覚満淵を望む


木陰に入ると涼しくて気持ちが良い。平野部の暑さがウソのようです。


赤城山で出会った花や蝶たち
ワレモコウ


ツリガネニンジン


クガイソウ


ウツボグサ



オオチャバネセセリ


ウラギンヒョウモン




ヒョウモンチョウ






ジャノメチョウ


ヒメアカタテハ


キアゲハ



赤城山プチ避暑で出会った虫たちの紹介、つづきます。


赤城山ポータルサイト 群馬県・赤城山広域振興協議会



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週末虫見 高崎市染料植物園

2013年08月10日 20時56分10秒 | 自然観察
「今日は猛烈に暑かったですねぇ」と昨日の記事の冒頭に書きましたが、今日はその上をいく暑さでした。
前橋の最高気温は38.3℃。全国のトップ5はこちら↓



真夏の暑さは好きですが、この気温はさすがに高すぎです(^^;)


今日は午前中に、高崎の観音山にある染料植物園で虫ウォッチング。今月下旬に開催される「昆虫探索撮影会」の講師を依頼されているので、その下見です。

園内で出会った虫たちの一部を紹介します
ゴマダラチョウ


黄色い口吻が目立ちますね


ダイミョウセセリ


ツバメシジミ


ツクツクボウシ


アブラゼミ

アブラゼミは普通に見られるセミですが、翅全体が不透明なセミというのは、世界的に珍しい種類なんだとか。意外ですね。

キボシカミキリ

この長~い触角は何のためにあるのだろう?

ヤブキリ


アシグロツユムシの幼虫


ヤマトフキバッタ

フキバッタの仲間は、翅が退化しており飛ぶことができません。

オオカマキリの幼虫


シオカラトンボ ♂未成熟



                                        

【お知らせ】
高崎市タワー美術館では、現在「アート昆虫ワールド」開催中。
詳細はこちらから↓


また、この展覧会の関連事業として、8月25日(日)に、高崎市染料植物園で『昆虫探索撮影会』が開催されます。
詳しくはこちら↓
アート昆虫ワールド 関連事業 高崎市タワー美術館

                                        



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