今井雅之最高っ! 酒井法子復帰会見

2012-11-24 19:00:00 | ニュース
 ニコ生で見たよ。

 最初入場して待ってたのにいざ始まる時間になって、プレミア会員が来たからって追い出された。

 でも途中から、長いし、だらだらした部分があるから見るの止めたのか、入れた。

 後は再放送みたいなの見た。


 1部が舞台の制作発表、2部が復帰会見。

 逆だろって感じだけど、最初から矢面に立たせるのもねって感じでしょうかね。


 今井さんが凄いよ。

 もうこの場を仕切ったね。さすが兄貴と言える。

 この人、男上げたね。

 役者としても転機迎えるかもね。


 2人で並んでるとどっちが問題起こしたか判らない、から始まって。

 ギャラが安い。これはさすがにちょっと…とぶっちゃけトーク炸裂。


 舞台まで稽古が2週間しかないですってね。

 正直舞台で2週間稽古してそれで主役務める、しかも歌まで歌うのはできるのか?と思った。

 3年仕事してなくて、舞台も7,8年ぶりだもん。現役でやってる人ならどうにかなるんだろうけど、かなり難しいスケジュールだわよ。

 あとも酒井の方が(今まで)戦国だったとか。(舞台は戦国時代のお話だから)

 見所はと聞かれ、見所はお前だろとか。

 いちいち飛ばした答えを変えしてくれる。この人でよかったね~。


 「ひとつ屋根の下で稽古をするわけですが…」(byサンジャポ、みんないちいち、サンジャポってコメント入れてくるから、そんな何かある番組なのかしら?)など何を絡めて質問してるって言うのも飛び出してた。
 

 今井さんもこいつ舞台を舐めてるんじゃないか的な感想を抱いていたらしいけど…執行猶予が明けないうちは稽古に出て迷惑をかけたくなかったら出なかったそうだが…その前の稽古の最中からそっと陰ながら見学にきて、さし入れして、のりPの代役の役者の動きや台詞を繰り返して覚えているのを見て、こいつ本気だなと思ったそうだ。


 この有名な人の代役を稽古でするって、まだ売れてない女優には結構大切なことでね。
 主役を稽古場でも演じると学ぶこと多いのよ。
 みんな通る道なのよ。

 でも本番は出ないとか、役がないということもあるんだけどね。

 そこは切ないわね。

 映像もんだと、本番が始まる時になると「お疲れさまでした」になりますからね。

 カメラが固定でのりPアップはなかったので、表情や綺麗かどうかはあくまで遠目でしか判らない。

 テレビカメラが撮ってたから番組で放送すれば判るんじゃじゃない。


 いや、今井さんが株をあげた。印象はそれに尽きる。


 復帰会見はお約束の問答を作ってだろうし、あんまり興味ない。

 この間にフォトセッションで、舞台用の宣伝写真を延々撮ってたから疲れた。

 3年間、生活費はどうしてたのか?という質問に、今までの蓄えを崩してたと言ってたけど、あるんだね~。それくらいの蓄え。
 あるだろうね。
 そこに人の助けが入ったら、どうにかなったろうね。(住んでいたのは、亡くなった世話をしてくれていた会長の持ち家というか、持ちアパートだったらしい。本人じゃなくて、元弁護士のお兄さんのかもしれない)

 あ、本人弁によると、今も介護の勉強はしてるし、時間はかかるけど続けるそうです。

 別に介護って、世話をすることだけじゃない。中にはボランティアでも介護施設を回ってその年代の人が喜ぶ歌や踊りやお芝居を見せることも1つだと思う。

 なんかのドラマで介護アイドルって言うのも出てたしな…(米倉涼子主演の「交渉人」かな)


 テレビで今井さんはほぼカットされるだろう。

 でも今井さんがよかった記者会見だった。


 私もニコ生、投稿できるんだ。

 えへ、何かしちゃおうかな???

