早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

長野の不思議

2018-02-21 | 信州
長野に住んでみて初めて気づいたことがいくつかあります。その中で気になる順に2つ。

●長野ではなく信州という
例えば長野県の人が初めてオリンピックの金メダルを取ったとすると信州初の金メダル獲得!といいます。
これは住んでいる地域によっては「長野」というのは「長野市」のことだ、と思っているからなのかなと思っていたのですが、NHKのアナウンサーがそういうのだから、住んでいるエリアとは関係ないようです。
最初はとても違和感があり、信州ってもしかして長野とどこか(例えば山梨の一部とか)をまとめた地域のことを指しているのか?と思いましたが、やっぱり「長野県」のことを指しています。

こんな呼び方をする県は他にありますか?
前回、会津の話をしましたが、会津の人も「福島」という言葉には違和感があり、福島というのは福島市のことを指している、という印象があるのだそうです。しかし、それでも、福島県全体のことを指すときに「会津」とは言いません(そもそも県全体を指していない)。信濃の国、だったらありそうな気がするのですが、長野の人が言う「信州」=全国の人が言う「長野県」、というのがいまだに腑に落ちていない私です。

●天気予報のページ数がすごい
地方のニュースを見ていると天気予報が細かくなるのは普通の話ですが、長野県(・・・ここも信州というべきでしょうか)の天気予報の細かいこと細かいこと。でも、暮らしているとそれは当然のことだとわかりました。大きなくくりでいくと、北部・中部・南部という天気予報もあるのですが、この天気予報では自分の住んでいる地域はどれも参考になりません。どれかに近い、というのもないのです。標高が変わると同じ中部でも気温は全く違うし、山を一つ越えると天気も全然違います。面白いのは、長野を取り巻くすべての県の天気が表示されると、一番近い県の天気が北部・中部・南部、という天気予報よりもよっぽど参考になることです。



長野の不思議、あ、「信州」の不思議はまだまだ蓄積されていきそうです。