早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

covacoで本棚を造作する

2018-02-06 | 家づくり
家を建てるときに、渡辺篤史の「建もの探訪」を見る方、多いんじゃないかと勝手に思っていますが、私もその一人。
あれはお金持ちのすごい家も多いので、ほとんど参考にならないと思っているのですが(笑)・・・違いました。ちゃんと参考になるものがありました。

covacoの本棚をどういう風に作ろうかと検討していた時に出てきたある方の家の本棚がとても参考になったので・・・真似しました。
当初は縦に木を通して、そこにフックをかけられるレールをつけて、横板をそのフックに乗せて(つまり普通の本棚です)、と考えていたのですが、横板って動かす必要ある?縦の木なくってもいいじゃん、と。結果的にこんなのが出来上がりました。



わかりにくいので製作途中の写真を載せると・・・


棚板は私が頑張ってやすりをかけて角を落としました(それぐらいはやります)。棚受けが3種類あるのは、近所のホームセンターの在庫の関係と壁の強度の関係と位置によって作業のしやすさが違うのでねじ穴を考慮したこと、によるものです。まあ、在庫の関係が大かも。

なんなら、上にもう一段作ることもできます。
こうやってcovacoにはいっぱい穴があいていくわけなのです。

covacoの物干しを考える

2018-02-05 | 家づくり
唐突ですが、私の大好きなことの一つが洗濯と布団干しです。
どのくらい好きかというと、中学生の頃、あまりに天気がいい日だったので布団が干したくなって仮病を使って早引きしたくらい、です。洗濯はどちらかというと洗濯籠に洗濯物がたまるのが嫌い、というのが近いかもしれません。

そこで、covacoに住むにあたり物干しはどうしたらよいか、と考えました。ベランダがないのでよくある「物干し」は設置されていません。まあ、外にこれまたよくある物干し台(下がブロックのやつ)を置くというのもありですが、これには主人がモーレツに反対しました。
covaco、物干し、とか検索するとアイデアが出てくるのですが、できれば室内洗濯物干しとして売っている既製品ではなく安く工夫できないかな、と思いつつ住んでみたら・・・答えは簡単でした。
covacoはどこもかしこも木がむき出しですので、どこにでも金具をつけて、そこにS字フックをかければよいのでした。


ということで、氷点下でなければウッドデッキにS字フックをかけて、氷点下で外干しできない日は普段使わない客室を洗濯物部屋としています。ガス乾燥機も導入したのですが、半乾きでも冬は夜にストーブの部屋にかけておけば、あっという間に乾いてしまいますので本当に助かります。金具+S字フックのいいところはS字フックを外してしまえば殆ど気にならないので、来客時に生活感漂う、ってことにならない点です。

ほかにも色々造作しているので、建築会社の方には「結構思い切って穴開けてますね~」と言われましたが、これがcovacoのいいところ。

#実はこれでは布団干しの趣味は解決されていないのですが、今のところ、既存の簡易布団干しをデッキに持ち出して干しています。まあ、布団は毎日でなくていいので洗濯物が解決されただけでよしということで。

covacoのカッコいいとこ

2018-02-04 | 家づくり
前回covacoがカッコいい、カッコいい、と連発したので、どんな風にカッコいいのかを書いてみようと思います。

まずはデザイン。カフェで使われる予定だったデザインを標準化しているので、一般の住宅にないデザインになっています。規格化されているのでシンプルな長方形なのだけど多分それもよいところ。自分で考えると凸凹の家を作ってしまいそうだし、片流れの屋根もなかなか。十分な軒も夏の日差しや雨を遮ってくれるし、もちろんちゃんと計算されていて、冬の長い日差しは取り込んでくれます。

窓も引き違いの窓を多用していないのがよいところ。covacoを作り始めた後、情報収集しながらいろんな家を眺めていると、引き違い窓が少ない家は、全般的にカッコいいことに気づきました。うちのcovacoもリビングの大きな窓以外は引き違い窓は使っていません。基本、吐き出し窓以外は引き違いにはしない作りなのがcovacoのいいところなんだと思います。