「火垂るの墓」ロンドンで実写映画化

2012-11-24 13:39:38 | ニュース
 だそうだ。

 日本でも2回実写化されてるが、海外は初めだそうだ。ロンドンで行われるが、日本に来る予定は、今の所…判らん。

 野坂昭如氏の半自伝的作品で発表は1967年のこと。直木賞まで受賞した作品だ。

 ジブリがアニメ化して一気に認知度を上げた作品でもある。

 というより、ジブリ=火垂るの墓 だわな。

 でもジブリ作品って結構、舞台になっているのね。

 2011年には元宝塚雪組男役トップの朝海ひかる主演で「おもひでぽろぽろ」が舞台化されてる。

 「もののけ姫」も2013年4月にロンドンで舞台化されるそうだ。

 「Princess Mononoke」がタイトル。だろねー。

 音楽も子のためにわざわざ書き降ろされる。結構壮大な舞台になりそうだ。

 でも日本での公演の予定は今の所なし。


 しかし作品の生命って長い。そしてどんな運命を辿るか判らない。

 「火垂るの墓」が1967年の作品なんだ…。

 
 日本の作品が海外に出ていくのはいいことだ。

 どんどん出ていってほしい。そして愛してほしい。

フランスーテニス選手を送迎する運転手の気配り

2012-11-24 12:30:00 | 日記風
 あっちって、基本、スピード狂だ。
 追い抜かれたら追い抜き返す。それでも事故など起こさない。

 仕事で運転…観光バスなど人を乗せる仕事の人の場合は抑える…していても、当然それは出てくる。


 テニスの試合がある時、選手を送迎する専門の運転手がいるそうだ。500人。多いかな。

 とても繊細な神経を使う仕事だそうだ。

 選手は試合1週間前にはフランス入りして、そこで環境に合わせるための練習をする。そこから彼らの仕事は始まっているのだろう。

 選手は若い。中には家族、友人と一緒に載る場合もあるけど、その場合、車内はお祭り騒ぎだ。
 アドレナリン全開じゃない?

 かと思うと、寡黙な選手もいる。

 人それぞれだ。それにいちいち対応するのは確かに大変だ。狭い車内で、選手で2人きりで、あっちは沈黙を守っていると…きつぞ。

 でも選手って体力あるのね。

 夜になると、街に繰り出すらしい。

 試合があったその日にでもだ。

 よく五輪のとき、選手がどうたらという話を聞くが、テニスプレイヤーでさえ、それだけ元気なんだから、五輪となったらすごいことになっているだろう。

 街中にアドレナリンが溢れ、時に活気づくのだろう。

 ちょっと外れてしまうこともあるだろうが…。


 ある選手が、試合当日、会場についたら、ラケットを忘れていることに気づたことがあるそうだ。

 一見、抜けてる話だけど、彼らは試合中、大きなプレッシャーと戦っている。

 一見、どうして?って行為でも、実は


 怖い。逃げたい。もうダメだ。


 その気持ちが心の奥底の無意識の部分で動いて、ラケットを忘れるという行為になるのかもしれない。

 よく電車を乗り間違える、降りる駅を間違えるというのも、実は行きたくないという無意識がそれをさせるというのは有名な話だ。


 ここで運転手が取りに帰るそうだ。

 試合時間もあるし、その前に練習もしないといけないから、運転手も気が気じゃない状態だろう。

 運転手は試合中、休みもない。

 テニスと言ってみんなが楽しむ競技だが、こうして、それを支えている人々はたくさんいる。

ミステリー小説になりにくい時代

2012-11-24 09:39:57 | 日記風
 今さっき、赤川次郎さんがテレビで話してたらしい。
 
 最後の数秒しか見れなかったわ。


 誰か後で内容をブログにアップしてくれないかしら?


 じゃなかったら、再放送を!


 でも珍しい。


 しかし、確かにそういう時代にはなっている。

 もうずい分前からだ。


 20年前になるんでしょうかね。

 オウムがサリンまいた時からミステリー(推理小説と言ってもいい、そちらの方が相応しいかもしれない)が成立しなくなったと他の作家が言っていた。

 だって、強制捜査がいやでサリン捲かれたら…。

 推理小説で、理由をそれにしたら絶対、却下される、馬鹿言ってんじゃない、リアリティーがないと編集者に言われる。

 でも現実でそれが起きちゃったんだもん。

 小説を現実が越えちゃったんだもん。


 作家は何をかけばいいの?


 理屈が繋がらない事件が起きてきているのが、平成という時代だ。

 よりやりにくくなっているのは当り前だろう。

 サリン事件に遭われ、今も苦しまれている方にはこういう例を出すと申し訳ないが、作家たちも大きな岐路に立った時代があったのだ。

 そして今もその岐路は続いている。

積木くずし 最終章 ~第1夜~

2012-11-24 00:03:44 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 俳優・声優としても活躍してきた穂積隆信氏が、かつて日本を揺るがせるほどヒットさせた「積木くずし」(アートン 完全復刻版)という本を書いた。
 その彼が、あの主人公の娘となった子どもは自分の子ではなかったと言い出したのは、この春のことだ。
 「積木くずし」刊行から30年が経っていた。

 そして同時にそのいきさつを書いた「積木くずし 最終章」( 駒草出版)を出した。妻の残した真実と言われるものを同時に載せていた。

 他人にはなが真実か推し量ることはできない。

 まして娘を産んだ母、娘自身もすでにこの世の人でない今、誰も何も言えない。穂積氏の話があるだけだ。



 基本の話は、娘(ドラマ化された劇中・役名:灯)が非行に走る所から始まる。
 どうしていいか警視庁少年係、佐竹氏に相談し、親として揺らぐな、娘に見透かされると舐められるとアドバイスを受ける。

