早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

移住先候補としての小豆島

2018-02-16 | 移住
以前から、リタイアしたら東京からは離れる気満々だったので、いろんなところを移住先候補としてウォッチしていました。その一つが「小豆島」
理由はワインが好きだからオリーブの島に暮らしてみたい!あわよくばオリーブ育てたりして・・・。そして、瀬戸内海ってちょっと地中海っぽくていいんじゃない?!温暖そうだし・・・移住=リタイアした後の楽園生活だと思っていたので本当にイメージだけで夢を膨らませていたのでした。

百聞は一見にしかず、一回行ってみよう!ということになり、2016年5月に小豆島オリーブマラソンに合わせて訪問することにしました。
小豆島といえばオリーブと二十四の瞳、そのくらいは知っていましたが、まずそれ以外をほとんど知らないことに気づきました。ごま油のかどやが小豆島が発祥だったこと、醤油の街であること、名産ですから醤油ソフトクリームもちゃんとあります。そして、マラソンのゴール後に初めて食べた小豆島そうめんが、それはそれは美味しかったのです。醤油の街ですから、ツユが美味しかったのもあるかもしれません。

そして、残念ながら予想していたほどのオリーブの島ではないことにも気づきました(涙)。イタリアの八百屋で量り売りしていたオリーブがとても強烈だったので、このオリーブの島ならばきっと量り売りしてる、と期待していたのですが、そんなものには出会えませんでしたし、お土産屋でスペイン産のオリーブオイルが売られていたことにがっかりしました。もちろん、小豆島産のオリーブオイルも販売されているのですが、希少価値があるのでしょう、小さいのに高くてがっかり。オリーブがたわわになる地中海の島、のイメージはもろくも崩れ落ちたのでした。
誤解のないように書いておきますが、日本の中では十分オリーブの島です。私が勝手に期待しすぎていただけなのだと思います。

そんなものにこだわらなければ、醤油も佃煮もそうめんも、本当に地場の産業がしっかり守られている素敵な島で、そうめんや醤油をお取り寄せしたりするくらい小豆島のファンになりました。
数日の滞在だったので一面だけしか見ていないのかもしれませんし、もちろん、移住してオリーブを育てている方もいらっしゃいますので、違うタイミングで訪問して違うエリアを回っていたら話は違ったのかもしれません。しかし、第一印象って重要だと信じています。ピンとこなかったのならば次!そのうちまた思いは戻るかもしれません。

ということで、一旦、小豆島は候補地として保留にしましたが、今回このエンジェルロードの写真を見ていたら、また行きたくなってしまいました。実は小豆島を忘れられていないのかもしれません。。。