室内は無垢材をたっぷり使っているのと、壁紙を張らないので木のぬくもりが心地いいです、足元が特に。ログハウスってのはこんな感じなんじゃないでしょうか。こんなに無垢材を使って普通に家を建てたら確実に予算オーバーだろうなあ、と思うのでした。ある意味、部屋の中はこれで出来上がり?というくらいむき出しの状態。でも、自分で壁を塗ってもいいし、貼ってもいいし、そのままでももちろん味がある。そして、壁も梁もむき出しなので色々造作するにも便利。

カッコいい上に自分仕様に完成させる楽しみまで残してくれている、という代物なのです。おかげで住んだ当初は毎週末ホームセンター通いで散財しましたが・・・・。

平屋へのこだわり

2018-02-03 | 家づくり
3回建てないと満足のいく家は建てられない、とか聞いたことがありますが、確かに住んでみないとわからないことって多いです。東京の家は、都会によくある狭小地の3階建。狭小地といっても、建築基準法の枠いっぱいにできる限りの思いは詰め込んだので、まあまあ住みやすいいい家だと自負しています。ただ、困るのはぎっくり腰になった時の階段昇降。これだけはつらいです。元気な時は階段なんてスイスイですが、弱って初めてわかるんですね。

ということで、歳をとったら絶対平屋、というこだわりがありました。
ただ、知らなかったのは平屋は高い!ということ。2階建てとか3階建てって作るの大変だからそのほうが高いのかと思っていたら、基礎と屋根がたっぷりある平屋の方が全然高いんです。この歳になって初めて知りました。
最初相談した工務店の方は我々の予算だと平屋はちょっと厳しいかもしれませんね~と。でも、ちゃんと拾う神はいました。次の日に土地を案内してくれた不動産会社の方が平屋でも行けるかもしれません、と規格型住宅というのを紹介してくれたのです。

紹介された「covaco」は震災復興のために生まれた平屋住宅を一般向けに規格化したもので無駄がなく工期も短くコストダウンができる、なのにカッコいいのです。自分たちで平屋をデザインしたら、東京と同じような雰囲気の平屋ができてしまったのではないか、と思いますが、covacoは規格化されている分、我々がデザインする部分がなく、だからかっこいいのです。もちろん、同じような家が日本中にいくつもあるんでしょうが、それでもカッコいい。自分たちでデザインできないとはいえ、東京の家で「ああすればよかった」と思ったことを実現するくらいの工夫はできるのです。

御代田という町とこの規格型住宅covacoとの出会いで、今回の移住計画は自分たち自身の予想を遥かに超えたスピードで進んでしまい、1か月後には土地の契約、2か月後には地鎮祭をやっていました。なんとなく5年か10年先くらいかなあと思って移住が、1年先になってしまったのです。

参考:http://www.freeq.jp/WORKS/COVACO.html

移住先の選択  雪が少ないといったそばから・・・

2018-02-02 | 移住
御代田の周りって雪が少ないんですよ、といったそばから積もっちゃいました。
それでも、雪かきをするほど降ったのはこの冬2回目。東京付近に雪が降るとき、つまり日本海側でドカ雪が降らない時に降るようです。先週の南岸低気圧の時、東京は20センチ以上積もっていたのに、その時も10センチくらいで今回は前回よりもちょっとだけ多めなくらい。

10センチとはいえ、こんな時のことを考えると、除雪車がどの道路まで来るのか、坂道があるのか、家を選ぶときの重要ポイントですね。リタイアしてからの移住ならば「不要不急の外出を控えて」っていうアドバイスに従っておけばいいでしょうが、逆にリタイアしたころには歳も取っているし、やっぱり雪かきは体に堪えるでしょうから。でも、東京って除雪車来てくれないから一軒家に住んでいたら基本的に自分で雪かきしますよね。それと同じ感じです。東京よりも敷地が広い分雪かきをする道路は増えるかもしれませんが、今のところ、雪かきも冬のトレーニングと思ってやっています。

来週は寒くなるようなのでこの雪が融けなくてジョギングもできないのかと思うとちょっとだけブルーですが、5年ぶりに諏訪湖の御神渡りが出現したようなので、寒さついでに見に行ってみようかなと思ったりもしてます。