 灯は父の心を見抜いていた。自分のために、世間体のために言っている。自分のためじゃない。そのことに気づき、安住はその通りにして必死に灯のために灯を立ち直らせようとした。

 そして灯は1度は立ち直る。

 しかし、再び、本が出たことが原因で世間の注目を浴び灯の転落が始まる。



 父親はロケ先で母親と出会い、一目ぼれと同情で結婚をした。

 母の家は九州にあり、戦後女には仕事がなかったため親の代から愛人を生業としていた。
 母となる(役名:美希子)もそうだった。父(役名:安住)はろくに彼女と付き合うこともなく守りたいがため、東京に呼び寄せ結婚する。

 そして妊娠が発覚する。
 妻、美希子はその子どもを自分自らと共に殺そうとする。
 何故かと問う夫に自分は身体が弱いから生まれてくるこの子も身体が弱くなると告げる。
 安住は妻と娘をなんとしても守ろうと決意し出産にする。

 しかし暗い美希子に疲れ、居酒屋の女と情を交わす。美希子と別れて結婚まで考える。しかし、その矢先、居酒屋の女が姿を消した。
 安住は家に帰り、平穏な日々が戻ったかに見えた。

 しかし灯は内臓疾患を持っていて何度も大きな手術をした。その薬の副作用で髪が赤くなり、

 俳優の子だらかって意気がってるんじゃない

 と13歳の頃、先輩たちにリンチを受け顔を剃刀で切られる。それどころか、灯はそれを父にも母にも話さなかったが男子生徒からレイプを受けている。

 灯の転落はここから始まった。

 立ち直った灯だが、本が出て親は再び講演で全国を飛び回る。灯は置いてけぼりを食らったように再び転落を始め、今まではシンナーやたばこだったが、今度は覚せい剤に手を出す。

 少年院から灯が戻り、今度こそと思っている矢先、美希子と灯が、あなたに詫びても許されない過ちを冒したと姿を消す。

 このときになり安住の持っていた土地、本の印税、光熱費など全て払われておらず、美希子が会計士と言っていた男が実は金貸して美希子は多額の借金をしていたことを知る。安住が払う金額は億に上っていた。

 安住を助けてくれていた祥子と再婚した。

 積木の家というスナックでママをしている美希子、ホステスをしている灯を訪ねる。
 そこには会計士と名乗っていた黒沼がいた。

 責める黒沼を灯が連れ出す。

 灯は肝臓がどうしようもなく弱っておりあとは移植しかないと言われる。しかし父である安住は60歳を過ぎていたことから断れる。その変わりを買って出たのが、母の美希子だった。

 しかしその後、灯が助かったことを見届けるように自ら首を切り、自死する。そのあと始末をしたのは灯1人だった。
 
 お父さんは来ないで、私1人でできるから。お父さんが来るとまたマスコミが来るから。

 3日後、安住と祥子と一緒に暮らすようになっていた2人の家に灯が戻ってくる。
 灯は手に大きな包帯を巻いていた。どうしたと問うと、熱いうちに母の骨を握ったという。しかしこれがこのあとの話を引っ張る真実を秘めていた。

 大阪公演の最中、灯は祥子に公演を見てくるように勧め、自分1人が家に残った。そしてその間に1人寂しく世を去った。この時35歳だった。あまりにも早すぎる死だった。

 そして安住は灯の思い出整理をしていて1冊のノートを見つける。
 少し焼けていた。
 灯が母の骨を掴んでやけどをしたと言ったのは、このノートを母の言いつけ通り、自分が読んだら父に見せずに燃やそうとして火を消したために負ったやけどだった。



 穂積氏が本を書いたのは、純粋に同じ悩みを持つ親のための手引きになればと思っていたのかもしれない。
 しかし、結果は思いがけない方向へ流れていく。それが一家を不幸に引きづり込む。

 切なく、人生とは思いがけない方向へ流されて行くものだと思う。 

 穂積氏は何故本を書いたのだろうとずっと悩んでいたという。
 書かなければ、今でも美希子も灯も生き、幸せに暮らしていたかもしれない。

 穂積氏は業が深いのではないかと思う。
 俳優としての業。それは才能であり、頂点に登らせるものだ。
 しかし対価を要求する。現実の生活を壊し、それを栄養にして業(才能)を開花させる。
 そのためには同じように業の深い人間がそばに寄ってくることになる。それでなければ彼の中にある才能が生きることができない。

 調べてみると彼の父は歌人であり、教育家としても有名だったらしい。本を作るという意味でも彼は業が深かったのかもしれない。

 しかし30年前にヒットした作品が、今になって実は自分の子じゃなかったと言われてもね…。
 じゃ、あの話は何だったんだろうと思う。

 穂積氏が1番困惑している事態かもしれないが、こちらも彼の人生、彼を取り巻く家族の人生を考えてしまう。