手のひらの感情

2010-08-06 21:00:00 | 日記風
 先日、ある電車に乗っていました。ちょうど帰宅ラッシュで、大変な混みようでした。
 駅について降りるとき、押されると言うか、引き釣り出されるというか、ホームと電車の間が開いてるんですよね。多分乗りなれている人は平気なんだけど私は普段は乗っていない電車で時間帯だった。
 その時点で異常に怖くて「危ない、危ない」をずっとつぶやいてたのね。

 どうにか無事にホームに下りて、私はここで出口を探すんだけど、そこの駅は違う電車に乗り換える駅なのね。

 まあこういうとき山手線なら、後ろからドンと押されて、なによ、痛いじゃないって感じになります。

 それのほうに慣れてるのかな。

 出口はどこだろう。

 のんびり探してた私の背を誰かが押しました。

 ドンじゃなくて、両肩を手のひらで前に押し出す感じ。

 怖かったの。

 なんていっていいか判らないけど、なに?って感じ。
 にっこり笑って首を絞めるというか。
 にっこり笑って崖から突き落とすというか、妙に静かで上品な感じが、却ってなにを考えてそれをしたのか判らないの。

 乗り換える必要のある人だったんでしょう。
 いつもの勘でここは急ぐべきだと思ったんでしょ。
 その目の前にわけの判らないおねえちゃんがふらふらと道を塞いでるのよ。

 どいてね。

 その程度の感じが乱暴に肩にぶつかる感じじゃなくて両手で押す行為につながったのかもしれない。

 押された私は怖かったけどね。

 ホームの前に立っていて電車が入ってくる瞬間、ぽんと背中を押されたからこれくらいの恐怖と、今のなに?って違和感は十分感じるでしょうね。

 それで落とされて引かれたら、永遠に何があったのか判らないけど。


 あれって、親切?
 にっこり笑って落とすほう?

 どっちだったんだろう。

 手のひらの感覚がなにも教えてくれなかった。
 伝わらなかった感情をずっと考え続けた。





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燃える扇風機

2010-08-06 15:00:00 | 日記風
 暑い日が続くので、つい涼を求め、仕舞い込んでいる扇風機を引っ張り出して使う。

 これが危ないそうです。

 部品が劣化しているとかいろいろ問題があって、火が出ることがあるそうです。

 厚いから涼を求めてさらに燃えられることになっちゃたまらない。

 冗談じゃなく大きな事故になることがあるので古い扇風機は使わないようにとニュースが言ってました。心配なときは製造元に相談してね~って。

 聞いたところだと最近の電気もんは5年寿命説があるらしく、家のクーラーがまたおかしくて今日当たり、また修理を申し込みますが…くるのはずっと後日ですね…。

 5年だと…、うちの寿命じゃない?
 だって購入後5年だもん。

 サイクルを早くさせたいんだろうけどさ~~、長く使える物を作ってほしいなぁ。





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朝から燃える

2010-08-06 13:00:00 | 日記風
 何故か朝の6時から洗濯に精を出してます。

 そうだよ、昨日夜食の野菜ジュースをじゅうたんと言わず、寝具の上にぶちまけたからだ。

 思いがけない大掃除と言うことであきらめましょう。

 しかし、やになるわ。

 


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震えて眠れ

2010-08-06 00:00:00 | 日記風
 1つことに心とらわれいるせいか、私の心の中に四季はない。

 暑いっていうのは判るんだけどね。
 夏だなっていうのも感じてる。

 でもすべてはガラス1枚挟んだ違う世界のことのように思う。

 現実のことは思えない。

 私がいろんなことがあって、死に魂のようになっていたとき、助けてくれたのがつか芝居だった。

 遠くに光る一条の星のように、夢を見させてくれた。

 1人じゃないのかもしれない。多くの人の心があって今に辿り着いてるのだろう。

 それでもあのとき、つか芝居に出会わなければ私はどうしていたんだろうと思わずにはいられない。

 なんかまたぼぉ~としている。
 クーラーの調子がもう悪い。

 コンセントを1度抜いてみようと、またその辺の物の上にのっかり、テーブルの上の夜食の野菜ジュースをひっくり返す。ビールジョッキ1杯分。

 あちゃ、寝具までびしょびしょだ。

 本当に余計なことをする私。

 今夜は早く眠りたい。

 心震えても、今夜は極力安らかな気持ちでいたい。




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