エルミタージュの猫たち

2012-11-05 18:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ロシアの250年前の女帝・エカテリーナ2世はエルミタージュ美術館を作った。
 最初は自分の趣味で集め出した絵だったが、絵を持つことは権力にも通じると思い、どんどん集め出し美術館にした。

 エカテリーナ2世はドイツから嫁いできたが、ドイツ人の血は引いてないそうだ。
 彼女は結婚するとクーデターを起こし、夫のピョートルを追いおとし、自分が即位する。

 悪女と呼ばれ、34年間、その在位についた。

 その時にできたのがエルミタージュ美術館だ。



 エルミタージュ美術館には、1つ心配なことがあった。

 ネズミだ。絵を齧ってしまうのではないかと、不安になり、エカテリーナ2世は「猫」を飼うことにする。猫は「絵画護衛官」という役目を与えられ、えさ係も存在していた。


 猫は愛され、絵の中にも猫が描かれたものが多くある。

 しかし、厳しい時代、食べる物が無くなると、この猫たち食糧にもなる。


 今でも50匹の猫がおり、1匹ずつ名前が付いている。

 猫は今でもここで愛され続けている。


 猫が愛され、猫が守る美術館。

 
 エカテリーナ2世の栄光と共に、今も多くの人々を惹きつけている。

心をとらえた「水中花」

2012-11-05 13:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 79年のドラマだけど、古いと馬鹿にしちゃいけないわ。

 どっぷり夢中かも。


 故・竜崎謙之助という画家の森下梨絵と美絵。美絵が竜崎の絵を切り裂いた所から始まった。

 2人は竜崎の隠し子。踊り子の娘。その絵の代金を支払うため、素人の歌と踊りが見られる店でダンサーとして踊るようになった姉の梨絵(松坂慶子)意外と母の才能を出し、今は昼の仕事の速記者よりウケている。

 血は隠しきれないという所か。

 そして竜崎未亡人が絵を夫の集め、竜崎の美術館を建てようとしている。その裏にいるのは、1つの会社。その敵対する会社の対談を受け持った今野(こんの)ドブネズミと言われながら、やっと手に入れたチャンスなのに、妹の美絵が絵を切り裂いたあとでした速記の仕事だったためにその原稿をなくしてしまう。

 困った今野が話を思い出して記事をでっち上げたが、それが意外と、事実をついていた。

 2社に振り回される今野。

 今野に惹かれる梨絵と美絵。

 隠し子だということもばれてしまった。母親はすっかりおだてられ、現状が判っていない。全て梨絵まかせだ。全てを背負った梨絵は思いがけない人生に流されて行く。


 そして、ボリビアで客死した竜崎には何か他の理由があったのではないか?


 いやー、こういう企業間のどろっどろっした話好きだわ。


 もう2,3回で最終回のようですが、しっかり見届けたいと思います。

万里の長城で日本人、遭難

2012-11-05 09:51:51 | ニュース
 今朝からちょろちょろネットニュースで見てたけど、今、現在の話なんだ。

 中国河北省張家口市懐来県のあの万里の長城で日本人観光客と中国人ガイド1人が遭難したそうだ。

 強風と大雪のためらしい。


 今から大雪か。


 今年も寒波が来るのかしら?


 しかしお1人はお亡くなりになったようなので、大変なことだ。また行方不明となっている方もいる。

 ぜひご無事でお帰りいただきたいと思う。
 
 ただ、正確な情報がまだ日本大使館に入っていない。
 誤報だといいですね。


 しかし万里の長城というと世界遺産。普通に観光に行く所なのに、こんな事故が起こるなんて…。

 彼らは北京市西部から登山し、その途中の遭難だったらしい。
 北京市に近い山地で整備された八連嶺より20キロ離れたあまり人の行かない場所のようだ。道路も整備されていない。


 そして数十年ぶりの大雪が重なった。 



 道路も通信も遮断されている。



 無事の帰還を願うしかない。